3月2024

そよかぜ(1歳児)粘土遊びをしたよ

油粘土で遊びました。

最初は恐る恐る触っていた子どもも慣れてくると小さくちぎったり、細長くしてみたり、くっつけてみたり、どんどん形が変わる粘土に夢中になっていました。

「おいしくなーれ、こねこねこね♪」「ハンバーグ、かんせーい!」

「ハッピバースデートゥーユー」「ケーキ」

「ブーン」「くるまつくったよ」

「でんしゃのえき」

「カタツムリ」

お皿に乗せてご飯を作り「めしあがれ」

「ひこーき」「ヘリコプター」

「ねんどしたい」とリクエストの声も聞こえてきます。

最近では、作りたいものをイメージして粘土で表現できるようになってきました。

楽しいね♪

はじめての絵の具 そよかぜ(1歳児)

絵の具の準備をしていると「えのぐするねん」「みてるねん」と興味津々の子どもたち。

はじめはどのようにして遊べばいいのか分からず、友だちについていく子ども、絵の具に一直線の子どもがいました。

段ボールについた絵の具や手についた絵の具を見て、「わあ」と驚き、手形をたくさんつけたり、

タンポを見つけ、「とんとん」と点々模様を描いたり、「ぴー」と横線を描いたりしていました。

筆やハケを見つけると、段ボールの上面に「ぬりぬり」、横面も塗れることに気付き「かきかき」!

また、「あか!」「あお!」と色の違いを感じて楽しむ姿がありました。

はじめは服や手足が汚れないように遊んでいましたが、途中から汚れを気にすることなく、服もキャンバスにして楽しんでいました!

にじぐみ(3歳児)生活発表会後のにじぐみ  ~どうぶつ会議してみたよ~

2月10日(土)に生活発表会があり、にじ組は‶どうぞのいす″を披露しました。

当日は、練習でしてきたことを発揮できたり、緊張して固まってしまったり、いつも以上に大きな声を出せたり、出来なかったことが本番で出来たりなどそれぞれの姿がありました。

どの子どもも保護者の方に見てもらうことが嬉しくて笑顔が輝いていましたね♪

後日、感じたことを言葉で表現したり保護者の方からの言葉を伝えたりなどを各動物のチームごとに〈どうぶつ会議〉を開いて一人一人に感想を聞きました。

発表会の活動を繰り返ししている時は「またやるの?」「つかれちゃったよ」とつぶやく姿もありましたが、やりきった後の感想では心の温まる素敵な言葉をたくさん伝えてくれました。

〈子どもたちの感想〉

「ドキドキしたぁ」「はずかしかったけど、たのしかった!」「きんちょうした!」と、舞台に立ち見られるという環境を理解し緊張する経験や初めてのことをするという感覚を感じることができていました。ある子どもは、「あさごはん、ちょっとだけになっちゃた」と当日に見られることや発表することに対し、見通しをもって朝から過ごしていたようです。

〈保護者の方からの言葉〉

本番前に「がんばってね」と言ってもらい本番後には「がんばったやん」と言ってもらえたことや「かっこよかったよっていってもらった!」「おうたじょうずだったねっていってた」「パパもたのしかったよっていってたで!」など子どもたちの心に保護者の方からのことばが強く残っていたようで、とても嬉しそうな表情で伝えてくれていました。

〈舞台から見えた景色〉

見てもらうことの楽しさや恥ずかしさ、緊張などを感じながらも、保護者の方の顔もしっかりと心に刻んでいました。「ママ、ニコニコしてた!」「すごーい!って顔してた」「うたうとき、パパみえた」「パパ、うれしいおかおだった!」など子どもたちもしっかりと保護者の存在を感じながら舞台に立てていたようです。

気持ちや感想を聞く中で、何より1番出てきた言葉は「たのしかった」というポジティブで嬉しい言葉でした。

クラスで大切にしてきた、伸び伸びとした姿や自分なりの表現を楽しむこと、発表会を楽しむというねらいをクラスで達成できたことでこの言葉がでたと思います。

運動会後の感想では、「たのしかった」「きんちょうした」等、ほとんどの子どもが単語での簡単な表現で伝えてくれました。生活発表会後は感じたこと、考えたことを単語ではなく文章にして何が楽しかったのかどのように見えたのかを具体的に伝えたり、自ら絵に描いたり、つくったりと表現する力が育っていることが感じられました。自由遊びの中で生活発表会の絵を表現したり、劇で使用した‶どうぞのいす″の道具で引き続き表現あそびをして楽しんでいます。リハーサルで見たそら組の‶ブレーメンの音楽隊″にでてくる音楽隊を‶どうぞのいす″に取り入れ組み合わせながら、目で見たものを廃材で表現し楽器を作って表現あそびを楽しんでいます。

にじ組の経験がどのようにつながって成長していくのか来年度も楽しみですね♪

そらぐみ(5歳児) スライム遊び

いよいよ卒園が近づいてきました。そんなある日、「卒園式までにしたいこと」を子どもたちに聞くと、「クッキングしたい!」「8月にやったスライムやりたい!」「片栗粉に水混ぜるやつもやったよな、あれもやりたい」という声がありました。そこで、「日替わりコーナー」と称して、スライム、片栗粉粘土、色水遊び、新聞紙遊びなど…毎日異なる遊びを楽しめるコーナーができました。

幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿(<健康な心と体><自立心><協同性><道徳性・規範意識の芽生え><社会生活との関わり><思考力の芽生え><自然との関わり・生命尊重><数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚><言葉による伝え合い><豊かな表現と感性>)に基づいて、担任がスライム遊びで感じた子どもの成長を共有したいと思います。

8月、子どもたちの姿は、お泊まり保育やアイドルごっこを終えて、クラスで団結して1つのことに取り組むことができるようになっていました。色んなことに興味津々で、目についたもの全てやりたい!そのような姿でした。

そしていざスライム遊びをしようとなったとき。

担任「まずは、50gの水を入れてね」

子ども「50って何?このぐらい?(95gの計量器)」

担任「入れすぎ入れすぎ!(紙に50の数字を書いて)これと同じになったら50だよ」

数字を読める子どもが少なかったので、水50g計るのにも一苦労。分量を間違えてホウ砂水を入れてもかたまらず、、「できない!どうしたらいいの?」のオンパレードでした。また、スライムを1つ完成させると、、「もう一個作っていい?」またそれを完成させると、、「もう一個!」と感触遊びをねらいとしていましたが、完成しては作り、の繰り返しでした。

その後も1つのコーナーとして、スライムセットを室内に置いていましたが、そこでも次々に作る、そのような姿がありました。

そして、運動会や遠足、生活発表会を終えた2月。

再び、今回は「日替わりコーナー」としてスライム遊びを取り入れました。スライムの材料を見るなり「スライムや!スライム今日できるやん!」「先生、スライムやっていい?」「僕も!」「私もやるー!」と大喜びの子どもたち。

「(作り方が書かれた紙を見て)えーと、まずは水50グラムね。」「(計量器を使って)48、49…51。あー51グラムになっちゃった」「1グラムくらい大丈夫!」と担任(笑)ここで、数字が読めるようになったんだなあ、、と一つ成長を感じました。<数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚>…自らの必要感に基づきこれらを活用し、興味や関心、感覚をもつようになる。

計量器が一つしかないので、「〇〇くん、次、私に貸して!」「じゃあ〇〇ちゃん、次は僕に貸してね!」と自分たちで順番を決めて、「僕が先だよ!!」と揉めることなく作り進めたり、「これはこうするんだよ」「水の次は洗濯のり入れるねんで!」と教え合ったりする姿にまた一つ、成長をかんじました。<協同性>…共通の目的の実現に向けて、考えたり、工夫したり、協力したり、充実感をもってやり遂げるようになる。

そして、いざ作り終えたとき、またすぐにもう一個作り始めるだろうな、、と思って見ていると、「見て!先生!プルプルや!!」「私のは〇〇くんのよりトロトロ〜」と感触を楽しむ姿が!「こうやって、息を吹きかけると…ほら、膨らんだ!」と本で見たことをやってみたり、また、「これさ、、ゼリーに見えへん?ゼリー作ろっと!」と身近なものに見立てて遊んだりする姿も見られました。<思考力の芽生え>…物の性質や仕組みなどを感じ取ったり、気付いたりし、考えたり、予想したり、予想したり、工夫したりするなど、多様な関わりを楽しむようになる。

8月に比べて、確実に成長している子どもの姿を見て、担任としてとても嬉しく感じましたし、文字や数字はきっと、ご家庭でたくさん触れてきたことと思います。就学に向けての期待感が高まっていますね♪

また、以前までは時計を見て行動するのが難しい様子でしたが、最近では、あらかじめ「6になったら片付けして、お外に行くよ〜」と伝えると、こまめに時計をチェックして、「あ!もうすぐ6だ!」友達と声を揃えて、「6になったので、お片付けしましょう」と自分たちで時間に気づいて、それをクラスに周知する姿が見られています👀これは10の姿の観点では、<自立心>(…しなければならないことを自覚し、自分の力で行うために考えたり、工夫したりしながら、諦めずにやり遂げることで達成感を味わい、自信をもって行動するようになる。)が成長していると感じられます☆

ほしぐみ (4歳児) 「大好きなそらぐみさんへ」~卒園プレゼント作り~

3月に入り「もうすぐそらぐみになる」「そらぐみさんは1ねんせいになるんやろ?」と、いう言葉が子どもたちの中から聞こえてくるようになりました。そこで、みんなで“そらぐみさんって?”ということについて意見を出しあいました。すると…

「かっこいい!」

「ボール蹴るのが上手」

「蹴ったボールもはやいで」

「お歌も大きい声で歌えるよ」

「身体が大きい」

「一緒にサッカーとか野球するのが楽しい」

「一緒に鬼ごっこするのが楽しい」

「足が速いからつかまえられないから、すごい」

「縄跳びが上手」

「体力がついてる」

などなど、そらぐみさんへの憧れが大きいことや、一緒に遊ぶのが楽しかったことがよく伝わってきました。

そんな、そらぐみさんが“もうすぐ卒園する”ということについても意見が出てきました。

「会えなくなっちゃう。学校に行くんやで。」

「そうそう、1年生になる。」

「私のお兄ちゃんと一緒や」

「ランドセル持っていくねん」

「会えなくなっちゃうから、お手紙書きたいな」

「プレゼントを渡したい」

「お祝いパーティ―したらいいと思う」

「インタビューをしたら?」

「握手もする」

「ぎゅーってする」

などなど、そらぐみさんへの思いが溢れていました。そんなたくさんの意見の中から“思い出に残るもの”ということで…“フォトフレーム”を作ることにしました。作る前には、そらぐみさんへのプレゼントに“どんな気持ちを込めたいか”を出し合いました。すると、

「遊んでくれてありがとう。って言いたい」

「学校、頑張ってね」

「学校に行ったらお勉強、大変だと思うけど頑張ってね」

「また、いつか会ったら遊ぼうね」

「お勉強いっぱい頑張ったね」

「また保育園に遊びに来てほしい」

等の思いが聞こえてきました。

フォトフレームにキラキラテープやビーズで装飾♩

「きれいに作りたいな」

「“嬉しい”って言ってくれるかな」

「私は○○くんに渡したいんだ」

と、作りながら、会話が膨らんでいました。

そらぐみさんとの1年を振り返って、言葉にして伝える姿や“どんな気持ちを込めたいか”ということも考えようとする姿がありました。そういった“振り返って話す力”や“目には見えない気持ちの部分を考えることができる力”の育ちが見られ、ほしぐみさんの成長を感じています。みんなの気持ちの込められたフォトフレーム、そらぐみさん喜んでくれるといいですね。

おひさまぐみ(0歳児)         ☆だいすき!夢中になっているあそび☆

【だいすきな絵本】

子どもたちは絵本が大好きです。自分でペラペラとページをめくり見たり、担任の膝にちょこんと座り読んでと持って来たりする姿があります。

なかでも「かおかおどんなかお」という本が好きでよく読んでいるのですが絵と同じように泣いたり怒ったり笑ったりの表情を真似しています。表情がさらに豊かになったように思います。

「かおかおどんなかお」の絵本に興味を持っているのでだるまさんの顔や鬼の紙を用意すると目の位置に「めめー」と言いながらシールを貼ったり友達の顔や作ったものを見たりして楽しんでいました。

また手遊びをすると顔だけでなく頭、肩、膝などの身体の部位を触る姿もあります。

着替えの際も「あしー」と言って足を上げる様子もあり、日々の遊びや生活の中で身体の部位を覚えていっているようです。

【なぐりがき遊び】

クレヨンやクレパスを使い、なぐりがき遊びをしています。大きな紙にのびのびと描いて欲しいと思い、模造紙を床や壁一面に貼ると笑顔を見せ、夢中で描いていました。点や線、丸を描き、描けるとそこを指差し「おっ」と声をあげたり、「まるー」と言いながら描いていました。

低月齢の子どももクレヨンに興味をもち、手を添えて一緒に持ちながら描くと、描いた線をじっと見たり、手で触ったりしていました。寝ころびながら自分でも描いたりする姿もありました。

これからも子どもたちが、楽しく自由な表現活動ができるように関わっていきたいと思います。