つきぐみコックさん! つきぐみ 2歳児

4月から、ままごとやジュース屋さんごっこ、お医者さんごっこやクッキー屋さんごっこなど、たくさんのごっこ遊びの中で色んな役になりきることを楽しんできました。

お母さん役と赤ちゃん役、店員さん役とお客さん役と役割に分かれて遊ぶ姿や、友達とイメージを共有しながら一緒に遊ぶ姿、友達とやりとりを楽しみながら遊ぶ姿などがよく見られるようになってきました。

そこで新しくエプロンやコック帽を用意すると…

「わたしこれやる!!」「ぼくもぼくも!」

「おまかせおまかせ~(絵本『おまかせコックさん』のフレーズを真似て)」 と、つきぐみさんがあっという間にコックさんに変身☆

「コンコン、パカッ」「まぜまぜ」「ぐるぐる~」「まぜまぜじょうずでしょ~」 とボウルに食材を入れ泡立て器で混ぜたり、

「トントントン」「ザクッ」「ほうちょう、あぶないよ!」

と包丁で切ったり、

「みててよ~」「クルッ」「すごいでしょ!」

とフライパンで焼いている食材をフライ返しを使ってひっくり返したり、

コックさんたちがハンバーグやお子様セット、クッキーやピザ、ラーメンやカレーライスなど、たくさんのごちそうを作ってくれます♪

最近はクリスマスも近くなっているということもあり、ケーキ作りに励んでいます。 ケーキ作りはもちろんのこと、

「いらっしゃいませ~」「(メニューを見せながら)どれにしますか?」「これください。」

「わかりました、少々おまちください」「これはうりきれです。こっちのはありますよ」

「はい、これハッピーセットのおもちゃです」

「おかねください」「はい、おかねです。」「ありがとうございました!」

と接客や、

「ピンポーン」「おとどけものでーす」「チョコレートケーキです!」「はんこください」

と丁寧に箱に詰めて家まで今流行りのウーバーイーツ的デリバリーもしてくれます。

オーブンを素手で触ろうとする担任に「だめー!!あちちなる!」と鍋つかみの使用を促したり、作ったごはんが床に落ちるとバンダナを雑巾代わりにして拭くなど、より具体的なイメージを持ってごっこ遊びに取り入れている子どもの姿もあります。

2・3歳の年齢では、何かになりきって遊ぶことや、自分が経験したことを再現して遊ぶことを楽しみ、そして徐々に役割に分かれて遊ぶことが出来るようになっていきます。

また、この年齢での遊びは5歳児になったときの遊び・集団生活の土台にもなります。

子どもたちがたくさんの素材や道具に触れることができ、また、子ども一人一人の自由なイメージや発想を受け止めながら一緒に楽しむことやストーリーや季節感、時間を意識できるような言葉をかけること、そういった環境設定や関わりを意識しながら日々保育を行なっています。

現在行なわれているごっこ遊びがどのように展開されていくのか、

つきぐみコックさんたちが次はどんなごちそうをふるまってくれるのか、

今後も楽しみです♪