行事給食

行事給食『重陽の節句』

9月9日は五節句の一つである重陽の節句です。
重陽の節句とは、中国では奇数を陽の数とし陽(奇数)の1番大きな数字の“9が重なる日”なので「重陽」として五節句の1つとなりました。
また、菊の節句とも呼ばれ、菊酒を飲んで邪気を払い、長寿を願うという風習などが中国から伝わってきたそうです。

栗がごろごろ沢山入った栗ご飯。
栗のいい香りがひろがります!

【献立】
・栗ご飯
・鮭の竜田揚げ
・菊とほうれん草のお浸し
・すまし汁(なす・大根・水菜・油揚げ)

園では本日の給食で無病息災を願い、重陽の節句で食べられる菊・栗・なすを取り入れた給食をみんなで美味しくいただきました。

(給食室)

行事給食『端午の節句』

5月5日は端午の節句です。
園では本日端午の節句会を行い柏餅を頂きました。
柏の葉は新芽が出てくるまで葉が落ちないことから、子孫繫栄の意味があります。

【5月2日・端午の節句の献立】
・ちらし寿司
・筑前煮
・すまし汁
・いちご

子どもの健やかな成長を願いいただきました。


(給食室)

ひなまつり給食

3月3日は五節句のひとつである『上巳の節句』です
ひな祭りは子どもの健康と幸福を願い
厄除けとして雛人形を飾り
縁起の良い食べ物や旬の食べ物をいただきます
また3月は桃の季節であり
邪気を祓う力があると信じられていたことから
『桃の節句』と言われるようになりました

厄除けの意味がある白酒(甘酒)をいただき
ひなまつり給食を提供しました

【3月3日・ひな祭り給食の献立】
・ちらし寿司
 海老…腰が曲がるまで長寿に
 れんこん…先を見通す
 人参…根を張って生きる
・菜の花のお浸し
・すまし汁
・いちご

子ども達の健やかな成長を願い
行事を感じながらみんなでいただきました

(給食室)


節分給食

「節分」とは季節の節目である「立春、立夏、立秋、立冬」の前日のことをいいます


その中でも旧暦では
春から1年が始まるとされていたので
「立春」の前日である春の節分が大切とされ
この日を「節分」とする認識が広まりました


【2月3日・節分給食の献立】
・恵方巻
 恵方を向いて無言で食べることで
 幸運や無病息災などを願います
 (2023年は南南東)
・鰯の塩焼き
 鬼は鰯の匂いと柊の葉のトゲが苦手とされており
 鬼を払うという意味があります
・こんにゃくと大豆の煮物
 こんにゃくは食物繊維を豊富に含み
 体内の掃除をして悪いものを取り除くと
 されています
・味噌汁

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伝統行事や行事食で日本の文化に触れ
年の変わり目に邪気を払い
1年の無病息災を願います

(給食室)

鏡開き(ぜんざい・白玉団子入り)

1月11日は鏡開きの日です

お正月に年神様にお供えした鏡餅を食べて

無病息災を願います

園ではぜんざいに白玉団子を入れ頂きます

あずきをコトコト炊いたぜんざい

甘いお味に「美味しい」の声もありましたが

豆の皮の苦みに気付く子もいました

白玉団子は大人気でしたよ

色んな味の体験をして

大きくなってね

(給食室)

人日の節句『七草粥』

1月7日は五節句のひとつである
『人日の節句(じんじつのせっく)』です
園では一日早く提供しました

七草粥を食べるのには2つ理由があります
・無病息災
・健康長寿
これらを願って食べられました

現在ではお正月のごちそうで
疲れた胃腸を労わる為という説が
多くの人に広まっているかもしれませんね

春の七草

七つの野菜達にみんな興味深々
「これ何?これは?」
と次々と聞いたり
「いち、にー、さん・・・」
と七つあるか数えたり
「あれ?これ大根?」
と発見したり
みんな触ってにおいを嗅いで
様々な反応をしていました

七草の味は苦手な子が多かったのですが
食べる理由を伝えると「えいっ!」と
口に放り込んで食べてくれました

ここから1年
みんなの無病息災を願います

(給食室)

クリスマスメニュー

当園では和食を中心とした給食を提供していますが
今日はクリスマス会ということもあり
クリスマスメニューにしました

【献立】
・ごはん
・ミートローフ
・ブロッコリーサラダ
・すまし汁

おやつはクリスマスケーキです
スポンジはほうれん草で色付けモミの木をイメージし
生クリーム、いちごで
サンタクロースや雪に見立てました

いつもと違ったおやつに子どもたちは大興奮
食べる前からワクワクが伝わってきました

「美味しい。また作って!」
年に1度の特別感あるおやつ
子ども達の笑顔に嬉しくなりました

(給食室)

行事給食『冬至』

12月22日は一年で最も昼が短くなる冬至です。
本日の給食に『かぼちゃコロッケ』と
『すまし汁(園庭で採れたゆずの絞り汁と皮入り』
を提供しました。

冬至では運がつくとして「ん」のつく食べ物の
かぼちゃ(なんきん)を食べます
昔は夏が旬のかぼちゃを冬まで保存し
貴重なビタミン源として冬に食べました
ゆず湯は強い香りで邪気を払い身体を温めます
風邪をひかずに冬を越せるという先人の知恵です

園では一日早く給食で提供しましたが
是非ご家庭でもかぼちゃにゆず湯を行って
日本行事を楽しんでみてはいかがでしょうか?

(給食室)

国際交流メニュー(韓国)

今年度の国際交流は韓国

韓国のスジョン先生に教えてもらった

韓国料理のメニューを給食で提供しました

・ごはん

・コンナムルチャプチェ(もやしのチャプチェ)

・ミョルチポックム(小魚炒め)

・ミヨックク(わかめスープ)

ごま油とにんにくの匂いが給食室から漂います

給食を持っていくと「いい匂い~」という声が

にんにくの入ったスープに「いつものお汁と違う」と戸惑いの声もありましたが

「美味しかった~!」「おかわり2回目!」「野菜食べれたよ」と嬉しい声も沢山ありました

(給食室)

行事給食『七五三』

11月15日は『七五三』です
園では一日早く提供しました

【献立】
・赤飯
・鰆の西京焼き
・切干大根の柿生酢
・きのこ汁

七五三は無事に育ったことに感謝し
これからの健やかな成長をお祈りする行事です

『赤飯』
お祝い事で食べる伝統料理
赤い色は邪気を払ったり
災いを避けたりする力があると考えられていた為
縁起の良い料理

『柿生酢』
柿=嘉来(かき)→おめでたいことが来る

旬の食材を沢山食べて元気に育って下さいね!

(給食室)