「手をつないで歩けたよ」そよかぜぐみ 1歳児

そよかぜ組で過ごすのもあとわずか‥進級に向けて散歩に行く経験を積みたいと考え隣の桜ヶ丘公園へ行きました!!短い距離ですが友だちと手を繋いで一緒に歩く楽しさや園外に出て散歩の雰囲気を味わい、楽しさを感じてもらいたいと思い計画しました。

あそびや生活の中でピクニックごっこやお買い物ごっこなど、友だちと手を繋いだり「手をつなごう」の歌に合わせ手を繋いで円になりいろんな友だちと手を繋ぐ経験ができるように取り入れてきました。

「お友だちと手を離さず歩こうね」「○○くんは○○ちゃんの後ろだよ」と子どもたちに伝え事務所にいる先生に「いってきます」と大きな声で挨拶し出発!!

「あ!鳥さんおった」「ぶーぶー(車)おるかな」と園の門を出て子どもたちは見た物に興味を持ち言葉でたくさん伝えてくれます。

公園が近づいてくると気が緩んで手を離して先に進んでしまう子もいましたが園のすぐ裏とは言え初めての散歩で1歳児がここまで手を繋いでくることができたので満点です!!

「公園へあそびにレッツゴー!!」の掛け声で一斉にあそびたいところへ行く子どもたち。

やっぱり好きなのは動物の形のスプリング遊具。友だちが乗っていると…

「やりたい!」

「貸して(代わって)」

「じゅんばんばん!」

「1,2,3,4‥‥9.10!」

「どうぞ」と子ども同士でやり取りをする姿が。

この年齢は保育士を通してのやり取りもまだまだ必要な子どもたちですが、子ども自身が今まで友だちと関わった経験がこのやり取りに現れているのだと思い1年間の成長が見られ嬉しくあたたかい気持ちになりました。

また広い公園で楽しいのは思い切り走る追いかけっこ!

「先生、まてまてしよう」と誘ってくれる子どもたちをわざと大きな声で「まてまて~捕まえちゃうぞ~」と追いかけると捕まえられたくないと思い走って逃げ転けてしまってもすぐに立ち上がり砂を払い「痛くない」「もう大丈夫」と言う姿に心も身体も大きくなったなぁ~と感じます。友だち同士でも追いかけ合い笑い声が広がっていました。

他にも植わっている花を見つけて「白の花きれいね」「黄色もある」「ここもあった」と花を探して触って観察したり、

鉄棒にぶら下がって「見て~」「すごい?」と見せてくれます。

「これ何?」と落ちていた石や木の枝・雑草など拾ってみたり公園の看板に興味を持ったり普段何気なくある物ですが子どもの探究心には驚かされます。私たち保育士も子どもたちの発見から一緒になってふしぎに思ったり興味を持ったりして「どうなるのかな?」「なんだろう?」と考え想像しながら関わり楽しんでいます。

帰る時間になってもあそび足りないようで「まだ帰らない」「帰るのいや」と公園での新鮮な遊具とあそびにあそび足りないようでした。その日のお昼寝はよくあそび疲れていたようでぐっすりの子どもたちでした。

散歩に行く機会を増やし体力をつけ今後の散歩や遠足などに繋げられるように行って行きたいと思っています。

そよかぜブログを1年間楽しみにしているとの声に励まされお届けしてきました。

読んでいただいてありがとうございました。