12月2021

公園に出発! そよかぜぐみ 1歳児

毎月行っている避難訓練。移動の時に使っている避難車に乗ることが嫌で泣いてしまう子多くいたため日常生活の中で楽しく乗ることができればと思い外遊びの時間にバスに見立てて乗ることに!!

「そよかぜ組前~バスが止まります。ご注意ください~」と言うと

「バス?乗る!」と大はしゃぎの子どもたち。

「あちらに見えますのは~すべり台です~」とバスツアーに見立てて避難車に乗り幼児園庭を見学しに行きました。

何度か乗っていると実際の避難訓練の時に避難車を出すと

「乗りたい!」「乗る!」と子どもの方から乗りたいという声が…

おかげで乗ることが嫌で泣く子も少なくスムーズに避難することができました!!

以前から担任同士で散歩に行きたい!と話していたので避難車に乗ることを楽しんで子どもたちと隣の桜が丘公園へ行くことにしました☆

「隣の公園へ散歩に行こう」誘うと

「バス乗る?」「お散歩いくの?」と初めてことでの興味津々!!

靴を履くと避難車に乗せてほしいとジャンプをして「どこ行くの」とワクワクが止まらない様子でした。

いざ出発!

事務所に寄り「いってきます!」と元気に言うことができていました。園の外に出ると

「車あった!」「救急車音するね~」「飛行機あった!」と周りの物に興味津々でたくさんお話してくれる子どもたち。

公園に着き「あそびにレッツゴー!」の掛け声をすると勢いよく走り出していました。

公園には落ち葉や動物の形のスプリング遊具、鉄棒があり園庭にはない遊具に夢中でした。

スプリング遊具に「乗る~!」

「10数えたら交代ね」と保育士が伝えると「1.2.3…」と一緒に数え10になると「交代~」と子どもたちの方から声をかける姿が見られ成長を感じました。

鉄棒を見つけると「ぶらーんするねん」と見せてくれたり…

広い公園で「まてまてしよう」と追いかけっこを楽しんだり身体を使って思いっきりあそびました。

落ち葉をヒラヒラさせたりナンテンのの実を見つけ「赤い実あった!」と集めてお土産に持って帰ったり季節を感じながらあそぶこともでき大満足の子どもたち。

「また公園行く?」「前行ったね」と楽しかった思い出を今でも話してくれています。

隣の公園だけでなく子どもたちが興味を持っている働く車なども見に行けたらと計画中です。

「ポストってなあに?」 にじぐみ 3歳児

クリスマスが近づくと、事務所前にサンタさん宛てのポストが登場しました!

子どもたちが自分で白い紙を取り出して色鉛筆やマーカーで、

「これサンタさんに描いたの、入れてきたい!」 「お姫様のプレゼント欲しいって書いた!」

など思いをこめて手紙を書き、投函する姿がありました。

「手紙ってなあに?」「ポストってなあに?」

朝の会で、ハガキ(手紙)に名前と家の名前(住所)と郵便番号を書いてポストに入れると返事が返ってくるよと話をすると・・・

「ゆうびんマーク?」

「今日来るとき、ポスト見つけたで!」

「家の近くにあった」

「ハガキってどこにあるん?」

「郵便ポストってどこにあるん?」

と不思議に思ったことや知っていることがたくさん出てきました。

今までは、手紙を書いてサンタさんのポストに投函することが楽しみでありましたが、名前と郵便番号と住所を書くことを知り、

「おなまえかいた?」

「サンタさんへってかいて^^」

と子どもたちで気づき、見せあいっこをしたり、忘れていないか確認したり、

担任に「なまえかいて~」とお願いすることが増えてきました。

「ポストを探しに行こう!」

コロナ禍が続いたこともあり、散歩に行くことも減っていましたが、園の周りや知らない道を知りながら楽しんで欲しい、散歩の経験を増やしていきたいという思いもあり、子どもたちからポストを知っている子もいたので、にじぐみさんでポスト探しに行きました。

「みてー!ここにある」

「この道、いつもお母さんと帰る時みるねん」

「このポストにはキンタくんもいるで」

とポスト探しはたくさんのポストが見られるようになりました。

散歩中に実際に街の方が投函する姿を見て、子どもたちも「やってみたい」と・・・

「郵便局にハガキを買いにいこう!」

友達と2人で手を繋ぎ、郵便局まで歩きました。

「またポスト見つけたで」

「ここにもあったんや!」

「このお家、工事中や」

「車きたよ、あぶないで」

建物の様子を見たり、イチョウの葉っぱを見つけたり、

危ないときには子ども同士で声を掛けあったり・・・

郵便局に着くと、たくさんの街の人がいたので、ハガキを実際に自分たちで

買うことは出来ませんでしたが、郵便局の中に入る時には、「大きな声を出したらうるさいって思うから、忍者になろう」と子どもたちと話をして入りました。

中に入る時もドキドキしながら、街の方や働いている人の姿に目を輝かせて見ていましたよ。

「ポストに投函完了☆彡」

ハガキには、赤、緑色の画用紙の靴下型にクレヨンで自分たちで絵を書きました。

「○○ちゃんと同じ色にしてん」

「飛行機くださいってかく!」

個性豊かなハガキが完成しました☻!

ポストに入れる時には、「まえいったことあるな!」と

散歩でポスト探しをしたことを覚えていたにじぐみさんでした。

遊びの中での経験によって、「子どもたちがポストにいれてみたい!」との言葉から、リアルな実生活の経験に繋がった出来事でありました。リアルな実生活の経験をしたことにより、子どもたちのイメージはより広がっていくと感じます。この経験が子どもたちの遊びをさらに豊かにできる材料となり、4、5歳になるころにはどんな遊びが展開されるのか担任の私たちも楽しみにしています。

「この楽器は…??」 ほしぐみ 4歳児               

ある日、「太鼓作ってん!」と素材の割りばしやラップの芯で缶を叩き音を出すお友だちの姿がありました。「なんかこことここ叩いたら音違うねん」と叩く場所や叩く強さで音が変化することに気が付きました。缶の太鼓で遊ぶ中で「ほんとだ!太鼓みたい!」「もう一回鳴らして!」と音に興味を示した子どもたちと早速実際の楽器に触れてみました。

まずは、楽器を隠して音を聴き…楽器当てクイズ!!!

「はーい!これ分かる!」と自信満々に答えたのは、“タンブリン”と“カスタネット”と“鈴”。「うーん。形は分かるんだけど…」と形は頭に浮かんだけれど名前が出てこない “トライアングル”。「へぇ~初めて聞いた!」と初めて音や名前を聴いた“ウッドブロック”。

楽器の名前を知ったあとは、色々な楽器を触って音を出してみました。

「どれにしようかな…」と使う楽器をじっくり選んだり、「タンブリンしてからトライアングルにするー!」と様々な楽器を手に取ったりしながら楽しんだり、楽器に触れていく中で、「手をパーにして叩くとこんな音で、こうやって(1本の指)叩くとこんな音!音が違うの!」 「ひもを持つとこんな音だけどこっち(トライアングルの上のところ)を持つとこんな音になるんだよ!」と叩き方、持つ場所でも音の鳴り方が違うことに気付いていました!「次トライアングルかーして!」と友達同士で貸し借りしたり、「ここを持つんだよ」と持ち方を優しく教えたりして友達と関わる姿や「ジングルベールジングルベールすずーがなるー♪」と季節の歌を歌いながら友達と楽器を鳴らして楽しむ姿がその後あちこちで見られました。

最後は好きな楽器を一つ選び、みんなで“おもちゃのチャチャチャ”と“山の音楽家”に合わせて楽器を叩いたり、大きな声で歌を歌いながら楽器を叩き楽しむ姿もありました。

これからも、空き箱や缶、キャップなどいろいろな素材から音が出ることや本物の楽器の音を聴いて楽しみながら、子どもたちの「こんな音も出るんだ!」「楽しかった!またやりたい!」の言葉や発見・興味関心を大切に楽器あそびを楽しんでいきたいと思います。

ドッヂボール大会 そら組 5歳児

先日、近隣の保育園(パステル保育園さん)と5歳児交流を行いました。

今回行ったのは、ドッヂボール大会です。各園2チームに分かれ、外野ありの公式ルールで行いました。

「ぜー-ったい勝ちたい!」「狙いを定めて投げればいいねん!」と朝から気合十分のそらぐみ。

「パステルにお友達おるかもしれんねん!」「どんな子おるかな」とみんなワクワクしているようでした。

いざパステル保育園の子どもたちと対面すると、「ドキドキする・・」と少し固い表情の子どもたち。

まず始めは、園で楽しんでいる体操を伝え合います。

そらぐみが披露したのは、フェスティバルでも行った「チェケマッチョ」!

「チェケマッチョ!ゴリマッチョ!」の声からも、子どもたちのドキドキが伝わり、

普段の園生活ではなかなかできない“緊張”の経験をしました。

体操の後は、4グループに分かれて自己紹介を行いました。

このグループは、小学校に行くまでに知り合いができたら・・という願いを込めて、

事前に担任同士で相談して、小学校区ごとに振り分けをしています。

同じ小学校のお友達もいれば、違う小学校のお友達もいて・・

ドキドキしながらも初めて出会うお友達と温かい雰囲気の中で話をしていました。

そしていよいよドッチボール大会の始まりです!

気合十分で挑みますが、開始後すぐにパステル保育園の子どもたちのスピードと力強さに圧倒され、

次々と当てられてしまったそらぐみ。

「めっちゃ強いな!!」「あれほんまに5歳児!?」そのすごさに応援している子どもたちもびっくり。

さて、1回戦、2回戦と負けが続き、どんなことにも全力で勝ちたい思いがなによりも強い子どもたちは

すでに涙を流し・・。

「まだ終わってないよ!もう一回できるよ!」という私の喝!で、

「全部の勝負が終わったら泣いていい?」と涙を堪える姿もありました。

負けていても悔しくても、途中で諦めることなく最後までやりきろうとする姿から、

リレー(フェスティバル)で最後までやりきった達成感が子どもたちの力になっているなと感じました。

3回戦、4回戦と一生懸命戦いましたが、結果は全敗・・

集団で泣く姿に、パステル保育園のお友達も驚いていました。

しかし本気で取り組んでいたからこその姿であり、私はこの子どもたちの姿を強みとして捉え、

これからも大切にして欲しいと願っています。

何よりも、最後の挨拶までしっかりと全員がやり遂げたこと・帰り際には、パステル保育園の子どもたちに

「なんでそんなに強いの?」と素直に聞くことができたことに成長を感じました。

「ボールを持ったらすぐ投げる!」「背中を向けて逃げない!」「ボールを投げたらすぐに逃げる!」

と園に帰り、ドッヂボールの基礎的な部分から確認を行い、練習に励みました。

コツを掴むのが早いようで、少しの練習でも上達しているように感じます。

繰り返し練習することの大切さを感じていきながら、

いつかまたパステル保育園さんにリベンジを挑みたいと思います!やるぞ、そらぐみ!

落ち葉遊びや避難車に乗って おひさま組 0歳児

今年ももう終わり、新しい年が始まりますね!

子ども達は寒さにも負けずお外遊びが大好きです!

季節ごと新しい発見に興味津々で日々驚きと発見の繰り返しです。

最近では避難車に乗って幼児園庭へ散歩に行っています!

赤ちゃんを抱いて座っている子供たち

低い精度で自動的に生成された説明

始めは避難訓練の時にしか乗らない乗り物で少し怖い気持ちがあった子ども達も段々とたそうに指差ししたり引っ張って出そうとしてくる姿も見られるようになりました!

いざ乗ってみると動きながら見る景色はまた違ったように見え、揺れる木々や色が変わった紅葉、他クラスの友達の遊ぶ姿。

色々ものを見ることが出来てとても嬉しそうです!

クリスマスツリーを指差しながら綺麗な飾りを見て「キラキラ」と口ずさんだり、「これ!」と知らせてくれたりし、一人一人見るところが違って、みんなと共有するのが面白いです!

避難車から降りて地面に立つとまた目線も変わり隣の公園に咲く花のところへ行きじっと見つめたり大きな木のベンチに頑張ってよじ登り腰掛ける姿も見えてとても可愛らしいです!

違う形の葉っぱを手に取り見せてくれたりもしました!

また違った世界に入ったかのようにうきうきのおひさま組さんです☀️

乳児園庭ではたくさんの落ち葉で遊んでいます!

山積みになったところに乗ってふわふわを楽しんだり、保育者の真似をして手掴みし、頭の上からヒラヒラ落として楽しんだり、踏んだ時のザクザク感を楽しんだり、バケツに一枚ずつ拾って集めたり。子ども一人一人違った楽しみ方をそこで感じる感覚を一緒に共有しながら日々楽しんでいます!

色々なところから新しい遊びを見つけて刺激をもらい、やってみての繰り返しを体感し、遊びの知識として身に付いていくのだと改めて感じました!

つきぐみコックさん! つきぐみ 2歳児

4月から、ままごとやジュース屋さんごっこ、お医者さんごっこやクッキー屋さんごっこなど、たくさんのごっこ遊びの中で色んな役になりきることを楽しんできました。

お母さん役と赤ちゃん役、店員さん役とお客さん役と役割に分かれて遊ぶ姿や、友達とイメージを共有しながら一緒に遊ぶ姿、友達とやりとりを楽しみながら遊ぶ姿などがよく見られるようになってきました。

そこで新しくエプロンやコック帽を用意すると…

「わたしこれやる!!」「ぼくもぼくも!」

「おまかせおまかせ~(絵本『おまかせコックさん』のフレーズを真似て)」 と、つきぐみさんがあっという間にコックさんに変身☆

「コンコン、パカッ」「まぜまぜ」「ぐるぐる~」「まぜまぜじょうずでしょ~」 とボウルに食材を入れ泡立て器で混ぜたり、

「トントントン」「ザクッ」「ほうちょう、あぶないよ!」

と包丁で切ったり、

「みててよ~」「クルッ」「すごいでしょ!」

とフライパンで焼いている食材をフライ返しを使ってひっくり返したり、

コックさんたちがハンバーグやお子様セット、クッキーやピザ、ラーメンやカレーライスなど、たくさんのごちそうを作ってくれます♪

最近はクリスマスも近くなっているということもあり、ケーキ作りに励んでいます。 ケーキ作りはもちろんのこと、

「いらっしゃいませ~」「(メニューを見せながら)どれにしますか?」「これください。」

「わかりました、少々おまちください」「これはうりきれです。こっちのはありますよ」

「はい、これハッピーセットのおもちゃです」

「おかねください」「はい、おかねです。」「ありがとうございました!」

と接客や、

「ピンポーン」「おとどけものでーす」「チョコレートケーキです!」「はんこください」

と丁寧に箱に詰めて家まで今流行りのウーバーイーツ的デリバリーもしてくれます。

オーブンを素手で触ろうとする担任に「だめー!!あちちなる!」と鍋つかみの使用を促したり、作ったごはんが床に落ちるとバンダナを雑巾代わりにして拭くなど、より具体的なイメージを持ってごっこ遊びに取り入れている子どもの姿もあります。

2・3歳の年齢では、何かになりきって遊ぶことや、自分が経験したことを再現して遊ぶことを楽しみ、そして徐々に役割に分かれて遊ぶことが出来るようになっていきます。

また、この年齢での遊びは5歳児になったときの遊び・集団生活の土台にもなります。

子どもたちがたくさんの素材や道具に触れることができ、また、子ども一人一人の自由なイメージや発想を受け止めながら一緒に楽しむことやストーリーや季節感、時間を意識できるような言葉をかけること、そういった環境設定や関わりを意識しながら日々保育を行なっています。

現在行なわれているごっこ遊びがどのように展開されていくのか、

つきぐみコックさんたちが次はどんなごちそうをふるまってくれるのか、

今後も楽しみです♪