5月2023

そらぐみ(5歳児) 大阪空港に行ってきたよ✈

前回のブログに続き・・・

子どもたちのヒコーキ熱は持続しており

ついに大阪空港に遠足に行ってきました!

☆事前の活動

・公共交通機関・公共施設の利用法を考える・知る

電車のお約束知ってる?という担任の質問に、第一声口を揃えて「しずかにする!しゃべらない!」と。(笑)その後、いろんな約束事が出てくる中で、“多いから他の人の邪魔になる”という問題が出てきました。

じゃあ他のお客さんの邪魔にならないようにどうしたらいいかな?に対し、

「じゃあ半分に分かれたらいい」「あ、グループで分かれるっていうのはどう?」「いいやん」「並ぶところが分かれてるからそこに分かれて並んだらいいんちゃう?」

「座る人と立つ人分かれて、」「それなら、行くとき座った人は帰るときに立つ。順番にしたらみんな座れる」

と自分たちで解決策を考え、また、不公平にならないようみんなが平等になるようにという案も出てきて、少しずつそういった問題解決に向けての話し合いのようなものが出来てきていることに感心しました。

・空港で働く人・車について考える・知る

写真を掲示しておくと、早速じーっと見ながら何かを話す姿が。

「アイスっていうことは・・・」「アイス運んでるってこと?」「うーん・・あ、わかった!氷ってことや」「氷で滑らないようにする」と名前から想像したり、

「なんかこれ一緒みたいやな」と客室乗務員・グランドスタッフの装いを見比べたり、

「オーライ、ってやって止まれとかもやってる」「これ飛行機引っ張るやつちゃう?」と知っていることを教え合ったりと、飛行機以外にも少し興味が広がっていく様子が見られました。

☆いよいよ当日

・電車・モノレールの利用

「この切符本物・・?」「なくしたら電車乗られへんくなる?」

(切符をみんなで見比べながら)「みんな同じやな」「・・・あれ?先生のこれ(=小の印字)書いてないで」

(改札を通った後に)「ちゃんと取った!!」「あれ~?なんか穴が開いたよ」

と切符を大切に握りしめ、まじまじと見たり、改札を通るときは背筋をピンっとして少し慎重に通ったり、

また、電車内では窓に張り付いて外の景色を楽しんだり、という姿は子どもらしくて微笑ましかったです。

その一方、比較して“ちがい”に気付いたり、自分たちで決めた電車内での約束事を守りきれたり、という姿は年長児らしく頼もしくも見えました。

※切符を紛失するハプニングは2件ほどありましたが。(笑)

・空港に到着!

「わあ~~大きい!!!」「めっちゃでかいやん」

「ANAとJALや~」「あ!ジェット飛行機や」「プロペラ飛行機もあるで!」

「ご飯とか荷物とか積んでる車見つけた!」「あそこに旗の人(=グランドハンドリング)おる」

「みて!プロペラ回ってきた~」「でも1つしか回ってないな」「あ、もう1つも回ってきたわ」「そろそろ飛びそうやな」

「あっち(滑走路)に進んでるからそろそろ飛ぶんちゃう?」「飛んだ~~!!!!」「タイヤまだ出てる!・・・あ!タイヤ戻った!」

「なんかさ、(飛ぶときの)音、さっきの(=ジェット機)とちょっと違ったなあ」「たしかに。あと、走るのもプロペラ飛行機の方が長かったで」

「めっちゃ大きかったのにあんなに小さくなったわ~」

「あの回ってるプロペラのところ行ったらめっちゃ涼しそうやな(笑)」

「あ、帰ってきた飛行機やん」「おかえり~」

事前に調べていた知識と照らし合わせながら話したり、気づいたこと感じたことを思い思いに言葉にしたり、じっと見入ったり、各々の楽しみ方が見られました。

☆帰園後

楽しみの気持ちの反面、週末であったこと、気温が高くかなり暑い日であったこと、そもそも長い距離の散歩に慣れていないこと、などが重なり、展望デッキでの集中力は15分ほどでした。

想像よりも早く集中力が途絶えたため、あまり興味なかったかな・・・と不安でしたが、

園に帰ってからも他の先生たちに「空港行ってきてんで!」「めっっちゃ楽しかった!」と得意気に話したり、

「めっちゃ大きくてびっくりしたね」「ぐいーんって曲がってひゅーんって飛んでいってたね」と昼ご飯中も友達と会話を弾ませたり、

実際に見たもの経験したことを絵で表現したり、積み木で空港を作るなど今まで見られなかった遊びが見られたり、ごっこ遊びでは今まであまり参加しなかった子も「入れて」と参加して規模が大きくなったり、

子どもたちの心の中にはしっかり残っていて刺激的な経験になったと感じられました♩

一概に、集中力の長さ=興味の深さでもないのだという担任自身の気付きにもなりました。

大人が見ても大きいと感じるのですから、子どもたちにとってはより一層迫力があったと思います。この感じたことや経験したことを基に、次は紙ヒコーキではなく、いろんな素材を扱った“あったらいいなこんな飛行機”をテーマに自由に作って遊べたらと思います。また、飛行機というテーマから、日本各地や海外について→異文化というテーマや、風や音について、他の乗り物について、空の天気や宇宙について等のテーマ、また、働く車・人→キャリア教育というテーマなど、次はどんなテーマに興味が広がっていくのか。今後の子どもたちに期待です☆

つきぐみ(2歳児)好きな遊び見つけたよ!

つきぐみになり1か月以上が経ちました。

新しいお友達3人のことがとっても気になる様子♪♪

ロッカーやカゴについている名札を見て

「何のマークだろう?」

「名前はなんだろう?」

とじーっと見つめたり、保育者に尋ねたりしていました。

最近では「〇〇くん!!」「〇〇ちゃん遊ぼう!」と名前を呼び合って遊ぶ姿があります。

新しい部屋、新しい担任になり最初は少し戸惑う姿もありましたが

好きな遊びを見つけて遊べるようになりました。

お部屋では、ブロックで車を作ったり、電車を走らせたりする姿があります。

ブロックでは車を作ると

「これは救急車!!ピーポーピーポーだよ!」

「ぼくのは消防車!」などと保育者に教えてくれたりお友達と車を走らせたりして楽しんでいます。

線路をみんなで繋げながら曲がる道、真っ直ぐな道、坂道など

どんな道にするか考えながら繋げる姿がありました。少しずつ繋がっていくのを見て「みて!繋がったよ!」と喜ぶ姿もありました。

ある日の公園での出来事。

ちょうちょが飛んでいるのを見つけ保育者が捕まえると興味津々で寄ってきた子どもたち。

近くで見ることができ、羽がピクピク動く様子を見て「わぁっ‼」と驚いたり

羽の動きがピタッと止まると「あれ?ちょうちょさん寝ているのかな~?」と不思議そうに覗く姿がありました。

また、別の日には…

保育者が地面に木の枝で線を描くと

何だろうと不思議な顔をしていましたが保育者が線の上を歩くのを見て真似をしたり

線をまたいで歩く子どもや線の上をたどってゴールに向かう子ども、手を広げて鳥のようにして線をたどって行く子どもがいました。

今度はまるを描いてみると

「あ!まるだ~!!」

と言いながらまるの中を両足で“ぴょん”っと跳んだり、片足ずつ足をいれたりとひとり一人自由に遊ぶ姿がありました。

1人がするとそれを見てお友達が真似をしていつの間にか行列になっていて

とてもおもしろい様子も見られました♪♪

これからも自然に触れながらのびのびと楽しく遊べたらと思います!!

おひさまぐみ(0歳児) ~入園から一か月~

4月から早いもので一か月が経ちました。 

保護者の方と別れるときや遊んでいるときに泣いてしまうこともありますが、保育者が抱っこをすると落ち着くようになってきました。落ち着くと室内をキョロキョロと見渡し、保育者から離れて玩具のほうへと遊びに行っています。

4月の初めは食べることも眠ることも難しく泣いていましたが、今は自分で食べようとしたり、安心して眠りにつく様子があります。

少しづつですが園生活に慣れていっているようです。

お部屋では気になった場所や玩具の方へ、ずり這い・ハイハイ・掴まり立ち・伝い歩き・よちよち歩きで、向かって行っています。気になる玩具を触って振ってみたり、口で確かめようとしたりしています。

今は、音のなる玩具に興味がありガラガラ、ガシャガシャ、リンリン、カーンと色々な音を鳴らして楽しんでいます。

また、保育者の顔をみて「あーうー」とたくさんお話をして、にこっと笑顔をみせている子ども達です。

子どもたちが不安な時や悲しい、寂しい、甘えたい時には、ぎゅっと抱きしめその気持ちに寄り添い、楽しい、嬉しい時には、一緒に楽しんだり、喜んだりして、子どもたちの様々な気持ちに共感し、一日一日を大切に過ごして行きたいと思います。

にじぐみ(3歳児) ひらひらちょうちょで遊んだよ

入園、進級おめでとうございます。

にじぐみがスタートして約1か月。子どもたちも新しい生活に慣れてきたのか、少しずつ自分らしさを発揮してくれています。

ある日、子どもたちと園庭で遊んでいるとチョウチョを発見。

ひらひらと飛ぶチョウチョを「まってまって~!」と楽しそうに追いかける子どもたちの姿をきっかけに、“ひらひらチョウチョ作り”を行いました。

台紙選びでは「ピンクがいい!」「僕は黄色!」としっかりと自分のやりたい!を伝えることができた子どもたち。子どもたちの前向きな姿勢に私たち担任も嬉しくなりました。

「これは青♪」「これは赤~♪」と友達と色を言い合いながら模様を付けて・・

「できたよ~!!」

完成したチョウチョを持って、早速遊び始める子どもたち。

「おーはながわらった~♪」と私がピアノを弾くと、ピアノの音色に合わせてひらひら。ピアノの音が止まると・・「見てみて!チョウチョさんもとまったよ!」

自然と表現あそびへと広がっていきました。

いつも元気いっぱいなにじぐみですが、チョウチョになりきっている時間はひらひらと優雅に優しく動いており、子どもたちの表現力に驚きました。

その後はチョウチョと共にウッドデッキや2階のホールをお散歩。

「チョウチョさん、雨見たいって」「濡れちゃったら飛べなくなっちゃう~って言ってるよ」「雨気持ち良いな~って」

チョウチョの気持ちを想像していました。

最後には「お家に持って帰っていい?」「ママとパパに見せたいな~」「これ、宝物(ぎゅっと抱きしめながら)」と自分のチョウチョを大切に思う姿が見られました。

今回のような正解のない遊びの中で、自分のやりたい!こうしたい!という思いを発揮しそれらを受け止められる経験をたくさん味わいながら、3歳児の育ちの中で大切にしたい“自己発揮”へと繋げていきたいと思います。

*おまけ*

園庭に置いてある冊子が風でパラパラ。

その様子を見ていた子どもたちは風が絵本読んでる~!!」「あ、止まった」「ここのページが好きって言ってる」「面白いね~」

温かい表現にほっこりしました。