知らないことを知るっておもしろいね!【5歳児】

年末、子どもたちと「年末の挨拶ってどういうの?」

「新しい年って何年かな?」という会話が始まりました。

「もうすぐお正月やで!」と子どもたち

お正月に食べるお節について話をしました。

「何が入っているか知ってる?」と聞くと

「伊達巻!」

「黒豆!」

「栗きんとん」

「海老!」

と知っている物がたくさん!

~自分で調べた子も!~

「お正月にお節食べたら教えてね」と話し、新しい年を迎えました。

~久しぶりに登園~

「あけましておめでとうございます」

という挨拶から始まり、

「お節食べたで」「おもちも食べた」と教えてくれました。

「昆布巻きも入ってて、さけが中に入ってた!」

「みんなが言ってた黒豆食べた」

「こんにゃくがあみあみになってた」

とみんなが食べたお節の中身が具体的に伝わってきました。

「小さな魚入ってなかった?」と聞いてみると

「入ってた!」

「ピーナッツもあって…」

「なんていうんやったかな…」と考える子どもたち。

「あ!田作りっていうねん!」

と答えが出てきて驚きました。

お節には一つ一つに意味があると話すと

「黒豆知ってる!豆に暮らすって教えてもらった!」

「伊達巻はなんやろ?」

「え、かまぼこも意味あるん?」

「お祝いの色なんや!」と新しく知った子どもたち。

さらに田作りの五穀(ごこく)豊穣(ほうじょう)の言葉は難しく、

「田んぼでいっぱいたべものできるようにってこと?」

と子どもたちの考えに驚き!

絵本「ななくさ つんで ななくさがゆを つくろう」

絵本から七草が「七つあるんや!」

七草粥を「食べたことあったかな?」

「お粥って風邪の時も食べる」と子どもたち。

絵本に七草粥は腸を綺麗にするとあり、

「お腹にいいねんもんな」

「綺麗にしなあかんな」

とお腹を撫でていました。

絵本から7は縁起がいい数字と知り、

「縁起がいいって何?」

「あ!いいことがあるってことやろ?」

「そういうことか!」

「7はいいことがあるってめっちゃいいやん!」

「7日もうすぐやな!」と

7にこだわってる七草粥にワクワク☆

~七草調べてきたよ~

春の七草と秋の七草があることを家で調べてくれた友達。

春と秋の七草を発表してくれました。

友達の発表を聞いて

「夏ないんや…」

「冬もないのかな?」

七草は夏と冬はないのか不思議そうな子どもたちでしたが

「調べてみるわ!」

と知らないことを知りたい気持ちが見えました。

~7日のおやつは中華風七草粥!~

園では7日のおやつに中華風七草粥が出ました。

「とろとろ!」

「ん?お肉がある?」

「これが七草粥か~♪」

みんなでいただきます!

初めての中華風七草粥☆よく食べました。

腸を綺麗にしてまたおいしいご飯たくさん食べようね☆

この頃知らないことには「知りたい」

知っていることには「なんでなんだろう?」と貪欲な子どもたちです。

知りたいという気持ちや知るために調べてみようとする気持ちを大切に子どもたちと一緒に初めて知って楽しい気持ちや嬉しい気持ちを子どもたちと共有したいです。

その中で知らないことは教えてあげることで自信に繋がり、教えてもらうことで学び、嬉しい気持ちになる経験を積み重ね、精神的にお兄さん、お姉さんになっていくのだと思います。