9月2021

これ、大きな町

年長の積み木遊び。

それぞれの子が工夫を凝らして、
家や基地っぽいものを作っています。

「これ、大きな町だね」と声かけると、
「おお、本当や」
見た目は大きな町です。

協力するというのは、
みんなで同じものを作るだけではありません。

それぞれの個性を発揮して、
結果的に一つのモノが出来上がるという、
分業的な協力もありますね。

まぁ、
それを意図的にしていたというなら、
この子たちには、
共に一つの目的に向かって分業する、
「協働性」が育った ということになりますが。

皆さんならどうしますか?

あそび終わりの片付け中。

どうしても、
片付けの気持ちになれない子どもがいます。

皆さんならどうしますか?
「気が済むまで、いいよ、いいよ」って受容しますか?
「ダメダメ、片づけなさい」って切断しますか?

どちらも正解ですし、
どちらも違うかもしれません。

当園は、
気持ちは寄り添いながらも、
これをしたら終われば帰ろうね、
と区切りを示しながら、
「受容」と「切断」を出し入れしながら、
粘り強くかかわるんですよ。

絵本に出会うきっかけ

絵本ルームでの、
絵本を借りる活動中。

部屋にはない種類の絵本を、
出会うきっかけになればと思います。

村意識

9月の誕生月児の紹介です。

誕生月児の子にとっては、
主役としてみんなの前に立つ経験となり、
その他の子にとっては、
自分のクラス以外の子どもを知る経験となります。

なんだか、
園の「村意識」みたいな一体感情を、
高めるきっかけですね。

籾摺り(もみすり)

年長さんが、
もみ殻を取って玄米にする籾摺り(もみすり)をしています。

現代社会に反して、
機械を使わず手作業でします。

非効率ですが、
この非効率が、
子どもの経験を強化します。

今の時期こそ、
アナログ体験で育ちを保障したいですね。

運動テスト

今日は運動テストです。

当園の運動結果の一側面を測るため、
毎年運動テストをしています。

25m走、立ち幅跳び、テニスボール投げです。

これらの結果を見ながら、
当園の運動の充実を見ます。

見る学びが成立

年少組だけのお参り

今日は年中さん・年少さんがいないので、
年少さんが前に立ってお参りです。

日ごろから、
年長さんをよく見ているので、
出来るんですよ。

年上がいることで、
見る学びが成立している証拠です。

園庭植物

ヒメリンゴの実

道徳観念

年長さんが、
自分達で収穫した稲穂を脱穀しています。

一粒一粒、
大切に拾いながら。

「食べ物を粗末にしてはいけません」という道徳観念も、
言葉よりこのような活動でこそ、
意味が伝わるのだと思いますね。

立派な「教材」

アカメガシワで遊ぶ乳児さん。

手のひらより大きい葉っぱで、
感触を楽しんでいます。

一般の方にとっては、
いわゆる雑草 かもしれませんが、
これも子ども達にとっては、
立派な「教材」となりえます。