2月2024

楽しかった!ドキドキしたけど頑張った~生活発表会を終えて~ ほしぐみ 4歳児

2月10日(土)生活発表会が終わりました。ほしぐみは1名、欠席で28名の参加となりました。

発表会の週になると「あと3日?」「あと何回、練習したら?」「明日、練習したらもう次が本番やで」と話して期待を膨らませていく様子がありました。

当日まで、劇あそびや合奏をした後に毎回、振り返りを行いました。

するとその中で、はじめは

「らいおんかっこよかった」

「たのしかった」

と、いうようなざっくりとした意見が多く出ていました。子どもが前向きに取り組んでいることや、感じたことをみんなの中で言葉にして伝える様子を嬉しく思いながら、毎日、取り組みと振り返りを積み重ねていきました。すると少しずつ…

「アザラシの声、綺麗な声だったよ。昨日よりもよく聞こえたよ」

「ワニのピラミッド、一番面白かったよ」

「ウマのヒヒ―ンの声がもっと大きい方がいいと思うな」

「ライオンのほえることろ○○君みたいに大きな声でほえた方がいい」

など“昨日よりもよくなったところ”や“もっとこうした方がいいと思うところ”を、より細かい視点でよく見て話そうとするようになっていきました。

“みんなで劇あそびをする”ということへ気持ちを向けて“もっとよくしよう”という思いを持って取り組めていることをとても嬉しく感じました。そして、友達の頑張ったところや、工夫したところに気が付いて言葉にして伝えようとする姿にみんなの成長を感じました。

発表会の前日には、終わりの会の時に子どもたちが

「やったー!明日が発表会や!」

と待ちきれんばかりの様子でした。

そして迎えた当日、みんなはお客さんがいる中でもきちんと持てる力を発揮して本当によく頑張ったなぁと思います。

終わってから、クラスで振り返りをすると…

「カスタネット、楽しかったなぁ。でもやっぱりブタくんのジャンプかな」

「ドキドキしたけど楽しかった。ママが見てるからドキドキした」

「めっちゃ緊張したけど、楽しかった」

など、感じたことを話す姿がありました。

生活発表会の取り組みを通して、子どもたちなりに一生懸命考え、言葉にして伝え、緊張も乗り越えて本番頑張る姿にみんなの成長を感じ嬉しく思っています。子どもが“本番が楽しみ”という期待感をと持って、友達と一緒に、力いっぱい表現することができた“達成感”や“充足感”を胸に、ほしぐみでの残りの1ヵ月半の日々も楽しく過ごしていけたらいいなと思っています。

そらぐみ(5歳児) 生活発表会直前!~子どもたちが試行・工夫を凝らしたポイント紹介~

<登場人物を深掘り👀>

「眠たくなるときって目がトロンってなるよな」「うん、○○くん眠そうなときこんな顔やで(笑)」

「走って疲れたら、ハアハア…ってなる」

「殺されそうになって焦ってるんじゃない?」「焦ってたらバタバタしてて早い」「こんな感じかな?」

「フック船長は悪いから、えっへんってする」

「大丈夫?って聞くとき、こうする(目線を合わせる・手を添える等)」

「役立たずって言われたら、嫌な気持ちになる」

動き、しぐさ、表情など目に見えるものと、心情など目に見えないものを、じっくりと考えていきました。

<衣装・小道具・大道具づくり>

「いぬは肉球つくろうかな」「しっぽも作りたいなあ~」「ぼくのいぬは耳が垂れてるやつにする」

「ねこの耳ってふわふわ」「じゃあ毛糸で作ろうかな?」

「どろぼうって悪いから鉄砲作るわ」「お宝、金とか銀とかで作ろうよ」

「ここ持っといてあげる」「茶色塗るから、薄い茶色○○くん塗って」

素材を工夫したり、友達と教え合ったり協力したりして、作り進める姿がありました。

<振り返りの中で出てきた改善策>

「声があんま聞こえない」「周りのお客さんがうるさいからや(保育者の心の声:人のせいにしないよ(笑))」

「もう少し声を大きくしよう」

「声の早さがゆっくりすぎるから、もう少し普通に話したら?」「あと、息を合わせたらきれいやと思う」

「ぎゅっと集まってるから分かりにくい」「広がる?」「じゃあ、○○が左側で、△△が右側で・・・」

「おしりしか見えないよ~もっと前向いて!」

「耳ちっさ!!ぜんぜん見えへんやん!」

客観的に見る、遠目で見るというシフティング(視点の転換)を行ない、すぐに改善しようと取り掛かる姿が印象的でした。また、改善していると、「そうそう!」「めっちゃいいやん!」「いい感じ~!!」と素直に認め合う姿もありました。

演じること、表現すること、さらにはそれを人前で行うこと、苦手な子どもたちが多いそらぐみですが、少しずつ「苦手やけど頑張る」「できたで!」「今日は100点!」など自信が出てきつつあります。

当日はやはり緊張や恥ずかしい気持ちもあると思いますが、苦手なことに頑張って取り組む姿・苦手をクラスの仲間と一緒に乗り越えようとしている姿を、どうか温かい雰囲気で見守ってください。

また、成長も感じてもらえると嬉しいです。

おひさま組(0歳児) ☆元気いっぱい☆

【凧あげ】

子どもたちがシール貼りをして作ったビニール凧で、保育室横のゴムチップや桜が丘公園で凧揚げをしました。 風が吹くとひらひらと舞い上がるので、「うあー」と言って目を輝かせていました。風がない時は凧を持ち引きずりながら歩いて後ろを振り返り、ついてくる凧を見て嬉しそうな顔をしていました。

歩行が難しい子どもたちも手に持つとぶんぶんと振りビニールのシャカシャカという音やひらひら動く様子をじっとみていました。

公園の端から端までよく歩き、寒い中でも元気いっぱいでした。

【運動あそび】

おひさま組の子どもたちは身体を動かすことが大好き。マットの山登りだけではなくシーソーや動物型のバランスボールに乗って遊ぶことを楽しんでいます。初めはシーソーや動物型のバランスボールを見て恐がっていましたが保育者が支えながら乗ってみると安心し乗ると揺れて楽しいと感じたようで笑顔も見られるようになりました。

今では自分からシーソーに乗り、座りながら前へ身体を動かすと動くこと、動物型のバランスボールは足に力をいれ上下に身体を動かすと揺れることがわかってきました。乗りながら「おぉー」と言いながら喜んでいます。シーソーは友だちどうし向かい合わせて乗るので、顔を見て笑い合う姿がとても微笑ましいです

また肋木トンネルという立方体の木の遊具でもよく遊んでいます。

以前はくぐったり、❝いないいないばあ遊び❞をしたりして遊んでいました。

最近では腕の力が発達してきて、肋木トンネルの上もよじ登れるようになってきました。一生懸命、腕と足の力を使いよじ登り真剣に登る姿に、なんとしてもやり遂げたい気持ちが伝わってきました。

また肋木を縦にしても遊んでいます。上まで登ってしまうと後がありません。そのまま下へ降りることができず泣いてしまう子どももいますが、繰り返すうちに身体を反転させ足をまたぎ内側へいく子どもも見られるようになってきました。

これからも様々な運動遊びをとりいれ楽しく身体を動かしていきたいと思います。