子育てひろば・園庭開放について

宇宙ロケット発射☆ ほしぐみ(4歳児)

11月28日~30日に作品展がおこなわれます。今年度のほしぐみは“宇宙”をテーマに、家庭から集まった廃材を使って1人1つのロケット作りをしました。

まずは、みんなが作りたい“ロケットってどんなのかな?”というテーマで意見を出し合いました。

「うちゅうのうえまで、とんでいくんやで。」

「めっちゃ、ひがでてる!」

「ひとがのれるくらい、おおきいよ。」

「なんか、さきっぽはとんがってるなぁ。」

「よこにくっついてるのはなに?」

「エンジンやとおもう。」

などなど、気付くことや感じるとこを出し合いました。

話す中で、ロケットにどんなパーツが必要なのかみんなで確認しました。

次に、どんなロケットを作りたいか絵に描いてみました。すると…

「あのな、いんせきをじどうでよけてくれるロケット。」

「めっちゃはやくとぶロケット。」

「まどがいっぱいあるロケット。」

「ぼくはエンジンはぜったいいっぱいつけるんだ。うちゅうのうえのうえまでいくから。」

など、会話が広がる様子があり絵に描くことでより、具体的なイメージが膨らんでいきました。

室内遊びの時間にはブロックでロケット作りをする姿がありました。

「これは、めっちゃとぶねん。」

「このタイヤで、ちゃくりくできるようにしといた。」

クラスの興味関心がロケットに向けて深まっていく様子が見られました。

たくさんたくさんイメージを膨らませて、いよいよロケット作りの始まりです。

筒や牛乳パック、お菓子の箱など好きな廃材を選んで、布やセロハン、折り紙などでコーティング。

「ロケットって、とぶときにめっちゃひがでるんやで。」

「すごいけむりもでてるもんなぁ。」

「そうやで、めっちゃあついやんなぁ。」

という友達の言葉から、しっかりと貼って強く作ろう、という意識がみんなの中に広がっていきました。

本体ができるとパーツを取り付けていきます。

「このやね、どうやってつけようかな?」

「まどもいるなぁ。そとをみると、かせいがみえるかもしれない!」

「エンジンをもういっこくっつけたいな。だってめちゃめちゃとおくまでとぶから。」

作る中でも楽しい会話が膨らんでいきます。

ほしぐみのお部屋には子どもたちが作った太陽系が広がっています。

一人ひとりのこだわりが詰まったロケットはもう間もなく完成です。

宇宙に向けてもうすぐ、発射予定です☆

お散歩に行ったよ! そよかぜ組(1歳児)

10月に入ってから、週に1度園の隣にある桜が丘公園に散歩に行っています。

保育者や友だちと手を繋いで出かけています。

公園では、乳児園庭にはない遊具に興味津々の子どもたち。

鉄棒にぶら下がったり

スプリング遊具やシーソーに乗ったり

型に砂を入れたり、花を見つけたり

それぞれが好きな遊びを見つけて楽しんでいます!

シャボン玉を用意すると

なんだろう?と保育者のまわりに集まってきました。

シャボン玉を見つけて「ぱちん」と手を叩いたり

空に向かって手を広げたり「まてまてー!」と追いかけたりしています。

これからも子どもたちと楽しく遊びたいです!

ウッドデッキで給食食べたよ!

天気が良く、風も気持ちいい日にウッドデッキで給食を食べました。

いつもとは違った場所で、子どもたちも大喜び!

食事中は、「おいしいね」と言い合う姿があり、普段以上に“自分で”食べる子どもが多くいました。

外で食べるからこそ聞こえてくる音に反応し、「へりこぷたー」「きゅうきゅうしゃ」「ぴーぽーぴーぽー」と大忙し!

また食べようね!

そらぐみ(5歳児) 運動会後、見えてきた子どもの姿

友達との関係や言葉で伝え合うことなどが育ってきた一方で、表現の苦手さが見られます。

運動会の振り返り中、気持ちや心に残ったことを言葉ではたくさん伝えられるようになってきている一方で、

それを絵で表現しようとすると、描きたい絵・伝えたい内容よりも描ける絵や描きやすい絵になってしまうことがよくあります。(※ただ、絵を描く経験の少なさも影響していると考えられるため、一概に表現の苦手さだけであるとは言えません。)

また、気持ちを表情にして出すことが苦手な子も一定数おり、嬉しい内容であっても淡々と話す子や、素直な気持ちをなかなか言い出せない子、うまく表情に出せない子がいます。(恥ずかしい・表現の仕方が分からないなど理由はさまざまです。)

また、自由に表現・表出(アウトプット)するには、いろんなものに触れたり感じたり心が動いたりする経験(インプット)が必要になってきます。

子どもたちに対して“表現が苦手”というラベルを貼って終わりというのではなく、子どもたちの心が動くよう色んなものに触れたり様々な経験する機会を作りたいと思います。。

残り半年を切った園生活、子どもたちにとって毎日が楽しい・またやりたい・これもやってみたいと心がワクワクするような日々を過ごせるように保育していきたいと思います。

そらぐみ(5歳児) 運動会当日・その後の様子

園生活最後の運動会

自分たちの力で作り上げた運動会

友達と協力して取り組んだ運動会

最後まで精一杯やりきった運動会

そらぐみの子どもたち一人一人が輝いていました✨

自分たちで一から考えこの1か月半取り組んだことで、

今なにをすべきか自分で判断して動くことや、隊形移動や勝敗の回数など自分のものにしていることが、当日の様子から伝わってきました。

また、担任としてこの運動会で育ってほしいと2つのねらいがありました。

協調性・仲間意識の芽生え(一つの目標に向かって友達と協力したり励まし合いながら取り組むこと・皆と一緒だから頑張ろうとすること等)

“できる!できた!”という自信を持つ(一人一人が力を十分に発揮しながら“やりきった”という達成感や充足感を味わうこと等)

特に、デカパンリレーでは①が顕著に見られました。

始めた頃は、一人一人がバラバラでした・・・

走りたい気持ちが先走って息が合わず何度も転ぶこと。

一人が転んでいるのにもう一人がそのまま友達を引きずって走ること。

自分が履けると走り出し、まだ履いていない相手の子がマットの上で尻餅をついてしまうこと。

「もう!まだ履いてない!」「痛い!」「引っ張らないでよ!」

「(負けた理由は)○○くんが何回も転けてたからやな」「○○ちゃんも上靴脱げてたやん」

怪我をしないか、トラブルにならないか、担任としてヒヤヒヤしながらも過度な口出しは控え見守っていました。

こどもかいぎの場を設けると「せーのって言う」「履くの手伝ってあげる」「転けたら待ってあげる」「勝手に行かない」などの言葉が出てきたり、その直後の練習からは意識する姿が見られたりと、次第に相手と息を合わせながら取り組むことが出来てきました。

それからは両チームとも勝ったり負けたりを繰り返し、勝敗の数が同等のまま迎えた当日。

結果、当日はオレンジチームが勝ち、白チームが負けでしたが、

白チームは悔し涙を流す姿はありつつも、「○○くんのせいで負けた」などの言葉も一切聞こえず、また、白チームのアンカーが走っているときに自然とオレンジチームも「頑張れ」と声をかけていたりと、互いの頑張りを素直に認め合えていたと感じました。

また、②については、担任が特に実感したのは運動会明けの月曜日の登園時です。

「運動会たのしかった!!」と自信に満ちた表情で話す姿がよく見られました。

振り返りの時間でも、「デカパンリレー勝てて嬉しかった」「親子競技負けたけど楽しかった」「トロフィーもらえたのが嬉しかった」「みんなめっちゃかっこよかった」「パパとママに見てもらえてよかった」「緊張したけど頑張れた」など気持ちを言葉にして伝えてくれました。

この達成感や充足感を糧に、これからの生活や活動に対しても意欲・やる気を持って取り組んでいってほしいと願います♪

4歳児 ほしぐみ 「友達を思いやる心の育ち」

10月14日(土)に認定こども園かわにしひよし第16回、運動会がおこなわれました。

当日は朝から少し緊張した様子のほしぐみさん。当日は体調不良で5人のお友だちがお休みしており24人での参加となりました。 「ドキドキするなぁ」と話したり、ソワソワしたりしながら自分たちの出番に向けて気持ちを整えていく様子が見られました。運動会のはじめは準備体操。身体を動かし始めるとみんな徐々に緊張がほぐれていき笑顔で『昆虫太極拳』を踊る様子が見られました。

一生懸命取り組んできた、かけっこも真剣な表情で駆け抜ける姿がありました。

そして、楽しみにしていたパラバルーン。頑張ってきた“花火”の技も綺麗に決まり会場から「おぉ~!」という歓声と拍手が送られました。

1人1人が力を発揮することができた運動会。終わってから、振り返りをすると「楽しかった!」「ドキドキしたけど頑張ってよかった。」「お母さんが見てくれて嬉しかったな。」と喜びを友達と共有する姿がありました。

その一方で「○○ちゃん、元気になったかな?」「○○くんもやな。」「やっぱり、みんなでパラバルーンしたかったね。」という声も聞こえてきました。

お休みの子たちに気持ちを寄せてみんなで考える中で

「ビデオをみせてあげる?」

「絵を描いて見せたらどうかな」

「写真を見せたらいいかな」

など、色々と案が出てきました。そして、みんなが元気になったらビデオを撮って、お休みした子のお家の方に見てもらえるようにしよう。と言うことになりました。

それからも

「○○ちゃん、大丈夫かな?」

「まだ、お熱下がらないのかな?」

と話す様子が見られました。元気になって登園した子に

「○○くん、心配してたんやでー」

「もう大丈夫?一緒に遊ぼう」

と声をかける様子も見られました。

10月19日(木)には運動会当日に発熱で休んでいたお友達がようやく元気になり、みんなでパラバルーンに取り組むことができました。

運動会の取り組みを通して“みんなで力を合わせて取り組もうとする”姿勢の育ちが見られました。みんなで取り組む中で友達に気持ちを寄せて、友達のことを考えようとする心の育ちも感じています。1人ひとりが力を発揮し、運動会という大きな行事を乗り越えて、1つ大きくなったほしぐみさん。当日までの過程や、当日、その後の姿も含めてみんなの成長を感じています。

にじぐみ(3歳児) 運動会の裏話

先日の運動会では、温かな声援・ご協力を頂きありがとうございました。担任の想定以上の頑張りを見せてくれた子どもたち。その背景にあった裏話を紹介します。

●内緒だよ!

運動会で“小さなヒーロー”をすることに決まった時、期待感や特別感を楽しむ為に「にじぐみがヒーローに変身することは本番まで内緒だよ」と子どもたちに伝えていました。

事務所の先生たちや5歳児4歳児のお兄さんお姉さん、もちろんお家の人にも内緒です。

どのくらいの子どもたちが内緒にできるのかな、楽しさが溢れて話してしまうだろうなとワクワクしながら見守っていると早速…

「ママとパパの前で、へーんしん!ってしちゃった!」とある子ども。

「え~!言っちゃったのー!」と私が言うと、「僕も言っちゃった~!」「わたしも内緒だよって言って、変身しちゃった~!」と次々と報告が。

又ある日には、他のクラスの先生から「変身を見せてもらいました」との報告・保護者の方から「家でめっちゃ練習しています」とのお話も…!

子どもたちの様子を微笑ましく思っていたら、「家で全然見せてくれないんです」「言ったらだめだよって先生が言っていたと聞きました」とのお話も伺いました。私の言葉を忠実に守り、本番までのお楽しみにしようとする姿も心が和みます。

内緒にする姿も思わず言ってしまう姿もどちらも3歳児らしさが出ていますね。にじぐみの運動会のねらいである“うんどうかいってたのしいね”を感じてくれていたら嬉しいです。

●手を繋ごう

にじぐみでは、本番に向けて「緊張したりドキドキしたりしたときには“手を繋ぐ”」を合言葉に取り組みを進めてきました。

そして入場前、待機場での出来事・・。

顔がいつもより固まっており、子どもたちから緊張が伝わります。「大丈夫かな…」と少し心配をしながら子どもたちを見ると、たくさんの子どもたちが隣にいる友だちとぎゅっと手を繋ぎ合っている姿が目に入りました。

いつもと違う行事ならではの空気感に不安を感じながらも、何とか「頑張ろう」と友だち同士支え合おうとする姿から、にじぐみの子どもたちがお互いに心強い存在になっていることを感じ担任としてとても嬉しい出来事でした。

そしてさらに、私が「緊張するね」とつぶやくとそっと私の手を握ってくれる子どもの姿が…。

「せんせい、大丈夫だよ」「がんばろうね」と言ってくれているような気がして、開始早々ジーンとしました。

●きんぴかメダルよりも…

運動会後の月曜日。運動会の楽しかったことやお家の人に言われたことを言葉で伝え合いながら、運動会の思い出を絵で表現しました。

それぞれ思い思いに絵を描き進めていく子どもたち。「描けたよ~!!」と嬉しそうに見せてくれました。

「何を描いたの?」と尋ねると、「大玉転がし!」「コロコロするやつ描いたの」「ママと〇〇(自分)と、大玉!」と親子競技の“大玉転がしリレー”を表現する子どもたちがたくさん。

絵で表現するのに、大玉がイメージしやすいという理由もあるかと思いますが、

自分たちが一生懸命練習を重ねた“ちいさなヒーロー”よりも、キラキラに光っていた“きんぴか(金)メダル”よりも、大好きなお家の人と一緒に楽しむことができた“大玉転がしリレー”が何より子どもたちの心に残っていたことを知りました。本番での表情もとても生き生きとしていましたね。

『にじいろおおだま』

子どもたちには虹色に見えていたのでしょうね♪

『おとうさんと〇〇(自分)くん。おおだまころがししたよ』

『パパと○○(自分)とおおだまころがし。きんぴかメダルもあるよ!』

子どもたちは約1か月半の間の取り組みの中で様々な姿を見せてくれました。初めての運動会という大きな行事を超え、また一つ大きくなったのではないでしょうか。

保護者の皆様からは、「緊張しているようでしたが、友達と手を繋いで笑い合って一生懸命演目を行う姿が楽しかったです」「子どもも楽しかったと言っていて成長が見れるいい機会だったなと思います」「こんな小さいのに自分の配置を覚えて動けるんだなぁと感心しました」等の素敵な言葉を頂きました。

にじぐみで過ごす時間も残り半分。みんなで力を合わせながら進級へ向かっていきたいと思います。

つきぐみ(2歳児)感触あそびいっぱいしたよ!!

8月・9月は泡あそびや寒天あそび・粘土あそび等の感触遊びをしました‼

~泡あそび~

保育者が泡を準備していると

「せんせーい!何してるの~?」

「それなあに~?」とお部屋からのぞいていた子どもたち。

泡を子どもに見せると・・・

〇泡に手を埋めて「ふわふわ~」「気持ちいね~」などと感じたことを言葉にする子ども

〇スプーンで上手にすくって移し替えてジュースに見立てる子ども

〇スプーンでぐるぐるかきまぜる子ども

〇手に泡をつけて‘‘パチン‘‘と叩き弾ける様子を楽しんでいる子ども

等の姿が見られました✨

それぞれ違った泡の遊び方を見つけていました!

その数日後は、洗濯ごっこに発展しました‼

布を泡につけてゴシゴシ~      水につけてきれいに洗って…

仕上げに洗濯ばさみをつけて干してくれました♪

~寒天あそび~

大きな寒天を2つに割って「われたっ!」と喜んだり

寒天を触って「みて~!手についてる!(色が)」

また、同じ色ばかりを集めたり色の組み合わせを考えている姿もありましたよ👀✨

みんなそれぞれ好きな遊びを楽しんでいました♪♪

感触あそびを通して感じたことを言葉にする姿が見られるようになってきました。

これからも子どもが自由に表現できるように関わっていきたいと思います!!

洗濯バサミであそんだよ そよかぜ組(1歳児)

この日は身近にある素材の洗濯バサミをたくさん用意し、遊びました。

洗濯バサミを「どうやってはさもうかな~」「こうかな?」と試行錯誤しながら挟んでみたり

容器の中にたくさん入れて「はいるかな?」「みてー、いっぱいはいったよ!」

「せーの」「じゃー」と出したり

筒に入れると滑り落ち缶の中に入ると『カン』と音が鳴り「うわー」と驚く姿も見られました。

長い筒を縦にして「いくよー」「みててね」

洗濯バサミをたくさん付けたよ!

発見したことを友だちや大人に伝える姿や集中し夢中で遊びこむ姿が見られました。

洗濯バサミを外すことが楽しい、考えながら挟む、大きい容器から小さい容器に移し替える、筒の中に入れることが楽しい、洗濯バサミが落ちた時の音が楽しいなど、それぞれの楽しみ方を見つけていました。

これからも指先を使った遊びをたくさん楽しみたいと思います。

おひさまぐみ(0歳児)   9月・10月の子ども達の様子☀

暑さも和らぎ、気持ちよい風が感じられるようになりました。

子ども達は、園庭へでて元気いっぱい遊んでいます。

【8~11月生まれの子ども達の様子】

お部屋では、 ずり這い・ハイハイ・伝い歩きをして室内を探索しています。月齢の高い友達がしていることをよく見て身体を動かしています。

園庭では葉っぱや石、遊具にも興味を持って手を伸ばしています。

初めは砂の感触を嫌がり、抱っこから降りるのも拒んでいましたが、今では慣れてきて、砂場に座って砂を触っては手足をばたつかせたり握ったりして感触を楽しんでいます。

【4~7月生まれの子ども達の様子】

靴を履いて上手に歩けるようになり、歩くことが楽しいようで園庭を散策しています。

また1つ上のそよかぜ組の友達のしていることが気になり、おひさま組の子ども達も三輪車や滑り台で遊ぶようになりました。

滑り台

滑り台の登りは腕と足腰の力を使ってよじ登ります。初めは両手をつき寄りかかるだけで手足が前に出なかったのですが、右手、左手、右足、左足と手足の置き場を伝えると、段々と身体の使い方がわかり手足を動かし登る様子が見られるようになりました。

滑ることも初めは怖がっていましたが、慣れてくると繰り返し何度も登っては滑り、滑り方も前向き・後ろ向きと自分で選んで姿勢をかえる子どももいます。

ペダルのない 三輪車(キックバイク)

地面を蹴って自分で動かすことはまだ難しいですが、またいで乗ることができるようになりました。乗ってはハンドルを握り動かして楽しんでいます。

大人がすることをよく見ていて伝えていないのですがハンドルをもって押すと三輪車が動くことがわかり、倉庫から一生懸命出す様子もあります。

興味関心がいっぱいの子ども達ですが、まだまだ思うように体がついていきません。“どうやったらできるかな”と一緒に遊びながら子どもの気持ちを大切にしていきたいと思います。

そらぐみ(5歳児)③運動会も「自分たちでやる」!!

<9月14日> こどもかいぎ④:どんな役割がある?

例年通りの司会・準備体操の見本に加え、今年は保護者の案内・道具出しの案が出てきました。お泊まり保育での“こども先生”、アイドルごっこでの“おしごと”等、一人一人役割を持って取り組む経験から、保育者も思いつかなかったような役割も出てきて驚かされました。

4つの役割(司会・準備体操の見本・保護者の案内・道具出し)の中から、自分のやりたい役割を1~2つ選び、グループに分かれて考えました。

◎司会

「ぼくは喋るの少しがいい」「私は長く話せるで」「○○ちゃんアイドルのとき司会上手だったよね」

自分自身や友達の得意なことなどにも気づきながら、どの部分をだれが担当するかの話し合いをしました。

◎準備体操の見本

「ほしぐみの時もしたよね」「みんなは前向いて踊るけど、見本の人は後ろ向くねんで」

昨年度も見本をしてくれた子がリーダーシップを取りながら、自分たちのやるべきことを確認をしました。

◎保護者の案内

「席は紙みたいなの貼ってたよね」「大人やから席は番号見たらわかる」「親子競技のときに呼びに行く」

保護者の誘導・案内と言っても、大人だから自分で席には座れる、じゃあどうしよう?と考えながら、親子競技の時に案内することを決めました。その後は、保護者を2ヵ所に呼びに行く人・出てきた保護者をまっすぐ並ぶように声を掛ける人に細かく分けながら、どれがどこを担当するか考えていきました。

◎道具出し

「ぼく力持ちやからどれでも持てる」「一人一つにしたら早そう」

自分の担当をどう決めていくか、スムーズに進めるためにはどうしたらいいかということについての話し合いをしました。

<9月21日> こどもかいぎ⑤:リハーサルの振り返り

自分たちで決めた流れのもと、通しで行なった1回目のリハーサル。

写真を使いながら振り返りをしました。

「時間過ぎちゃってる」「ふざけてる人いたからやで」「あと並び順も覚えてなかった」

「見本の人近すぎやな」「ひこうきにして広がったらいいんやで」

「オレンジチームがまた勝った」「協力したらいいんやで」

「立ち方、かっこ悪い」「ピシってするねん」「こうやで」

課題をたくさん挙げながらも、「○○くんがかっこ悪い」「○○ちゃん変」と誰かを責めるようなことでなく、「こうしたら良くなる」と改善策を考えるような言葉がほとんどでした。

自分たちで決めたことをやってみて、うまくいかなかったら改善策を考えて、また考えたその案でやってみる・・・というPDCA(計画、実行、評価、改善)サイクルをすでにしているそらぐみの子どもたちに感心しました。

最後に・・・

「こうやってね」「こうするから、ここでこうしてね」など与えられた通りに動くのでなく、

「こうしよう」「こっちの方がいいんじゃないか」「これしたい」と自分が選択し決めていったことで、一人一人が自覚をもって主体的に行事に参加することが出来てきています

そらぐみみんなで作り上げる運動会、どんなものが出来るか楽しみですね♩