子育てひろば・園庭開放について

秋の実りを喜んで♪ 5歳児 そらぐみ

春に苗を植えたサツマイモ。今年度は、園庭の畑と2階のウッドデッキでは土のう袋に土を入れて、2ヵ所で育ててきました。

水やりをしながら

「おおきくなるといいなぁ」

「いつ、おいもできるのかな」

「あきになったらだよ」

「はやくたべたいなぁ」

と、楽しみにしながら話す姿が見られました。

サツマイモはお日様の光を浴び、みんなから水やりをしてもらって、どんどんツルを伸ばして大きくなりました。

そして迎えた収穫の日。

土のう袋を切って、そっと土を掘っていくとサツマイモが顔を出しました。

「そっと、つちをほっていくんやで」

「みえてきた!」

「うわぁ、めっちゃおもたい」

「でぶっちょのおいもや!」

「やったー!どうやってたべよう」

と大喜びのそらぐみさん。

「ならべたら、こんなにたくさんあった」

「いちばんのでぶっちょは、これや!」

このたくさんのサツマイモを使って何を作りたいか、5つのチームごとに集まって出し合いました。

5・6人という少人数で集まって話す目的は“どの子も自分の思いを言葉にして伝えられること”“周りの友だちの言葉に耳を傾けることができること”です。

「スイートポテトは?」

「さつまいもごはん!」

「だいがくいももいいね」

「ちょっと、しゃしんみて。これがたべたいんや。」

など、1人ひとりが食べてみたいメニューを自分なりに伝え、友だちの言葉にも耳を傾けます。

その中で、

「でも、スイートポテトのレシピがわからないよ?」

「レシピってなに?」

「つくりかたのことやん。」

と気付いた子どもたち。

「おかあさん、しってるかな?」

「ほんに、のってるかな?」

と話を聞き早速、調べることになりました。

そして、調べた子たちがレシピを紙に書いて持ってきてくれています。

↑さつま汁の作り方です。

こういった、子どもたちが準備してきたレシピを活用してクッキングに取り組んでいきます。

“~したい”という子どもたちの思いからスタートし“どうしよう”“やってみようか”“やってみたい”と試行錯誤する時間を取る事で“考える力”の育ちを大切にしてきました。その繰り返しを重ねる中で、子どもたちは自分なりの考えを伝えようとしたり、友だちの思いにも耳を傾け、共に取り組む力が育ってきていると感じています。

クッキングの様子はかわにしひよしのインスタにUPしていますので、ぜひご覧ください。

自分でできるよ! 2歳児 つきぐみ

「自分でやってみよう」という気持ちがどんどん出てきた子どもたち。

今までかごから出し入れしていた着替えも、かばんからになり

担任と一緒にしながら着替えを少しずつ自分からするようになりました。

「パンツこっちがいいー!」「先生手伝ってー!」と

イヤイヤが見られることや、時々甘える姿もありますが

「みてー!着替えできたんだよ!」「ズボンの向きあってる?」

と自分でやった時には“やったぞ!”と教えてくれたり

自分で確認する等、どんどん自立に向かって進む子どもたちがいます

スーパーの袋も“自分であけて”“自分で服やパンツを入れて

”担任と一緒に“くくる”ことに挑戦中!

くくる時には

  • うさぎさん作って
  • ばってんにして
  • くるっとまるめて引っ張って
  • 最後にぶしゅ~とつぶして 完成!と伝えながらしています。

※スーパーの袋が縛っていると、自分で袋を広げることが難しいので

縛らずにいれて頂くと “自分であける”がしやすいです!

私たちは、子どもたちの「自分でやろう」という気持ちを大切することで

大人が手伝う回数を意図的に減らし、できたという経験を通して、

一人でもできる事を増やしていきたいと思っています。

是非ご家庭でも、そんな子どもたちの“やろうとする気持ち”を大切に

できる事をたくさん見つけて褒めてあげてください✨

~自然って楽しい!!~

先日、そらぐみさんに収穫したサツマイモを見せてもらいました。

顔の近くにもってきて「おっきい~!」と芋の大きさにビックリしたり

サツマイモを見つめて「穴いっぱいあるなぁ??」と

でこぼこを手で押さえるすがたも・・・・

しばらくして、今度はサツマイモのつるを見つけると「うんとこしょ!どっこいしょ!」と

声を出したり、「おもたいよぉ~」と担任が引っ張って綱引きあそびにしていました。

その後もズボンの後ろに挟んで「追いかけっこしよ~!」

「しっぽだぞぉ」としっぽ取りあそびにもなり

改めて、あそびのイメージの豊かさを感じた場面でした。

これからもどんどん季節にちなんで自然物に触ったり見たりしながら親しんだり

あそびに生かしていきながら子どもたちと楽しんでいきたいと思います。

にじ組(3歳児)運動会に向けての取り組み

にじ組の1年間の目標と、1番大切にしたいと考えていることは、『自分の気持ちを最大限に発揮することができる』ということです。具体的に言えば、この年齢によく見られる、「いや!」となったら絶対やりたくないと押し通す・なんで泣いているのか理由がわからなくなるほど泣き続けることや、「ぼく・わたしはこれがやりたい!」と3歳児の自我・自己発揮を形成する自己主張がはっきり出せること等です。ただ実際は、ポジティブな感情(楽しい・面白い・嬉しい・好き等)は結構出せるけど、ネガティブな感情(不安・苦手・やりたくない等)は出せずに我慢してしまう子がまだまだいるのが現状かつ課題であると感じています。

子どもたちにとって運動会という初めての行事を通して、『友達と同じことを一緒にする楽しさに気付く(集団活動の入り口・第一歩になればと思っています)』ことや『自分なりのイメージを持って表現することを楽しむ』ことに加えて、

「上手じゃないとあかん」「泣いたらあかん」「みんなと同じようにせなあかん」「やりたくないけどせなあかん」など自分の感情や思いを我慢せず「恥ずかしい」「緊張する」「今はやりたくない気分」などの自分の気持ちが出せるよう、少しでもなってくれたらいいなと考えています。

また、運動会への取り組み方としては、子どもたちと一緒にやりたいことを創り上げていきたいと考えており、私発信で「これはこう」「こうやってやりましょう」と進むのではなく、子どもたちから出た意見をたくさん拾いながら進めていきたいと考えています。

☆9月7日・8日『運動会ってなんだろう?』

初めての行事、初めての運動会ということもあり、

2歳児のつきフェスティバルを振り返ったり、『どんなフェスティバル(運動会)にしたい?』と考えを聞いていきました。

(男児1)「(つきフェスティバルでは)踊れなかった」「恥ずかしかったから」

(女児1)「かっこいいところとかかわいいところ見てほしい」「かっこ悪いのはあかん」

(保育者)「かっこ悪いってどんなの?つきフェスティバルで踊れなかった○○くんはかっこ悪い?」

(男児2)「ううん!」

(女児2)「かっこ悪くなかった~」

(女児3)「だってな、だってな、がんばってたから!」

4月・5月の子どもたちだったら(私がちくちく言葉ふわふわ言葉について話をしたことも相まって)不安・緊張する・恥ずかしい・自分だけ踊れないなどについて<よくないもの><マイナスな言葉><ネガティブな感情>などと捉えてしまう子が多くいたと思います。今回、「踊ってないけど頑張ってた」と子ども同士で認め合うことができたのは、8月頃から、いろんな気持ちを目で見て形で表せるような“こころのキャラクター”というものを使いながら嬉しい・楽しい・怒る・悲しい・不安・悔しいなどどんな感情も大切だということを伝えてきていたのが、少しずつ理解できだしてきているのかなと感じました。

☆9月9日~ いざ練習スタート

4月、体操で身体を動かして遊ぶことや、ピアノに合わせて動物になりきったりして自分なりのイメージを持って表現したり、わらべうたや集団遊びで同じ遊ぶことの楽しさをみんなで共有することをしてきました。また、体育あそびでもサーキットの前に並足行進をして、かかと歩きやつま先立ち、ケンケンパなど様々な動きを取り入れています。

今回は普段やっている並足行進を取り入れ、入場行進や動物になりきって進みます。

『どんな動物にする?』『その動物ってどんな動きかな?』など話したり実際に表現したり面白い表現の子がいたらみんなの前でやってみたり真似したり。

当日はどんな動物に変身するか楽しみにしていてください♪また、体で、顔で、動物の声で表現したり、表現方法もさまざまです。どんな表現でも、自分なりのイメージを持って表現できていればいいと思っています☺

準備体操・ダンスも、大人が振りを全て決めたわけではなく、【♪~泳いでる】【♪~召し上がれ】など、歌詞に合わせた振りを自分たちで考えて踊っていた姿からそのまま採用しています(笑)

☆9月12日『始まる時なんて言う?』『終わる時はどうする?』

「はじまるよ~って言う」「カメラ撮ってーって」

「ありがとうございましたって」「見てくれてありがとう」など。

実際にはもっともっとたくさんの言葉が出てました。言葉を考えるのはさすがに難しいかと思っていましたが、思っていた以上に、フェスティバルや保護者がみてくれていることをイメージしながら、頭をいっぱいいっぱい動かして話していました。

☆9月16日 予行練習① つき組(2歳児)招待

☆9月22日 予行練習② 初めてのリハーサル

初めての観客。初めての場所。そういった環境の中での練習。

いつも通りに演技する子、普段以上に張り切る子、緊張した表情の中がんばって取り組む子、興奮している子、恥ずかしくて動けない子など様々な子がいましたが、あの場から逃げ出さず最後まで立っていられただけで十分だとも思っているので「よく頑張ったね」と声を掛けました。

見てくれていたつき組(2歳児)、ほし組(4歳児)、そらぐみ(5歳児)にも拍手してもらい、本当に嬉しそうな表情が見て取れました✨

見終わった後は「わたしも旗つくりたい~(そら組の演技を見て)」「よーいどんしたい!(ほしぐみのかけっこを見て)」「あれ、ぼくもする?(そら組・障害物リレーのコースを見て)」「風船みたいなやつ(パラバルーン)したい」という意見が出たので、運動会ごっこでやってみたいなあと考えているところです♪

☆おまけ(9月上旬のはなし)

*衣装について

最近は細長く切った画用紙を手首に巻き付け、腕飾りを作っているのにはまっています♪そこからヒントをもらい、衣装は腕飾りに決まりました!

*サブタイトルについて

つきフェスティバルを思い出しながら話し合いを終えた後、にじ組さんもまたフェスティバルするんだよと伝えると、「じゃあ、にじフェスティバル?!」という意見が。この可愛らしいネーミング採用です!!(笑)

ふうせんモンスター おおきくなあれ! ほしぐみ

もうすぐ運動会。例年、4歳児クラスでパラバルーンを行うのがかわにしひよしの伝統になっています。

その為、「ほしぐみになったらパラバルーンやろ?」と子どもたちも楽しみにしていました。

今は、パラバルーンの技“パラシュート”に苦戦中の子どもたち。

子どもたちはパラシュートを“ふうせんモンスター”と呼んでいます。

きっかけは絵本「カラーモンスター」。

自分の気持ちが分からないぐちゃぐちゃ色のモンスターが、気持ちを色分けして整理していくお話です。

このモンスターの姿が、自己発揮と自己抑制の狭間で葛藤している4歳児の子どもたちの姿と重なり、みんなで一緒に気持ちを整理していこうねと願いを込めて取り組んできました。

パラバルーンでは「気持ちをひとつにしないと」がキーワードに。

そしてみんなの気持ちをたくさん集めて作ろう!という意味を込めて、パラシュートを“ふうせんモンスター”と呼ぶことにしました。

大きく広がり、高く膨れ上がるのがパラバルーンの華ですが、現実は・・「先生大きくなるって言うけど、全然大きくならへんやん」 「重たいなあ、めっちゃ大変や」となかなか思うように膨らみません。

「どうしたら大きくなるやろうね…そらぐみさん(昨年ほしぐみの時にパラバルーンを経験しています)に聞いてみる?」と私が提案すると、次の日…

ある子が昨年卒園したお兄ちゃんに技のコツを聞いてきてくれました。

「おにいちゃんが、膨らます時にはばんざーいって手挙げて、真ん中まで進んだらいいって言ってた!」

早速、「やってみようか!」と練習を繰り返すと、

「わあああああ!!!」 「今のめっちゃ大きかった!!!!」

今まで作ってきた、ふうせんモンスターの中で一番大きく膨らませることができました。

子どもたちもパラバルーンを持っている手の感触から、その大きさを感じたようでした。

その日の振り返りでは写真を見比べながら、「なんで大きくなったと思う?」と子どもたちと考えてみました。

「思い切りばんざーーいってしたから!」「みんなが頑張ろうって思ってやったから!」「みんながぎゅー-って近づいてる!」と担任が気付いてほしいと願っていた言葉がでてきました。

「そうだね、みんなで力を合わせたらもっと大きくなるかもしれないね」と伝えると、「明日やってみよ!」と前向きな子どもたちの言葉と姿が見られ、私たち担任も子どもたちの成長を実感し、手ごたえを感じました。

今は、運動会の練習やリハーサルを通して「みんなに見られるのが恥ずかしい」と、周りを意識できるようになったからこその壁にぶつかっている子どもの姿が見られています。

私たち担任は、何よりも子どもたちが勇気をだして伝えてくれた気持ちを受け止めたいと思う反面、ほしぐみみんなでやり遂げたいという思いがあり、

保護者の方からは、「その一歩を乗り越えてほしい、やってよかったという体験をしてほしい」という言葉を頂きました。

誰もが経験したことのある気持ちであると考え、クラスでも子どもたちと言葉を交わし合いながら、より良い方法を見つけられるよう共に挑んでいます。

又、毎日の振り返りを通して、できなかったことを考え練習するのでなく、できたことを伝え合い共に喜ぶことで“一緒にするってたのしい”という経験と気持ちの共有ができればと願っています。

緊張して立ち止まってしまっても、失敗して泣いてしまっても、一生懸命挑戦しようする子どもたちの勇気や気持ちを大切にしていきたいですね。

子どもたちと話し合って決めた、『気持ちをひとつに』を合言葉に、引き続き取り組んでいきたいと思います。

0歳児 お散歩って楽しい!

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『ヒカレ 26人の仲間たち』 5歳児そらぐみ

 10月8日(土)はかわにしひよしの運動会。

「リレーとか、するんやろ?」

「旗持って、ダンスするんやで。」

と去年のそらぐみさんの姿を思い起こしながら楽しみに話す子どもたち。

運動会で「旗のダンスがしたい!」という子どもたちの言葉から、今年度は自分たちで絞り染めをして旗を作り、演技に取り組むことにしました。

染める旗の色は、チームごとに話し合って決めました。

「たいようのひかりみたいな、きいろにしようよ」

「みんなでかっこよくおどりたいから、あかはどうかな?」

「かぜみたいに、きれいなあおにする?」

など、話し合い各チームの旗の色が決まりました。

色が決まると、布を絞って模様作り。

布にビー玉を入れて、輪ゴムで絞ります。

「髪の毛くくるみたいに、しばったらいいんやろ?」

「いっぱい模様つけよう」

「角につけてみようかな」

それぞれ工夫しながら絞っていました。

みんなが絞れると、いよいよ色染め。

お湯で染粉を溶くと…

「めっちゃあかいやん!」

「これ、むらさきにみえるけど、あおになるんかな?」

「みどりも、まっくろやで!」

と、不思議がりながら染める姿がありました。

時間を置いてから洗って干すと

「洗ったらちゃんと、あおくなった」

「染める時くろかったけど、むらさきになったわぁ」

と色の変化に気付き、驚く姿がありました。

そして乾いたら輪ゴムをはずします。

すると…

くくっていたところが白くなっていて

「たんぽぽみたい!」

「きれいなもよう」

「なんで、しろくなってるんやろう?」

と、嬉しそうに話ししていました。

「輪ゴムはずすのめっちゃたいへん」

「うん、てがいたいなぁ!」

「でも、きれいないろになったね」

と話す姿も。絞って、染めて、洗って、乾かして、輪ゴムをはずして、アイロンできれいにしわを伸ばして…時間をかけ、色々考え、工夫し、すぐに出来上がるものでないからこそ、できた時の喜びはより大きい様子でした。


みんなの旗も完成間近。

今年度は、ゆずの『ヒカレ』という曲に合わせて踊ります。

当日は、この旗で26人みんなが心を一つにしてかっこよく演技できるといいなと思っています。

「こんなこともできるよ!」0歳児

少し涼しくなり、過ごしやすい季節となってきました。

お部屋やゴムチップでたくさん体を動かしていましたが、まだまだ遊び足りない様子の子どもたちと先日2Fホールへ!!

ホールに行き、マットやトンネル、ボールなどお部屋ではできないような広い空間ならではの遊びを楽しんでいます。

広いホールでは自分の行きたい所へ、這い這いや歩いて移動するなどたくさん体を動かしています。

マットと跳び箱を使って山を作ると手や足の力を使い、「よいしょ」「のぼれたー」と自分の力で登ったり

透明なトンネルでは「ばあ!」「なんか居心地いいなー」「トンネルの外が見える」と笑顔で通ったり、座ってみたり

大事そうにボールを持って、「ぽーい!」「まてまて~」と投げたボールを追いかけたり

ネットに入ったボールを見つけると、ボールを引っ張って「こっちだよ」「楽しいな」とボールとお散歩

大きなボール籠を足や腰など全身の力を使って「よいしょ、よいしょ」と1人で押す姿も!

どんどん活発に体を動かすようになった子どもたちは身体全体を動かす遊びを通してバランス感覚や柔軟性・瞬発力などのさまざまな運動能力を身につけ、身体感覚を高めます。また、体の使い方を知り、自分の意志で体を動かすことを楽しんでいます。 階段、滑り台などの斜面、お部屋とは違った広い空間で全身を使って思いっきり体を動かし、自分でやりたい、やってみたい意欲を大切に体を動かすことを楽しみたいと思います。

運動遊びをやったよ! (そよかぜぐみ 1歳児)

かわにしひよしではにじぐみ(3歳児)から体育あそびが始まります。

体育あそびではサーキット遊びという

①「多種多様な動き」

②「豊富な運動量」

③「楽しさが基本」

と3拍子揃っているところが大きな特徴です。

感触遊びや園庭での遊びを通して高さのある場所に登ってみようとする姿や

両足をそろえて、かがんで力を溜めてでジャンプする等のダイナミックな動きに

挑戦したり、できるようになってきたそよかぜぐみさん!

園庭だけでなく、時には2階のホールで運動遊びをしています。

2階のホールには平行板やはしご、大きなマット、トンネル、跳び箱等の

道具があります。

そよかぜぐみでは、運動遊びを通して身体の使い方が豊かになることを大切に

身体を動かすことを通して色々なものに興味関心が広がることを意識しています。

運動あそびはサーキット遊びのように様々な道具を

組み合わせたコースを設置し、周回しながら楽しめる活動です。

くぐる、渡る、またぐ、登る、降りる等の動詞の動きを意識して取り入れ、全身が使えるように組み合わせています。

-ギュギュっとくぐる―

どの高さのものでも最後まで頭を下げ、ぶつかることなく通れるようになっています。

―よいしょとまたぐ―

自分の身体を支え、片足を上げて下ろすことができるようになっています。

高さのない所であればバランスがとれるようになっています。

―ムギュっと掴んで登る―

手足を交互に動かせるようになってきています。

―登る―

踏ん張って登れるようになっています。

―シューっと降りる―

それぞれできる降り方で楽しんでいます。

―慎重に渡る―

前かがみの姿勢や両腕を伸ばしてバランスをとったり、コーンを持ち手にして細い板も渡れるようになってきています。

このように様々な運動を通してより身体を動かすことができるようになってきています。

子どもたちの興味や関心に合わせて傾斜のある所を登ったり、降りたりすることやものを掴みながら進んだり、自分の身体を支える等、全身を使う経験ができるようにしています。

繰り返し試す中でより高度なことに挑戦する姿だけでなく、少し難しくて挑戦することをためらう時には私たち大人が少し手伝い、できると「やったー!」「できた!」といった表情が見られます。

一緒に挑戦し、「やってみよう」「やるぞー!」の気持ちを大切に、身体を動かすことを楽しみながら成功する達成感や嬉しさを味わい、周りの人や大好きなお家の人と共有し自信に繋げていきたいと思います。

今この時期に身体の使い方を知ることで自分の身体を自分でコントロールできるようになります。

普段の生活で行っている動作も体を動かすことに繋がっていき、様々な生活の動きや複雑な動きが不自由なくできます。

今、いろいろな動きを身につけやすい時期で、様々な運動をできるようにしていくことが大切ですので、引き続き活動していきたいと思います。

センダンの木にセミがくるよ! ほしぐみ(4歳児)

かわにしひよしの園庭にはセンダンの木があり、夏になると沢山のセミがやってきます。

そんなセミたちに夢中になっているほしぐみの子どもたち。

「セミの声がする!」 「どこにおるんやろう」 「声はするねんけどな~」

セミの鳴き声を聞きつけては、首が痛くなるのではと心配になるほど上を見上げて探しています。

「おった!」 「え!どこどこ!」 「ほら!あそこ!」

セミを見つけた子どもたちは、息を潜めて虫網を構えます。

腕と足を精一杯伸ばして・・

「もうちょっと上・・!」「がんばれ、もうすぐ届く・・!」 「○○君、背高いからお願い」

「やった!!捕まえた!!!!」「逃げられる!早く虫かご!」

セミを掴む役、虫かごを持ってくる役、セミが入ったらすぐに蓋を閉める為にスタンバイをする役‥

自然と役割分担ができていました。

その様子を見ていたつきぐみさん(2歳児クラス)やにじぐみさん(3歳児クラス)。

その姿に気がついた子どもたちは立ち止まり、「そおっと見てな」と見せてあげていました。

僕だけ!私が!!だった子どもたちが、

周りに目を向け、自分より小さな子に気配りをしようとする姿から

楽しさや面白さを他の人に共有できる程、心に余裕が芽生えていることを感じました。

何度も何度もセミを捕まえ、観察しているとあることを発見。

「このセミ、なんかお腹オレンジやなあ」 「なんでこのセミは鳴かへんのやろう」

そらぐみさん(5歳児クラス)に「お腹にオレンジがあるのはオスで、オスしか鳴かへんねんで」

と教えてもらった子どもたちは夢中になってセミのお腹をひっくり返して見ていました。

さらに最近は、セミの鳴き声に違いがあることに気がついた子どもたち。

「ミーンミーンやったのになんか今日は違う!」「この前カナカナカナ‥って聞こえたの」

好きな遊びから広がった“なんでだろう?”を大切に、

これから子どもたちと不思議を解明していきたいと思います。

いろ!イロ!色! 氷あそび(つきぐみ 2歳児)

前回のブログでは米粉粘土遊びをご紹介しましたが

他にもお部屋では油粘土、外では色水や氷などで遊びました♪

手が汚れることが苦手なお友だちもいましたが

やっていることはやっぱり気になる様子。

離れたところからじーっと見ているだけの子も

何度かしているうちに参加していることもありました。

今年初めての氷は透明の氷でしたが

今日出てきたのは。。。

製氷器からコロン♪コロン♪と

あか・あお・きいろの氷

最初は何かわからない表情でしたが

触ってみると

「わあ~つめたい!」

「こおりだ!」

「あお!」

「きいろがいい!」

紙に描けることを知らせると

さっそく画用紙にかいてみてくれました。

☆氷でおえかき☆

だけど

日射しと手のぬくもりで、氷が解けるのもあっという間。

どんどん小さくなっていく氷を見て

不思議そうにしながら

「てがきいろー」

「あれ?なくなった」

「もう1こ!」

「アイスみたい♡」と

カラフルな氷を気に入った子は

容器山盛りに氷を詰め込んで嬉しそうにしていました。

☆氷で色水☆

バットに水を入れて色氷を入れると

ジワジワ~と溶けて、透明の水の色が少しずつ変わっていきます。

それを発見した子どもたちは

「あかになった!」

「じゅーすにしよう♪」

担任がしているところを見て

『混ぜる』に気付いたお友だちは

そーっと、そーっと色水を注いで色の変化を楽しみます。

「あっ!  変わった!」

「むらさき♪」

「おれんじ♪」

「みどり♪」

思っていた色にならなかった時には

「んー、もうちょっといれてみよう」と

自分で考えて『やってみる』姿。

いやぁ~科学していますね♪

なんだかお兄さん、お姉さんみたいだなあ

と感じた場面でした。

まだまだ日中は暑いですが、日が暮れるのが早くなり

少しずつ秋が近づいているのだなと感じられるようになってきました。

9月は大きい園庭(幼児園庭)で新しい遊具に挑戦していきたいと思います。

三輪車に乗って足で地面をけったり

ジャングラーで手足を使った協応動作をしていったり

『安全第一』で約束などもしていきながら

楽しんでいきたいと思います。