5月5日『こどもの日』

今日は『こどもの日』です。

漫画ワンピースの主人公・ルフィの誕生日でもあります。笑

プチ情報はさておき…

今日は、子供達の成長を願う日。

だけでなく、ナゼこどもの日なのか…

大人がしっかり把握しておく必要がある日なんです。

▼こどもは親の所有物!?

約80年前…

御存命の方々がまだたくさんいらっしゃいますが…戦前戦後…子どもは人間ではなく、物扱いされていました。

親の所有物

・親が子を商売道具として扱う

・親が金銭のために結婚相手を決める

・親が生死を決める

今の時代に聞くと、パワーワード過ぎて児童虐待を感じずにはいられませんが、昔は当然とされていた時代がありました…それが、わずか80年です。

歴史では習った…とかではなく、残念ながらまだ今の時代にも親の虐待をはじめ、いじめ、非行、貧困など数多くの社会問題が存在しています。

そのような背景があり、日本では71年前の今日、1951年5月5日子どもは物ではなく人である!親の所有物ではない!と日本国民に広めた『児童憲章』が制定されました。

▼『児童憲章』

児童は、人として尊ばれる。
児童は、社会の一員として重んぜられる。
児童は、よい環境のなかで育てられる

前文は、たった3行。されど3行。

さらに、児童憲章には12個の約束も記されています。かつての大人達が、子どもたちと交わした大切な約束を、大人になった私達が、次へ繋げていきたいと思っています。

鯉のぼり・柏餅・五月人形・そして児童憲章、という子どもの日の背景を知るのもまた、大切なことかなと思い、本日はブログに綴りました。

児童憲章は、母子手帳にも書かれています。

わかりやすく解説している絵本もあります。園にも置いていますので、ぜひお手にとって読んでみてください。

『児童憲章』全文はこちら