10月2021

食育プロジェクト(秋刀魚)

秋刀魚の美味しい季節になりました。

秋刀魚を切って、塩をまぶし、園庭で焼きます。

炭の匂いのついた秋刀魚。

皆で美味しく頂きました。

(給食室)

給食当番

年少さんの給食当番。

自分達で入れる経験もできているようです。

この経験が、
「自分達の生活は自分でこなす」という、
自主性につながります。

お神輿巡行

 皆様、そもそものお神輿あそびの意義はご存知でしょうか?今まで当たり前に行っていた時は疑問にも思わないことが多いですが、今改めてお伝えします。

【そもそも「祭」とは?】

農業が中心だった昔の農村社会の日本では、農作物の収穫に重大な影響がある天候や気候など、人が操作できないことに力を及ぼす神様に対して感謝をする日です。農作物の収穫の善し悪しが、自分達の生活にかかっているからです。

神様への感謝の表し方は、神前に豪華なお供え物をしながら感謝の祝詞を奏上したり、歌舞(うたまい)を披露したりします。また村人達が神様の前に太鼓を担いで宮入して、神様を楽しませます。村人達にとって、祭りは老いも若きも村人達が総出で神様に感謝のおもてなしをする、一大イベントなのです。

【庄内神社の秋祭は、何の祭?】

庄内神社の秋祭は、この地に庄内神社がやってきた日、つまり庄内神社の誕生日です。また秋の時期でもありますので、秋の収穫を祝う祭りでもあります。

【お神輿巡行は何故する?】

 庄内神社で沢山の太鼓が宮入りしますが、太鼓は村の人々が神様を楽しませるためのものですので、厳密に言うと太鼓はお神輿とは違います。

お神輿というのは、お神輿の中に神様が乗っています(庄内こどもの杜幼稚園のお神輿は、クラスにある神棚のお札を入れています)。その神様を担いで地域を回ることで、神様に楽しんでいただき、村を守ってもらう霊威(元気)を復活してもらうのです。

 ですので、幼稚園の保育と照らし合わせて考えると、お神輿を作ることより、巡行することの方に意味がある行事なのです。

即席イーゼル

即席イーゼル、
絵画コーナー。

子どもがやりたいからと、
先生が工夫をして、
椅子を使ったイーゼルを作り、
子どもに展開中。

こんな風に、
子どもの要求に何とかこたえようとする、
職員に敬服です。

園庭写真

何だかいいなと思ったので、
ワンショット。

水と土と、
植物と動物と、
様々な年齢の子どもと。

いい雰囲気を感じます。

ゆるやかな憩いの場所

もりのとりでの1階部分。

ネットを張って、
寝ころべる場があります。

2階はアクティブな運動機能で、
1階はゆるやかな憩いの場所。

こんな場も大切にしたいですね。7

園庭食育(手作り味噌・里山農法で作られた野菜)

昨年度の年少さん年中さんと作ったお味噌が美味しく出来上がりました。

隼人瓜・四角豆・菊芋・パプリカ(赤、黄、オレンジ、紫)

農薬不使用、化学肥料不使用で作られた里山農法の野菜につけて頂きました。

珍しい野菜の味や形、パプリカの色の違いによって味の違い、手作り味噌の美味しさを感じてくれていました。

(給食室)

太鼓たたき体験

神社境内で、
ホンモノの布団太鼓で、
太鼓たたき体験。

このような布団太鼓は、
地域によっては、
太鼓を叩ける人は限られています。

神社の園だからこその、
体験だと思いますね。

園庭植物

ヒメリンゴを食べます。

もちろん、
無農薬ですよ。

自己有用感につながる

手作り神輿を見せに来る、
年中さんたち。

聞いてみると、
昨日より少しグレードアップしてるとのこと。

わざわざ、
職員室まで、「わっしょい わっしょい」
私にも写真を撮ってくれとリクエスト。

自分達の工夫や努力を、
認めて欲しいとの思いからですね。

こんな時に認められた、
少しの喜びが、
実は大きな自信である、
自己有用感につながるのでしょう。