2月2022

おにはそと! そよかぜぐみ 1歳児

絵本『おめんです』に鬼が出てきてくるのですが、なぜか子どもたちは鬼が好きで「読んで~」とお気に入りの絵本です。

鬼には怖いけど興味があるようで2月の節分にちなんで
鬼のお面を作ることにしました!!その前に市販で配布されている鬼のお面のお部屋に用意すると「うわー鬼や!」「鬼だぞ~」とお面を頭につけて走っていました!

豆まきもしたら楽しいのではと思い、窓に鬼のお面を貼りつけました。豆は新聞紙を丸め黄色折り紙を貼り付け、豆に見立てて作りました。保育士が「鬼はそと~福はうち~」と言いながら豆を投げると、子どもたちも真似をして鬼に向かって思いっきり豆を投げています!

いざ鬼のお面作り!!

ミツロウのクレヨンで鬼の髪の毛を描いて目やくち、角のシールを貼りかわいい鬼のお面の完成です。

作りながら進めていくと子どもたちの方から

「おめめ貼る!」「ねんねしてるおめめ」「お口貼る!」などと言いつつ貼っています。

中には市販のお面を見ながら目やくちを貼る子どもの姿も見られました。何かを見ながら物を作ることができるのだと成長を感じました。

完成したお面がこちら↓

自分たちで目やくち、角の数や位置を考えて貼り個性豊かなかわいい鬼のお面が出来ました!!

その後あそびが広がりお外でも子どもたちが作ったお面を被ったり、指で鬼の角を作り「鬼だぞ~」「食べちゃうぞ」と言いながら追いかけっこを楽しんでいます。また庭のせんだんの実やボールを豆に見立てて投げて遊んだり寒さに負けず元気な子どもたちです!!

節分の季節は終わってしまいましたが、まだまだ鬼ごっこで遊んできたいと思います。

「ひなまつり楽しみだね☆」にじぐみ 3歳児

もうすぐ3月になりますね✿3月3日は、「ひなまつり」の日ですね。

子どもたちが事務所の前に飾ったひな人形をまじまじと見ていたので、

部屋の中にひな祭りの人形のイラストを飾ってみると、

「○○ちゃんもおひなさま作りたい!」と子どもたちから作りたいとの声があったので、

製作してみようと話をして進めていきました。

子どもたちに「男の子は誰か知っている?」と聞くと、

「分からない」と言っていましたが・・・多くの子はお雛様は分かるようでした♬

製作では、コーヒーフィルターを使用し、 ハサミでコーヒーフィルターを切り、お雛様が着る着物の服を作りました。

切ったコーヒーフィルターにマーカーペンで好きな色をで塗ったり、

模様を描いたりと子ども一人ひとり思い思いに描きました。

「どんなお顔にしようかな」

「○○色の服にしよう」

着物の柄は、にじみ絵という技法をしました。

コーヒーフィルターに霧吹きをつかって水をかけ、

自分たちで描いた絵がにじんでいく様子を見て、

「わー絵が変わった!」

「色が混じったよ!」

「こんなに色まじるのなんでやろ?」

「きれいな色になったね」と

驚きの連続の子どもたちでした。

子どもたちが顔もマーカーペンで描き、

着物と顔をのりで貼ったりして、それぞれが

完成を目指して進めていきました!

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「ここに貼ろうっと」

「こんなんになったよ」

子どもたち一人一人がハサミやのりといった道具を使って、

自分で作り終えた時には

「みてー!」

「こんなんできたー!」

という声がお部屋でたくさん聞こえてきていました。

製作を通して、子どもたちの個性豊かなお雛様、お内裏様を見ることができました。

また、一人で作ることができた達成感や喜びも 子どもたちから感じとれることもできました。

おえかきレストラン☆展示会 そらぐみ 5歳児

先日のそらぐみブログでは川西市キセラホール主催アート☆キセラ「お絵かきレストラン」に参加したお話を書かせていただきました。

その展示会が1月29日~2月6日の間にキセラホール1階ホール内であり、子どもたちと散歩で描いた絵を見に行くことに。

自分たちの作品を見ることに「ワクワクする~」と散歩のときから楽しみにしている様子でした。

キセラホールの館内に入ると、普段と違った展覧会の静粛な雰囲気に子どもたちもやや緊張していて、

「静かにするんだよ。しー!」「しっかり消毒するんだよね。」と

大勢の人がくる場所で声の大きさや、走ってはいけないなど会場マナーに気づいて、守っていた子どもたちでした。

中に入ると、一斉に「うぉー!」と展示の絵に大興奮!

「そらぐみのどこ!?」「あった!」と自分たちの作品が飾られていることに喜んでいる子や少し恥ずかしげな姿がありました。

そんな中、一人の子が

「先生みて、パステル保育園って書いてるよ!」

と、先日ドッチボール大会で交流したパステル保育園の子どもたちの作品を見つけたので、

「ホントだ!知ってる子いる??」と聞くと、

「ちょっと待ってよ・・・・  あっ、このお友達、知ってる!」と 交流の中で友達になった子を見つけて喜んでいました!

帰りには、子どもたちが事務所にいる人に「ありがとうございました✨」とお礼を言い

「今度はお母さんにみせたいなぁ」と帰りながら話していました。

今回、「お絵かきレストラン」に参加したことで子どもたちが地域のことを身近に感じたり人前で展示されたり紹介されることのドキドキや交流の中で出来た友達の輪が小学校に向けて期待を持つことにつながった体験になりました。

はじめての米粉粘土ぺったんこ! おひさまぐみ 0歳児

おひさま組の子どもたちは段々と手先を使うことが上手になってきて小さいものを摘んだり絵本を1枚ずつめくったり、肌着を挟んでいる洗濯バサミも1人で開いて使えるようになってきました!

また絵本の読み聞かせの際には一人ひとり表現の仕方が面白く、ジャンプしたり、手を上げ屈伸してリズムに乗ったり、ぐるぐる回ったりしています。そんな子どもたちが、米粉粘土で遊んだらみんなどんなふうに楽しむのか私たち保育者もワクワクしながら米粉粘土をすることにしました!

いざ、初めての粘土遊び!

子どもたちは不思議そうに保育者のこねる姿に目を光らせ、突いてみたり、触ってみたり握ってみたりと初めての感触にワクワクが止まりません😊

言葉にも真似て「ぺったーん!」と粘土をペタペタしてみたり、中には細かくちぎって指でねじねじさせ、たくさんちぎって夢中になっている子どももいました!

食べ物のように「あーん」と口をもぐもぐさせて食べさせてあげようとしたりと色々な表現をしながら自分らしい楽しみ方で遊んでいましたよ!

最後には机や床に落ちた粘土をみんなで集めて片付けを手伝ってくれました😊

 遊びを通して、指先が器用に使えるようになったり、豊かな表現が出来る様になって、より遊びが楽しい!!と思えるような保育をしていきたいと思います!

米粉粘土はアレルギー等の心配もなく、食べてしまっても安全です!感触も調整しやすいのでまたご家庭でもやってみてください♪

「ベビーカーでおでかけ楽しいね♬」 にじぐみ 3歳児

今月は、お部屋遊びの中で人気な遊びをご紹介します。

にじぐみの部屋のお世話コーナーには、赤ちゃん人形のお人形さんが2体います。

子どもたちが親しみを感じられるようにクラスで赤ちゃん人形に

「おなすちゃん」と「りんごちゃん」と名前を考え、決めて遊んでいます。

赤ちゃん人形を抱っこして「シーっ、りんごちゃん今寝てるからね」と

抱っこ紐をつかい、おんぶしながら、伝える姿もあります。

「りんごちゃん、寝てるからおんぶする」

「ベット持ってくる?」

「お布団持ってくるからね!」

「枕もいる?」

「寒いからもっとお布団もってくるね」 と優しく赤ちゃんを抱え、子どもたちでお世話遊びを楽しんでいます。

お部屋にある抱っこ紐を使っておんぶや抱っこを楽しむ姿を見て、

職員が手作りベビーカーを作り、お部屋に用意しました。

「これなにー?」

「ここに赤ちゃんを入れていいの?」

「ぼくたちもベビーカー、小さいときに使ったことある!」

「りんごちゃんもベビーカー入りたいって言ってる!」

「赤ちゃん寝てないから、今日はお散歩してくるわ!」

「いってきまーす!」

と抱っこ紐を使って、お世話したり、ベビーカーに入れたりと 遊び方も広がってきました。

時には、赤ちゃんと一緒にベビーカーを押して、

「一緒に行ってくるわ」

「お買い物して、カゴに荷物入れてくる」

と子どもたちと赤ちゃん人形も一緒にベビーカーを押す姿もありました。

お人形をベットに寝かしつけたり、ミルクをあげたり、料理を作ったり、子どもたちは自分の身の回りのお母さんやお父さんの役割を普段から見てしてもらっていることを真似し再現しています。

「今日はお誕生日パーティーする」

「たんたんたん、たんじょうび~♪」

お人形を椅子に座らせ、ご飯を作り並べ・・・・

このような遊びは、子どもたちが小さい時から、身近な周りの人の姿をよく見て、してもらったことや、誰かがしていることを通して、真似しようし、そこに真似するために必要な物(玩具)があり、使い方を知っていき、そこに言葉や動きが加わり、再現の力がどんどん育ってきます。

そのような経験を子どもたちが人への関わり方、信頼を生む、などの力が育ちます。

今後も子どもたちのイメージを主体に、子どもたちの興味にそって環境を整えていきたいと思います。