楽しかった!ドキドキしたけど頑張った~生活発表会を終えて~ ほしぐみ 4歳児

2月10日(土)生活発表会が終わりました。ほしぐみは1名、欠席で28名の参加となりました。

発表会の週になると「あと3日?」「あと何回、練習したら?」「明日、練習したらもう次が本番やで」と話して期待を膨らませていく様子がありました。

当日まで、劇あそびや合奏をした後に毎回、振り返りを行いました。

するとその中で、はじめは

「らいおんかっこよかった」

「たのしかった」

と、いうようなざっくりとした意見が多く出ていました。子どもが前向きに取り組んでいることや、感じたことをみんなの中で言葉にして伝える様子を嬉しく思いながら、毎日、取り組みと振り返りを積み重ねていきました。すると少しずつ…

「アザラシの声、綺麗な声だったよ。昨日よりもよく聞こえたよ」

「ワニのピラミッド、一番面白かったよ」

「ウマのヒヒ―ンの声がもっと大きい方がいいと思うな」

「ライオンのほえることろ○○君みたいに大きな声でほえた方がいい」

など“昨日よりもよくなったところ”や“もっとこうした方がいいと思うところ”を、より細かい視点でよく見て話そうとするようになっていきました。

“みんなで劇あそびをする”ということへ気持ちを向けて“もっとよくしよう”という思いを持って取り組めていることをとても嬉しく感じました。そして、友達の頑張ったところや、工夫したところに気が付いて言葉にして伝えようとする姿にみんなの成長を感じました。

発表会の前日には、終わりの会の時に子どもたちが

「やったー!明日が発表会や!」

と待ちきれんばかりの様子でした。

そして迎えた当日、みんなはお客さんがいる中でもきちんと持てる力を発揮して本当によく頑張ったなぁと思います。

終わってから、クラスで振り返りをすると…

「カスタネット、楽しかったなぁ。でもやっぱりブタくんのジャンプかな」

「ドキドキしたけど楽しかった。ママが見てるからドキドキした」

「めっちゃ緊張したけど、楽しかった」

など、感じたことを話す姿がありました。

生活発表会の取り組みを通して、子どもたちなりに一生懸命考え、言葉にして伝え、緊張も乗り越えて本番頑張る姿にみんなの成長を感じ嬉しく思っています。子どもが“本番が楽しみ”という期待感をと持って、友達と一緒に、力いっぱい表現することができた“達成感”や“充足感”を胸に、ほしぐみでの残りの1ヵ月半の日々も楽しく過ごしていけたらいいなと思っています。