夏の虫探し

夏の暑さも本格的になり、セミの鳴く声も多く聞こえるようになってきました。園庭では、暑さに負けず、子どもたちが元気に虫探しを楽しんでいます。

どこの土を掘れば、ミミズやダンゴムシがいるのかを経験の中で学んでいる子どもたち。木の根元などの柔らかく湿った土を掘り、出てきた虫を触ったり、捕まえたりしていました。

そんな中、セミの抜け殻を発見!「どこにあったん?」「ここで見つけた!」

「(抜け殻の背中部分を指して)ここから赤ちゃんでてきたんかな」「こっち足が折れてる」「これが目や!」と、セミの抜け殻をじっくり観察していました。

そして、「セミを探そう!」と、双眼鏡を持ってセミ探しに出発!「あっちにおるんちゃう?」と言いながら園庭をぐるぐる探してまわりますが、なかなか見つけられません…。

「声は聞こえるのにな」「セミ全然おらんなあ」

虫取り網を持ち、セミを捕まえようとしていましたが、どうやらセミは、木の高いところにとまっているようで、捕まえられるところにはいませんでした。

そして、「あっここにミミズおる!」と、子どもたちの興味は再びミミズへ。虫取り網の中に、大量のミミズを捕まえていました。

手のひらを広げ、「なんの匂いでしょうか?」と突然のクイズ!

「正解は、、ミミズの匂いでした!」とのこと。

虫の声を聞いたり、触りながらじっくり観察して特徴に気付いたり、匂いを感じたりと、五感を働かせ、生き物との関わりを楽しんでいる子どもたちでした。