4月2023

入園・進級から3週間♪1歳児そよかぜぐみ

2023.4

そらぐみ(5歳児) 飛行機あそびの広がり

そら組になり1か月が経ちました。

進級当初から、子どもたちは“ヒコーキ”で遊ぶことに夢中👀

紙飛行機飛ばしや、パイロット・客に分かれたごっこ遊び、絵本に登場する擬人化された紙ヒコーキの冒険を真似た遊びなど様々なあそびを広げています。

☆紙ヒコーキ飛ばし

そら組の特権(?!)で、園庭の外階段~2階のウッドデッキ付近に登り高い位置から紙飛行機を飛ばすことを楽しみました。

室内でもなにか遊べないかと思いフラフープを吊るしておくと・・・

「わあ~ここで飛行機やってもいい?」「じゃあここに入ったら勝ちな!」

と自分たちで遊び・ルールを考え遊び始めました👀

☆ごっこ遊び

また、同時期、園庭の木材で飛行機作りが!!

「これが羽」「この丸いところは人が乗るところ」「先生は大きいから1番後ろの長いところに座ってね」「ぼくはここ、運転するから。○○くんも一緒に運転するねん。」とイメージを共有しながら友だちと協力して運んだり組み立てたりして作り上げました。

また、作った後は、「先生ここ乗って!」「もう出発しちゃうで~」「食べ物選んでいいで」とごっこ遊びも始まりました。

室内でも園庭と同じように飛行機内を作って遊ぼうと、コックピットの写真を掲示したり、海や山などの景色の写真・操縦席を机に置くなど子どもたちと一緒に遊べるような環境を用意しておくと・・・

「これ(写真)と同じやつやん」「運転する」と操縦したり

室内の椅子を運びどんどん繋げて「これお客さんの席な」と客席を作ったり

「何か食べ物はいりますか?」「なんの飲み物にしますか?」と機内食の販売や

「シートベルトをしてください」と客室乗務員がいたりと

役割を決めてごっこ遊びを展開し始める姿が見られています。

☆絵本『ぼくかみひこうき』

主人公の紙飛行機くんがジャングルジムや滑り台の上を飛び回るお話です。

折り紙で作った紙飛行機にシールを貼って目を付けたり、

フープくぐり・毛糸越え・風船当てなどの障害物コースを作って遊んだり、

「ここにこれ(コーン)置いてみたらどう?」など自分たちで工夫して楽しむ姿がありました。

絵本の世界・イメージを自分なりに膨らませながら楽しむ姿が印象的でした♩

飛行機が大好きな子どもたち。その一方、実際に飛行機に乗ることや間近で飛行機を見ることは少ないのではないかと思います。そこで、大阪空港に行き実際の飛行機を近くで見たり飛行機の大きさや風を感じたりできたらいいなと密かに計画中です😊

子どもたちの興味をどんどん広げ膨らませてあげたいと思います。どんな風に展開されていくか私も楽しみです♩

「ほしぐみ忍者さんじょう!」 ほしぐみ 4歳児

4月、新しいお部屋、新しい担任、新しいお友だちも2人仲間入りしたほしぐみさん。30人での園生活がスタートしました。

ほしぐみのみんなは、とにかく元気いっぱい!楽しいことが大好き、お友だちが大好きなんだなぁと、みんなの様子を見ていて感じています。そんなほしぐみさんが今、楽しんでいるのが“忍者ごっこ”です。身体を動かすことが好きなみんなと楽しく遊べるものは何かな?と考えていた時に、子どもたちが何度も「よんで!」「これ、もういっかいみたい!」と持ってきた『あかにんじゃ』の絵本をきっかけに、遊びがはじまりました。

毎朝、ホールでは“忍者修行”がおこなわれます。

まずは“忍法ダンゴムシの術”!!


そして、修行をはじめるときはいつも“忍者座りの術”!!

忍者たちは様々な修行(サーキット遊び)に励みます。

トンネルくぐりの術!

他にも“コロコロ転がる術(マット)”、“はしご渡りの術”、“蜘蛛の巣をよける術(コーンとゴム紐)等、一生懸命取り組みます。

忍者修行の途中で“敵”の“カマキリ忍者”があらわれた時には、急いで“ダンゴムシの術”を使って隠れています。楽しい遊びの中で“走る”“くぐる”“ジャンプする”“止まる”というような“自分の言動を自分でコントロールさせながら遊ぶ力”が育っていくことを大切にしたいなと考えています。

そして、もう一つ特別な修行は…“お宝を運ぶの術!!(直線リレー)”

ボールや、バトンを持ってコーンを回ったら、お友だちにバトンタッチします。

お宝を頭の上に乗せて…“落ちないように運ぶ術”

遊びの中で“順番にする”“友だちと交替する”というような簡単な約束事も少しずつわかり、ますます楽しくなってきているようです。

忍者修行は、お部屋でも繰り広げられ“背中を伸ばす術”“静かにする術”“ヘビの術(1列に並ぶ)”など、どんなことも“修行”になってしまいます♪

さぁ、これから“ほしぐみ忍者”たちは修行を積んで立派な忍者になれるのでしょうか…!?私たち担任も力いっぱい一緒に遊んでいきたいと思っています!!

新聞紙あそび (つき組)

(進級時のそよかぜ組の姿です。)

最近では新聞紙遊びを楽しんでいます。

この日は子どもたちが千切った新聞紙を袋の中に入れて遊びました!

すずらんテープをその袋の先に付けると、「こっち」「あっち」と散歩するように引っ張ったり、上に力いっぱい持ち上げたり、ビリビリ裂いたり、丸めたり、穴に入れたりして遊ぶ姿もありました。

新聞紙でいっぱいになった袋を見て、思いついたように上から思いきり座ったり踏んだりその時にカシャカシャ、と鳴る袋の音や座った時の弾力が楽しかったのか何度も上から座っては繰り返しその感触と音を確かめていました。

枕のように頭に敷いて「ねんね♪」と誰かが始めると他の子どもたちも真似し始め、最後は皆で「ねんね」「おやすみ~」と並んで一緒に寝転がる等ほっこりする場面もありました♪

袋から新聞紙を取り出しては「びいびいびい(ビリビリビリ)」と破ることを楽しんだり、破れた新聞紙の山になだれ込むように転がったりと楽しみ方も広がっていきます。

一度散らばった新聞紙でも保育教諭が「ゴミ収集車です、ゴミ収集車が通ります!」と袋を広げて子どもたちの前を通ると、「どうぞ」「これゴミ~」とどんどん入れて部屋があっという間にきれいになりました!

持ち上げたり、落としたり、軽くてカサカサした感触を確かめたり、ビリビリ千切ったりと様々な動きを通して腕や指先の力を使ったり、試したりしながら新聞紙遊びに夢中でした。

また、トイレットペーパーの芯に合わせて新聞紙を巻き付けたものを用意すると、「ころころころ~」と早速手に取っては転がす子どもたち。

巻いてある新聞紙を転がして広げたり、もう一度せっせと転がしながら巻き戻して巻いては外し、巻いては外し、と繰り返し集中する姿や自分で巻けたものを保育教諭に「みて!」と得意気に見せに来たり、そこから長くなった新聞紙を持ち、走って楽しむ姿や大きなかごめがけて「あつまれあつまれ~」「ぽいっ」「これもー」と投げ入れる姿等様々な遊びに繋がっていきました。

保育教諭が紐や棒に新聞紙を引っ掛けると、難しそうにしながらも同じように引っ掛けようと何度も粘り強く挑戦する姿もありましたよ。

1年経って子どもの手先の動きが育ち、片方の手で押さえながらもう片方の手で転がして巻いたり、コントロールしながら入れたり、紐に引っ掛けながらもう片方の手で出てきた所を引っ張る等一つの動作だけでなく2つの動作を同時にする遊ぶ姿も少しずつ見られるようになってきています。また考える力もついてきて想像やイメージを膨らませて見立て遊びをしたり、友達や大人の動きを真似してみたりと遊び方も変化してきています。はじめは分からなかった生活の場面では保育教諭が側で伝えていたことも、今では当たり前のように習慣付いて動く姿が見られるようになりました。

新しいつき組の部屋に移行し、以前とは変化している環境への不安や気持ちの高まりを受け止めて過ごしていきたいと思います。

これなんだ?? つきぐみ(2歳児)

(プレ進級時のそよかぜ組の姿です。)

園にはたくさんの遊ぶものがありますがこの年齢で十分経験してほしい手、手指を使い手と目を同時に使う目と手の協応を促す玩具がなかなか適当なものがなく、そんな時には担任が手作りの玩具を作ってきました。 

作った玩具を子どもたちに出してみると

「これなんだ??」

「ん?」                

「何してるの?」   

「○○もしたい~」と興味津々!    

では、手作り玩具の名前と遊びを通してどのような動作をしているのか順番に紹介していきたいと思います。                        

筒通し(通す、つまむ、挟む、覗く)       

ヘアゴムなどの丸いものを通す筒の穴に洗濯バサミを挟んだり写真にはないのですが、筒の穴を覗くかわいい姿もありましたよ。

ぽっとん落とし(つまむ、入れる、指先で押す)

空き箱に小さな穴を開けたぽっとん落とし! 落とす素材は4㎝ぐらいに切った“縄跳び”の縄です。 細長い縄跳びを指先でしっかりつまむと箱の穴にそぉーっと、そぉーっと入れる子どもたち。ビニール素材なので穴に少し引っかかると 「はいらな~い」 「もう!できない」 としょんぼりしたり、怒っていたり 保「どうやったら入るかな?」保「がんばれー!」 と声を掛けると 最初は引っかかっている縄跳びを指先でツンツンしていると 偶然ぽとん…と落ち、「はいった~」と大喜び! 方法が分かると集中して用意していたもの全部入れては 「出したり」「入れたり」もう一回もう一回と繰り返し楽しんでいます。細いものを持つ指先の器用さや小さな穴に入れる集中力が見られます!

次のブログで新聞紙遊びのダイナミックな動きだけでなく 指先を使ってどのようにしているのか見ていただければと思います。