アメリカの職業ランキングと日本の未来

繰り返しの話になるのですが、やはりというニュースが東洋経済のニュースにありました。これは2026年2月27日の記事だったのですが、経営コンサルタントの日沖健さんの記事で「アメリカの成長職種ランキングTOP25から占う日本の未来」というものです。

 

よくアメリカの今は10年後の日本の状況を先取りしていると言われているそうです。10年と言われるとかなり先のように感じますが、今のアメリカでの労働市場の変化を見ればこれからの日本の社会を占ってみようというのです。では、今どの職業が伸びているのかと言うと、上位5位まではAI関連の職種が急成長しています。AIエンジニア、AIコンサルタント、データーアノテーター、AI/機械学習りさーちゃー、どの仕事もどんなことをするのかぼんやりしかわかりませんが、やはり今の時代はAIなのですね。一方で、プログラマーなどのソフトウェア関連の職種はランク外になっており、AIに置き換わってきているそうです。その次に人気になっているのが創業者やベンチャーパートナー、資金調達担当者などのいわゆる企業関連の職種です。リーマンショックやコロナなどで下火になっていたのが、AIを中心にまた企業熱が上がってきているそうです。そして、第三に住宅や広告、旅行といった伝統的分野で特に営業職が人気だようです。

 

この伝統的な分野といわれるものがなぜ人気になっているかというのか。この理由が保育にもつながりますし、これからの時代に必要とされるスキルに裏付けされているように私は感じます。日沖さんは営業職がAI時代になくならないかというのをこう書いています。「少額なもの、繰り返し購入するもの、日用品などについては、ネットショッピングやエージェンティック・コマースを利用し、安く手早く購入するのが合理的です。しかし、高額でまれにしか買わないもの、たとえば住宅・保険・自動車などについては、人は『変なものを買って損したくない』と考え、営業職員から買おうとします」確かに、今でもAmazonや楽天などを通して、ものを買う人は多いですし、小売りのものはわざわざお店で買いに行かなくなっている時代です。しかし、失敗したくないものは確かにしっかりと情報と話を聞いてかつ相談をしっかりしたいと思うのではないでしょうか。

 

しかし、ここで活躍するには一つの条件があります。これについて日沖さんは「もちろん、営業職なら誰でも大もうけできるというわけではありません。(中略)人として信頼できること、コミュニケーションの能力があること、また『この人から買いたい!』と顧客に思わせる魅力があることが重要である」と言われています。このことは保育においても、大きく関わるところだと思います。

 

AIが大きく発展していく中で、「AIをより発展させてる職業」、「AIをどう使うかという職業」、そして、「AIができない職業」と分けられるようですね。特に最後の営業職の話は保育に多くつながります。コミュニケーションというのは私は勉強でできるものではなく、人と関わる経験値を通して学ぶものだと思っています。人とぶつかり、話し合い、関わる中で人はコミュニケーションを学びます。特に今の時代、その経験ができるのは保育施設や学校現場だと思っています。だからこそ、遊びを通して環境は特に重要だと思っています。また、それと同時にAIを活用した職業においても「誰のため、なんのため」というのはついて回ります。それは社会の変化や生活の豊かさを中心であるものであってほしいですし、そういった意味でもコミュニケーション能力は大きく関わってくると思っています。単に職業から見るということではなく、そのための人材を育てるためにどういった保育や教育を考えていくことが重要です。特に子ども同士が主体性をもって活動する場というのは今後より重要性を増してくると思っています。

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