子育てひろば・園庭開放について

まもなく開園!『そらぐみ動物王国』  5歳児 そらぐみ

10月26日に『神戸どうぶつ王国』に秋の遠足に行ってきたそらぐみさん。

動物たちを見てたくさんの気づき、心動かされる経験を友だちと共有しました。

その経験を通して「どうぶつえんをつくりたい!」という声がみんなの中からあがりました。 そこで、どんな動物を作ってみたいかクラスで相談し、4つの作りたい動物チームに分かれて、それぞれ担当する動物を製作中です。

チームごとの製作過程をお伝えします。

まずは【ニシキヘビチーム】

「へびってながくてすごかったなぁ」「うん、ながくて、ふとかったよね」

と“長さや太さを表現したい”思いが強く伝わってきました。

そこで、はじめに長さしらべをしてみました。図鑑で調べてみると…

「4メートルやって!」「どう?」「3にんならんでもまだたりない」「せんせいよりながい!」「えー、こんなにながいの?」

この長さをどうやって作ろうか考えたヘビチーム。

「ダンボールをつなげてみる?」「でもさ、それじゃ”ふとさ”はどうやってするん?」 「ダンボールをまるくしたら…」「ダンボールはかたいからむずかしいとおもうなぁ」

そこで担任からも少し提案をし、大きな“米袋”を切り開き中に丸めた新聞紙を詰めて繋げました。

「これ、のりまきみたいやな」「ながさ、これくらいかな?」「もう1ぽんつくらないと」「お、ふとさいいやん」

長さも太さも意識して作ります。

土台ができると、模様付け。4メートルのハトロン紙(手芸の型紙用の紙)に指でペインテイング。

「いろは、きいろとしろやな。」「めっちゃながいから、ぬるのもたいへんや~!」

頑張って塗った4メートルの”ヘビ皮“を乾かしてから丁寧に巻きます。(「こんどはたまごやきやな~」と、作りながら大笑いでした。)

こうしてだんだんと形になってきました。

すると「へびってちょっとツルツルしてるよね。」と気付いたヘビチーム。そこで、ラップを巻いてみよう!と、ラップを使いヘビのテカリを表現しました。

長いヘビのからだができてくると

「おぉー!だいぶできた!」「かおは、どうする…?」

迷った時には図鑑や写真とにらめっこ。“本物みたいに作りたい”という、ヘビチームの思いから“大きさや太さは本物みたいかな?”“色はどうかな?”と、一つ出来上がるごとに相談し合って進めていきます。

「くちはおおきいし、ベロはほそくてながいね。」「めは、よくみるとまんなかがくろくて、まわりはちゃいろいね。」

口は、紙コップを工夫して、目の中も良く見て描いていきます。

そうしてできた顔は、そらぐみのみんなから「へびのかおほんとうに、こわいわ。」「たべられそうやな。」「ほんものみたい。」「めがこわいんやな!」と大好評です!!

ビルマニシキヘビは“るる”と名付けられて、そらぐみの木に巻き付いています。

「ここでしゃしんをとったらいいね!」「うん、それがいい!」

と話すヘビチームの姿があり、ここは動物園の中のおすすめフォトスポットになりそうです!!

もし『そらぐみどうぶつ王国』にお越しの際に”ニシキヘビ“について知りたいことがあったら、飼育員さん(製作者)の写真がニシキヘビの上に乗っていますので、お気軽にお声掛け下さいね。

次回は【レッサーパンダチーム】の様子をお伝えしたいと思います。

お楽しみに♪

「乳児園庭の秋の自然」0歳児 おひさま組

子どもたちはどの子も誕生日を過ぎ1人歩きできるようになりました。また、気候も涼しくなり活動量も増えてきた為、9月中旬からそよかぜ組に混じり乳児園庭で遊んでいます。

気になるところや行きたいところに行くことができ、どんどん遊びが広がるようになりました。

「お外行こう」と声をかけると『はやくいこう』と言わんばかりに駆け出し、靴下、帽子、靴を自分で取り出し外に行くのを待っています。

乳児園庭にあるキンモクセイの木

そら組の女の子がキンモクセイの花を集めて持ってきてくれました。そのキンモクセイの花を子どもたちの鼻に近づけると“クンクン”と匂いを嗅いでみたり、砂場に落ちている花やカップに入った花を指でつまんでみたり・・・

落ち葉を見つけると「はっぱ」や「ぱっ」と言って手に取り『みて〜』と嬉しそうに見せる姿も!

『これはなんだろう?』『おおきくてかたいな』とビワの木の幹を触ってみたり、落ちていたドングリを大事に落とさないように持ってみたり「ドンドン」と言いながら拾ったドングリを私たちに見せに来てくれます。

そら組やにじ組が収穫したサツマイモやサツマイモのつるに触ったり、ひっつき虫(草の実)が服に付き必死に取ろうとしたりと秋の自然にたくさん触れて楽しんでいます。

少しずつ園庭にも慣れてきて自分の興味・関心のある所へ行くようになってきました。気になる物を手に取って触るだけではなくカップに入れてみり、トントンと打ちつけてみたりと試して遊ぶ姿が見られるようになった子どもたち。

これからも自然物に触ったり見たり匂いを嗅いだり“季節”を全身で感じながら子どもたちと楽しんでいきたいと思います。

『廃材に触れよう!』 2歳児 つきぐみ

4月からシール、紙、布、紙皿などの素材に触れてきたので

今回は〖廃材〗に触れることができるといいなと思い担任で話し合い

おうちから持って来て頂きました。

ありがとうございます!!

持って来て頂いた紙パックやゼリーカップでたくさん遊んでいます‼

友達と遊んでいる際にわざと目につくように箱から出すと

最初は

「何するの?」

「何に使うの?」

と不思議そうな顔をしていました。

ゼリーカップを渡すとままごとコーナーへ持っていき

チェーンリングや花紙などを入れて

ジュースやゼリー、アイスに見立てて作っています。

花紙は手の全体を使い丸めて、

上手に指も使ってカップや皿などのサイズに合わせて

自分で量を調整してカップに詰め込んでいました。

「いらっしゃいませ~」

「どれにしますか~」

と声掛けが始まると、

友達がお客さんになって来てくれてお店ごっこが始まります。

また、園庭にも持っていくと

どんぐりやどんぐりの帽子・石など拾ったものをカップへ集めたり

砂をたくさん入れてその上に葉っぱや集めたどんぐりなどの自然物で飾りつけ☆☆

木の机でパーティーを楽しんでいました♪♪

洗濯ばさみを使って遊ぶ様子がよく見られていたので

子どもの遊びが広がるようにと思い紙パックを切って

輪っかの状態で用意しました。

するとまずは、横に並べてみたり高く積んでみたりしています。

保育者が切った紙パックを洗濯ばさみで繋げているのを見ると・・・

真似て繋げて電車に見立てる子どもがいて私たちが驚かされました!!

他にも

「みてー!!私も長くできたよー」

と嬉しそうに見せてくれたり

紙パックを何個も重ねたものを「恐竜みたい」と喜んだりしながら遊んでいました。


紙パックを横にきれいに並べて洗濯ばさみをつけたり、

大きい紙パックを下にして崩れないように重ねたりして工夫しながら

何度も遊んでいます‼

そんな子どもの『自分で考える姿』ステキですよね♪

これからもそんな姿を大切にして子どもの遊びが広がっていくように

していきたいと思います。

また、ペットボトルのキャップや毛糸などで遊びたいと思いますので

お家にありましたら持ってきて頂けると嬉しいです。

よろしくお願いします。

ほしぐみ(4歳児) 神戸どうぶつ王国で出会ったよ

「動物園ってあした〜?」運動会後、毎日のように聞こえてきた言葉。

子どもたちが楽しみにしていた秋の遠足がやってきました。初めての遠足、バスにお弁当に動物園♪それだけで心躍りますよね。ただ「楽しかった!」だけで終わらせてはもったいない!とほしぐみでは初めてのグループ活動として事前学習を行いました。

まずは下見でもらった地図を子どもたちと眺め見てみたい動物を尋ねながら、その中から6つ(グループの数に合わせました)の動物に絞り、身体の色や目の色、歯の大きさ、鳴き声等、担任が気が付いてほしいポイントを伝えました。 写真を見ながら知っていることを言葉で伝え合い、知らないことはみんなで 予想。

「身体の色は、黒色やと思う!」「触ったら多分・・固そう」「オオカミはふわふわかな」「あと鳴き声が難しいねんなあ」「絵本に載ってるかも!」「お父さん何でも知ってるから聞いてみるわ!」

絵本で調べたり、誰かに尋ねたりする習慣もついてきたようです。

まだまだ話し合い“風”ですが、参考の為に置いたあいうえお表と睨めっこしながら会議録も作りました。自分たちで作った初めての話し合いの記録。部屋に掲示すると嬉しそうに眺めながら何度もお話をしてくれました。

そして遠足当日。事前学習で考えたことが本当なのか、いよいよ検証です。

《シンリンオオカミ 目の色は何色?》

「あ!見えた!茶色や!」「あれ、こっちはオレンジや」「茶色の目の中に、オレンジがあって、真ん中が黒!」

じっくりと観察をしながら「わおーーーん」とオオカミの鳴き声を真似する子どもたち。まるでオオカミとお話をしているようでした。

《カピバラ 歯の大きさを見てみよう》

カピバラを見つけた子どもたちは歯を見るために小さくしゃがみ込んで、じっくりと口が開くのを待っていました。そこへ現れたもう一匹のカピバラ。後ろからゆっくりと子どもたちに近づき‥

「○○くん後ろ!!!」「わあ!びっくりした!」「こんな近くはちょっと怖いわ!」残念ながら歯を見ることはできませんでしたが、とても近くで出会うことができました。

《フタユビナマケモノ 爪の大きさを見てみよう》

「ずーっと木の上におるって”手”疲れへんのかな」「“フタユビ“やから、指がふたつってこと?」「全然動かへんな」「爪めちゃ大きい!」「(自分たちの爪を見ながら)こんくらいやな」

じーっとしているナマケモノにつられて、子どもたちもじーっと固まって‥。ナマケモノと見つめ合う子どもたちでした。

≪ゴマフアザラシ 体の模様を見てみよう≫

「おった!!泳いでる!」「来た来た!!」「黒と白!丸い模様!」「“ゴマ”フアザラシやから、丸い模様ってこと?!」

実際に見たことから、自分たちなりに仮説を立てて考える姿が見られました。

≪ケープペンギン 泳ぎ方はどんな泳ぎ方?≫

「何か魚の匂いがする!」「やっぱりペンギンや!」「ペンギンってなんか鳥っぽい」「泳いでるとき、空飛んでるみたい!」「(真似をしながら)こんな感じ~♪」

両手をいっぱいに広げ、パタパタと動かしながらペンギンになりきっていました。

≪コツメカワウソ 住んでいる所を見てみよう・鳴き声を聞こう≫

「え〜ジャングルに入るの~?」「草と水があるねえ」「岩もあるで」「(鳴き声は)キーキーって思ってたけど、クウクウも言ってる!」「ピーピーも聞こえたで」「違うで、キーキー!」と伝え合う子どもたち。

何か言葉を話しているんじゃない?と私が伝えると、「え〜!一緒に遊ぼうって言ってる」と想像して楽しんでいました。

友達と同じものを同じ時間に見て、“楽しさ”や“発見”、“不思議”を共有できるとても貴重な時間でした。いつもと違う特別な1日。この経験が子どもたちの育ちに繋がるよう、保育に活かしていきたいと思います。

帰り道では「どうぶつ王国楽しかった〜!」「今度、パパとママと行こうかな」「全然楽しくない!もっともっと動物見たかった!」と気持ちを伝えてくれながら、バスの中で眠りにつく子どもたちでした。

にじ組(3歳児) 10月26日 トトロの森へ行ってきたよ🌳

初めてのフェスティバルが終わり2週間。

次は初めての遠足!初めてがたくさん続きます☺

「お弁当箱買ってもらったよ~」「遠足ってお弁当食べるのやろ?」「楽しみ~」と。

さすが食欲の秋(笑)

遠足で、川西中学校にある自然がいっぱいの(通称)トトロの森に行くことや、

中学校までは片道20分ほどの道であることを地図を見せながらを伝えると、

「中学校知ってる」「ぼくのねえねが行ってる」

「前の公園(霞ヶ丘公園)より遠いやん!」

「20分ってめっちゃ長いやん!(20分の感覚があるのかと驚きました)」

「いっぱい歩くの?」「疲れちゃったらどうしよう~」「ぼく力あるから大丈夫やで」

『(保)なにが楽しみ?』

「どんぐりと松ぼっくり拾うの!」「お弁当~!」「トトロの森!」「バッタとかいるかな?」「見たことない虫いるかな?」「赤い葉っぱとかあるかな~」

私が事前の下見に行くことをちらっと話すと、

「一人で行けるの?」「迷子にならない?」「怖くない?」「大丈夫?」

とすごく心配しながら見送ってくれました。(私のこと一人で行動するには危なっかしい先生だと思われているのでしょうか笑)

いざ当日。朝からルンルンで登園してくる子どもたち。

近隣のボランティアさんが引率に来てくださったり、子どもががっかりしたらかわいそうだと予備のドングリや松ぼっくりを密かに用意してくれたり、

学校に着けば川西中学校の校長先生がわざわざ玄関まで来てくださったりと、

たくさんの方々のご厚意にも恵まれました。

無事トトロの森につくと、たくさんの自然物がいっぱい!!!

「わあ~!ほんとにトトロの森だね!」「蜘蛛の巣や~」

「松ぼっくりいっぱい!」「ここにも!あ!あそこにも!ここも!」

「(園にある丸いドングリと比較して)なんでこのどんぐり細いの?」「幼虫出てきた!」「それドングリ虫やで~」

「(やまぼうしの実を見て)りんごみたいなのある~」「こんなん初めて見た~」

「赤の葉っぱあった」「黄色とか茶色もあったで」「いろんな色やなあ」

「カサッカサッ」「もしゃっ」「葉っぱ踏んだら音がした~」

「あそこに赤とんぼいる!」「捕まえたいなあ~」(この後、夢中でトンボを追いかけていた子が、学校のビオトープにドボン!笑)

「トトロさ~ん!いますか~?!」「全然おらんなあ」「恥ずかしいんかな?」

「♪~ まっくろくろすけ出ておいで~出ないと目玉をほじくるぞ!」

「なんかこの黒いのまっくろくろすけちゃう?」

拾った自然物は、探検バックの中に詰めたり、入りきらない子はポケットに詰めたり。

小さな手いっぱいに大切そうに握りしめる姿が可愛いですね♡

遠足で拾ったものは、これから遊びや製作で使っていきたいと考えています。

校長先生にもお礼を言い、帰りは15分ほどで帰ることが出来ました。

園に帰ってからは、お待ちかねのお弁当☆

「外で食べるの楽しい!」「みて~こんなお弁当だよ」「美味しそうでしょ~」

「めっちゃ美味しくて早く食べ終わっちゃった!」「またお外で食べたい」

“空のお弁当箱を持参してもらい、その中に給食を詰め、園庭の紅葉の下で食べる”なんて機会を作っても楽しいかなと密かに思ったりもしています♪

今回の遠足は、片道約20分の道のり、険しい道・坂道も多々ありましたが、

思った以上に軽い足取りで歩く子どもたち。

また、信号の渡り方も素早くスムーズに一斉に渡ることができていました。

4月から(夏季・行事前を除いて)週に1回程度の散歩を続けていたことで

この半年で想像以上に体力・気力・忍耐力がついてきたと実感しました。

今後は、春から続けていた散歩スタンプラリーの再開や消防車見学、

能勢口方面への散歩や坂道・階段を使った散歩、最終的には五月山動物園制覇を目指しています♪

また、散歩を通して、身近な職業(交番、消防署、図書館、いろんな店で働く人たち)について興味を示したり、

交通ルールや標識、点字ブロックやスロープのユニバーサルデザインについて理解したり、他の通行者等、周囲への気配り等も出来るようになっていけたらと考えています。

秋の実りを喜んで♪ 5歳児 そらぐみ

春に苗を植えたサツマイモ。今年度は、園庭の畑と2階のウッドデッキでは土のう袋に土を入れて、2ヵ所で育ててきました。

水やりをしながら

「おおきくなるといいなぁ」

「いつ、おいもできるのかな」

「あきになったらだよ」

「はやくたべたいなぁ」

と、楽しみにしながら話す姿が見られました。

サツマイモはお日様の光を浴び、みんなから水やりをしてもらって、どんどんツルを伸ばして大きくなりました。

そして迎えた収穫の日。

土のう袋を切って、そっと土を掘っていくとサツマイモが顔を出しました。

「そっと、つちをほっていくんやで」

「みえてきた!」

「うわぁ、めっちゃおもたい」

「でぶっちょのおいもや!」

「やったー!どうやってたべよう」

と大喜びのそらぐみさん。

「ならべたら、こんなにたくさんあった」

「いちばんのでぶっちょは、これや!」

このたくさんのサツマイモを使って何を作りたいか、5つのチームごとに集まって出し合いました。

5・6人という少人数で集まって話す目的は“どの子も自分の思いを言葉にして伝えられること”“周りの友だちの言葉に耳を傾けることができること”です。

「スイートポテトは?」

「さつまいもごはん!」

「だいがくいももいいね」

「ちょっと、しゃしんみて。これがたべたいんや。」

など、1人ひとりが食べてみたいメニューを自分なりに伝え、友だちの言葉にも耳を傾けます。

その中で、

「でも、スイートポテトのレシピがわからないよ?」

「レシピってなに?」

「つくりかたのことやん。」

と気付いた子どもたち。

「おかあさん、しってるかな?」

「ほんに、のってるかな?」

と話を聞き早速、調べることになりました。

そして、調べた子たちがレシピを紙に書いて持ってきてくれています。

↑さつま汁の作り方です。

こういった、子どもたちが準備してきたレシピを活用してクッキングに取り組んでいきます。

“~したい”という子どもたちの思いからスタートし“どうしよう”“やってみようか”“やってみたい”と試行錯誤する時間を取る事で“考える力”の育ちを大切にしてきました。その繰り返しを重ねる中で、子どもたちは自分なりの考えを伝えようとしたり、友だちの思いにも耳を傾け、共に取り組む力が育ってきていると感じています。

クッキングの様子はかわにしひよしのインスタにUPしていますので、ぜひご覧ください。

自分でできるよ! 2歳児 つきぐみ

「自分でやってみよう」という気持ちがどんどん出てきた子どもたち。

今までかごから出し入れしていた着替えも、かばんからになり

担任と一緒にしながら着替えを少しずつ自分からするようになりました。

「パンツこっちがいいー!」「先生手伝ってー!」と

イヤイヤが見られることや、時々甘える姿もありますが

「みてー!着替えできたんだよ!」「ズボンの向きあってる?」

と自分でやった時には“やったぞ!”と教えてくれたり

自分で確認する等、どんどん自立に向かって進む子どもたちがいます

スーパーの袋も“自分であけて”“自分で服やパンツを入れて

”担任と一緒に“くくる”ことに挑戦中!

くくる時には

  • うさぎさん作って
  • ばってんにして
  • くるっとまるめて引っ張って
  • 最後にぶしゅ~とつぶして 完成!と伝えながらしています。

※スーパーの袋が縛っていると、自分で袋を広げることが難しいので

縛らずにいれて頂くと “自分であける”がしやすいです!

私たちは、子どもたちの「自分でやろう」という気持ちを大切することで

大人が手伝う回数を意図的に減らし、できたという経験を通して、

一人でもできる事を増やしていきたいと思っています。

是非ご家庭でも、そんな子どもたちの“やろうとする気持ち”を大切に

できる事をたくさん見つけて褒めてあげてください✨

~自然って楽しい!!~

先日、そらぐみさんに収穫したサツマイモを見せてもらいました。

顔の近くにもってきて「おっきい~!」と芋の大きさにビックリしたり

サツマイモを見つめて「穴いっぱいあるなぁ??」と

でこぼこを手で押さえるすがたも・・・・

しばらくして、今度はサツマイモのつるを見つけると「うんとこしょ!どっこいしょ!」と

声を出したり、「おもたいよぉ~」と担任が引っ張って綱引きあそびにしていました。

その後もズボンの後ろに挟んで「追いかけっこしよ~!」

「しっぽだぞぉ」としっぽ取りあそびにもなり

改めて、あそびのイメージの豊かさを感じた場面でした。

これからもどんどん季節にちなんで自然物に触ったり見たりしながら親しんだり

あそびに生かしていきながら子どもたちと楽しんでいきたいと思います。

にじ組(3歳児)運動会に向けての取り組み

にじ組の1年間の目標と、1番大切にしたいと考えていることは、『自分の気持ちを最大限に発揮することができる』ということです。具体的に言えば、この年齢によく見られる、「いや!」となったら絶対やりたくないと押し通す・なんで泣いているのか理由がわからなくなるほど泣き続けることや、「ぼく・わたしはこれがやりたい!」と3歳児の自我・自己発揮を形成する自己主張がはっきり出せること等です。ただ実際は、ポジティブな感情(楽しい・面白い・嬉しい・好き等)は結構出せるけど、ネガティブな感情(不安・苦手・やりたくない等)は出せずに我慢してしまう子がまだまだいるのが現状かつ課題であると感じています。

子どもたちにとって運動会という初めての行事を通して、『友達と同じことを一緒にする楽しさに気付く(集団活動の入り口・第一歩になればと思っています)』ことや『自分なりのイメージを持って表現することを楽しむ』ことに加えて、

「上手じゃないとあかん」「泣いたらあかん」「みんなと同じようにせなあかん」「やりたくないけどせなあかん」など自分の感情や思いを我慢せず「恥ずかしい」「緊張する」「今はやりたくない気分」などの自分の気持ちが出せるよう、少しでもなってくれたらいいなと考えています。

また、運動会への取り組み方としては、子どもたちと一緒にやりたいことを創り上げていきたいと考えており、私発信で「これはこう」「こうやってやりましょう」と進むのではなく、子どもたちから出た意見をたくさん拾いながら進めていきたいと考えています。

☆9月7日・8日『運動会ってなんだろう?』

初めての行事、初めての運動会ということもあり、

2歳児のつきフェスティバルを振り返ったり、『どんなフェスティバル(運動会)にしたい?』と考えを聞いていきました。

(男児1)「(つきフェスティバルでは)踊れなかった」「恥ずかしかったから」

(女児1)「かっこいいところとかかわいいところ見てほしい」「かっこ悪いのはあかん」

(保育者)「かっこ悪いってどんなの?つきフェスティバルで踊れなかった○○くんはかっこ悪い?」

(男児2)「ううん!」

(女児2)「かっこ悪くなかった~」

(女児3)「だってな、だってな、がんばってたから!」

4月・5月の子どもたちだったら(私がちくちく言葉ふわふわ言葉について話をしたことも相まって)不安・緊張する・恥ずかしい・自分だけ踊れないなどについて<よくないもの><マイナスな言葉><ネガティブな感情>などと捉えてしまう子が多くいたと思います。今回、「踊ってないけど頑張ってた」と子ども同士で認め合うことができたのは、8月頃から、いろんな気持ちを目で見て形で表せるような“こころのキャラクター”というものを使いながら嬉しい・楽しい・怒る・悲しい・不安・悔しいなどどんな感情も大切だということを伝えてきていたのが、少しずつ理解できだしてきているのかなと感じました。

☆9月9日~ いざ練習スタート

4月、体操で身体を動かして遊ぶことや、ピアノに合わせて動物になりきったりして自分なりのイメージを持って表現したり、わらべうたや集団遊びで同じ遊ぶことの楽しさをみんなで共有することをしてきました。また、体育あそびでもサーキットの前に並足行進をして、かかと歩きやつま先立ち、ケンケンパなど様々な動きを取り入れています。

今回は普段やっている並足行進を取り入れ、入場行進や動物になりきって進みます。

『どんな動物にする?』『その動物ってどんな動きかな?』など話したり実際に表現したり面白い表現の子がいたらみんなの前でやってみたり真似したり。

当日はどんな動物に変身するか楽しみにしていてください♪また、体で、顔で、動物の声で表現したり、表現方法もさまざまです。どんな表現でも、自分なりのイメージを持って表現できていればいいと思っています☺

準備体操・ダンスも、大人が振りを全て決めたわけではなく、【♪~泳いでる】【♪~召し上がれ】など、歌詞に合わせた振りを自分たちで考えて踊っていた姿からそのまま採用しています(笑)

☆9月12日『始まる時なんて言う?』『終わる時はどうする?』

「はじまるよ~って言う」「カメラ撮ってーって」

「ありがとうございましたって」「見てくれてありがとう」など。

実際にはもっともっとたくさんの言葉が出てました。言葉を考えるのはさすがに難しいかと思っていましたが、思っていた以上に、フェスティバルや保護者がみてくれていることをイメージしながら、頭をいっぱいいっぱい動かして話していました。

☆9月16日 予行練習① つき組(2歳児)招待

☆9月22日 予行練習② 初めてのリハーサル

初めての観客。初めての場所。そういった環境の中での練習。

いつも通りに演技する子、普段以上に張り切る子、緊張した表情の中がんばって取り組む子、興奮している子、恥ずかしくて動けない子など様々な子がいましたが、あの場から逃げ出さず最後まで立っていられただけで十分だとも思っているので「よく頑張ったね」と声を掛けました。

見てくれていたつき組(2歳児)、ほし組(4歳児)、そらぐみ(5歳児)にも拍手してもらい、本当に嬉しそうな表情が見て取れました✨

見終わった後は「わたしも旗つくりたい~(そら組の演技を見て)」「よーいどんしたい!(ほしぐみのかけっこを見て)」「あれ、ぼくもする?(そら組・障害物リレーのコースを見て)」「風船みたいなやつ(パラバルーン)したい」という意見が出たので、運動会ごっこでやってみたいなあと考えているところです♪

☆おまけ(9月上旬のはなし)

*衣装について

最近は細長く切った画用紙を手首に巻き付け、腕飾りを作っているのにはまっています♪そこからヒントをもらい、衣装は腕飾りに決まりました!

*サブタイトルについて

つきフェスティバルを思い出しながら話し合いを終えた後、にじ組さんもまたフェスティバルするんだよと伝えると、「じゃあ、にじフェスティバル?!」という意見が。この可愛らしいネーミング採用です!!(笑)

ふうせんモンスター おおきくなあれ! ほしぐみ

もうすぐ運動会。例年、4歳児クラスでパラバルーンを行うのがかわにしひよしの伝統になっています。

その為、「ほしぐみになったらパラバルーンやろ?」と子どもたちも楽しみにしていました。

今は、パラバルーンの技“パラシュート”に苦戦中の子どもたち。

子どもたちはパラシュートを“ふうせんモンスター”と呼んでいます。

きっかけは絵本「カラーモンスター」。

自分の気持ちが分からないぐちゃぐちゃ色のモンスターが、気持ちを色分けして整理していくお話です。

このモンスターの姿が、自己発揮と自己抑制の狭間で葛藤している4歳児の子どもたちの姿と重なり、みんなで一緒に気持ちを整理していこうねと願いを込めて取り組んできました。

パラバルーンでは「気持ちをひとつにしないと」がキーワードに。

そしてみんなの気持ちをたくさん集めて作ろう!という意味を込めて、パラシュートを“ふうせんモンスター”と呼ぶことにしました。

大きく広がり、高く膨れ上がるのがパラバルーンの華ですが、現実は・・「先生大きくなるって言うけど、全然大きくならへんやん」 「重たいなあ、めっちゃ大変や」となかなか思うように膨らみません。

「どうしたら大きくなるやろうね…そらぐみさん(昨年ほしぐみの時にパラバルーンを経験しています)に聞いてみる?」と私が提案すると、次の日…

ある子が昨年卒園したお兄ちゃんに技のコツを聞いてきてくれました。

「おにいちゃんが、膨らます時にはばんざーいって手挙げて、真ん中まで進んだらいいって言ってた!」

早速、「やってみようか!」と練習を繰り返すと、

「わあああああ!!!」 「今のめっちゃ大きかった!!!!」

今まで作ってきた、ふうせんモンスターの中で一番大きく膨らませることができました。

子どもたちもパラバルーンを持っている手の感触から、その大きさを感じたようでした。

その日の振り返りでは写真を見比べながら、「なんで大きくなったと思う?」と子どもたちと考えてみました。

「思い切りばんざーーいってしたから!」「みんなが頑張ろうって思ってやったから!」「みんながぎゅー-って近づいてる!」と担任が気付いてほしいと願っていた言葉がでてきました。

「そうだね、みんなで力を合わせたらもっと大きくなるかもしれないね」と伝えると、「明日やってみよ!」と前向きな子どもたちの言葉と姿が見られ、私たち担任も子どもたちの成長を実感し、手ごたえを感じました。

今は、運動会の練習やリハーサルを通して「みんなに見られるのが恥ずかしい」と、周りを意識できるようになったからこその壁にぶつかっている子どもの姿が見られています。

私たち担任は、何よりも子どもたちが勇気をだして伝えてくれた気持ちを受け止めたいと思う反面、ほしぐみみんなでやり遂げたいという思いがあり、

保護者の方からは、「その一歩を乗り越えてほしい、やってよかったという体験をしてほしい」という言葉を頂きました。

誰もが経験したことのある気持ちであると考え、クラスでも子どもたちと言葉を交わし合いながら、より良い方法を見つけられるよう共に挑んでいます。

又、毎日の振り返りを通して、できなかったことを考え練習するのでなく、できたことを伝え合い共に喜ぶことで“一緒にするってたのしい”という経験と気持ちの共有ができればと願っています。

緊張して立ち止まってしまっても、失敗して泣いてしまっても、一生懸命挑戦しようする子どもたちの勇気や気持ちを大切にしていきたいですね。

子どもたちと話し合って決めた、『気持ちをひとつに』を合言葉に、引き続き取り組んでいきたいと思います。

0歳児 お散歩って楽しい!

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