5月2023

まだまだ精進

相手の良いところを探すというのはなかなかに難しいことです。これは会社や人間関係だけではなく、保育や教育においても同様のことが言えるような気がします。どちらかというと私も人を褒めることは苦手で、ついイライラしてしまって相手に言葉を投げかけてしまうことがたびたびあります。そのたびにどううまく相手との関係を作っていけばいいのかと考えることばかりです。

 

最近では、様々な育児書を読むというよりも、マネジメントの本を読むことがおおくなりました。そういった意味でマネジメントに悩んでいるのですが、その反面、マネジメントやコーチングの話はそのまま保育や子どもをどう見るかという姿勢と非常に共通しているという事に思うことも多くあります。

 

たとえば、今読んでいる佐久間亘志の「ずるい仕事術」にこう書かれていました。「どうしてもいやな人と仕事をするとき、おすすめの方法がある。~~相手とのやり取りを不毛なバトルに発展させないためのテクニック」というところからコントのタイトルこーるのように「コント:性格の悪い人」とコールを入れるだけで自分と相手を客観的に眺められるようになり、こうやって相手との関わりを客観的に見ていくことで、「後でどうやってネタにしよう」と面白がるようにしているそうです。

 

この「面白がる」という考えは育児においても、保育においても大切な要素であるように思います。ある先生がうちの園に見学に来た時に子どものいたずらに対して「よくその発想が思いついたね」といたずらを肯定的に見ていました。一見人から見るいたずらといったネガティブな行動も、その人から見ると可能性のある活動として捉えたのです。

 

また、佐久間さんは「悪口はコスパが悪い」とも言っています。悪口を言っていると自分が相手の欠点に目を向けやすい状態になると話しています。最近では自分がまさにこの状況で、よくよく気を付けていないと、よく陥ってしまっているように思い反省する内容です。しかし、これも保育の中や育児において同様の状況はあるように思います。子どもの様子をどうポジティブに見るか、一度深呼吸して今の自分の状況を客観的に見てもいいのかもしれません。

 

最後に「人を褒めるのが苦手、良いところを見つけるのが苦手という人は、同僚を褒めたら相手の評価が上がってしまうかもという対抗心や嫉妬心がその理由になっているのかもしれない」とあります。これは保育というよりもマネジメントの中での話ですが、この言葉は自分自身にとても響いた言葉です。つい、悪口を言ってしまうことが最近あり、人の悪いところばかりを見てしまい、「どうしたらいいのか」と迷っていましたが、こういったポジティブな人の本を読むと、自分自身まだまだ人としての器が小さいという事を痛感します。

 

GWが終わる、、

今、GWを終えて新幹線で新大阪駅に向かっています。明日から仕事だと思うと気が重いのですか、決して仕事が嫌いなわけではありません。色々と悩まされることもあるし、楽しいだけではないのですが、保育という仕事はやりがいのあるものです。

 

自分は今役職について先生たちとコミュニケーションをとりながら保育をしていますが、先日保育園でこんなことを話しました。「私は先生たちの相談には乗りますし、保育のビジョンは話せます。しかし、それを実行に移すことはでしないですし、それをするのは先生たちです。私ができるのは思いを託すことだけです。」そうなんです。私ができることはない思いを託すことしかできないのです。いくらいいことを思っても、それを先生たちが良いと思ってくれないと実現はできません。これはどの仕事でもそうだと思います。

 

どうやったらこのことが実現するのか、永遠の課題となりそうです。でも、今はそう言わせてもらえる環境があるだけマシかとも思います。ここまで言い切るのはこれまで怖かったということもあります。「はいはい、また言ってるわ」と、思われることが怖かったのもあります。しかし、今は言えるのは職員の皆さんを信じることができるようになったからなのだろうと思います。今ある環境をありがたいと思える。これは自分の成長なのかなと思います。