ほしぐみ(4歳児) ほしぐみ☆忍者修行の巻!

4月から毎朝、ホールで忍者修行に取り組んできたほしぐみさん。走ってとんで、元気いっぱいです!子どもたちから「きょうも、にんじゃしゅぎょうしような!」「ホールでにんじゃしゅぎょうしたいな~。」というような声が聞こえてくるようになり、忍者修行が子どもたちにとっての楽しみの1つとなってきているようです。

忍者修行も日々進化していきます。数ある修行の中から厳選された3つを紹介したいと思います!!

“でこぼこみちの術”

みんなは「いてて」「いたた」と言いながら慎重に歩きます。足の裏への刺激がたっぷり!足の裏が強くなるかな?!

“一本橋の術”

足の指でパイプをしっかりと掴んで歩けるかな?日常の中では意識して動かしにくい足の指。親指で地面を蹴る力が育つことで、しっかりと歩き、走り、転びにくい(踏ん張ることが出来る)身体の土台を育てます。

“手押し車の術”

腕の力で身体を支えて前に進みます。「おもた~い」「え~、すすまない」と、話す子もいましたが、みんな諦めずに挑戦していました!手押し車は腕の力だけでなく、腹筋や背筋もつかい“体幹”が育つ大切な動きが詰まっています。

ほしぐみ忍者のすばらしいところは、どんな修行も元気いっぱい明るく楽しく取り組めるところ。友だちと一緒なら“やってみよう”という思いもより大きくなっていくようです。これからも様々な“忍者修行”に取り組みながら、今の時期に大切にしたい身体の使い方や“体幹”の育ちを見ていけたらいいなと思っています。

『なぜ、今忍者ごっこ!?』

近年、小学校の先生からこんな話がよく聞こえてきます。「授業中、椅子に座れない子が多い。」「全校集会などで立っていられない。」「疲れやすく、すぐにダラダラする。」…姿勢の発達が未熟だとこの様な姿に繋がるそうです。「姿勢を整えましょう。」と声がかかるとその時はピシッと姿勢を正しても、すぐに元に戻ってしまいます。それはなぜか!?答えは簡単!!姿勢は意識して正すものでなく無意識にコントロールされるものだからです。

自分の姿勢をしっかりと保つことのできる身体の基礎となる“体幹の育ち”“抗重力筋”の育ちを、楽しい遊びの中で促していきたいと考えています。