みんなで『おいもほり』2023 

作品展の余韻も落ち着きを見せ始め、新たな活動や季節に目が向き始めたこの頃です。春に植えたサツマイモの葉が黄色く枯れ始めると、サツマイモの収穫の合図…。気候のせいでしょうか、今年はなかなか葉が枯れずに『まだかなぁ』と待っていた状況でした。
しかしこの数日の寒さのせいでしょうか、急激に葉が色づき、収穫のタイミングが訪れました。年長さんの話し合いを中心にお芋ほりが行われました。小さい組のお友達に年長さんが声をかけ、一足先に畑へ…。『年長さんがお芋ほりするって』お芋ほりのニュースが一気に幼稚園内を駆け巡りました。

お芋はあるかな…。年長さんはそっとつるを除けて確かめています。さぁ、お芋ほりのスタートです。

年長さんがお芋を掘り始めたころ、年中さん、年少さん、たんぽぽさんが順番に畑にやってきました。いよいよ幼稚園のみんながそろってのお芋ほりが始まりました。天候は曇り。少し肌寒い陽気となってしまいましたが寒さも忘れて頑張る子ども達の姿がありました。
『なんかいるーーーー!』虫の登場に大騒ぎがあったり、つながって掘れたお芋に大はしゃぎしたりととても盛り上がっていた子ども達です。みんながお芋を掘れるようにはじめは学年ごとに区分けをして取り組んでいましたが、次第に学年入り混じっての活動に変化していきました。小さい子をサポートするお兄さんお姉さんの自然な姿がとても嬉しく、成長を感じました。

今年のお芋は真ん丸のお芋が沢山。今年の品種は『べにはるか』です。例年以上に真ん丸のお芋。お芋の育て方に詳しい方、お芋の形と育て方に関係はあるのでしょうか?わかる方がいらっしゃったら教えてください。

約1時間、思う存分にお芋ほりを楽しみました。お芋ほりに満足して、トンネル遊びを始める小さなお友達もいましたが、それもまた…。
『お芋の大きさにこだわるお友達』『お芋の形にこだわるお友達』『とにかく小さいお芋が好きなお友達』『掘ったお芋を手放すことなく握りしめている子』などなど、それぞれの姿と表情がみている私たちも笑顔にしてくれます。

園庭のウッドデッキいっぱいに並べられたサツマイモ。暑さと寒さ、天気と豪雨…。気候のおかしな春・夏・秋でしたが、土の中でお芋はしっかりと成長してくれていました。子ども達の心の中に収穫の喜びが育ってくれることを願っています。
収穫したお芋はこれからどうなるのでしょうか…?もちろん…。お子様からのお話をどうぞお楽しみに!
次回の更新もどうぞお楽しみに!

作品展その後…その3 お片付け編

合作『みんなのこころのきもち』でたくさん遊んだ子どもたちでしたが、クリスマスツリーが届くことを知りホールをお片付けすることに。年長さんから「クリスマスツリーがくるからホール片付けよう」「○○グループさん集まって!」とお外やお部屋で遊んでいる小さい組さんへの声かけで全園児がホールに集まりました。「みんなで片付けよう。」と年長さんがお話すると頷く小さい組のお友だち。

それぞれのグループに分かれて年長さんを中心にどのように片付けるかの話し合いが始まりました。段ボールを開いて片付けるグループや同じものを集めるグループなど決めたやり方でお片付けスタートです!「壊すんじゃなくて片付けるんだよ」「優しく片付けよう」の声も聞こえてきました(^^♪ また「さよなら いちご」とそっと袋に入れる年長さんもいて、作品への愛着を感じる嬉しい姿でした。

たんぽぽ組さんは卵パックで作った園庭の砂のお片付けです!紙は袋の中へ卵パックは足でぺっちゃんこにします。「いい音する!」と楽しみながらお手伝いをしました♪

大きいものを運ぶときはみんなで。「誰か手伝って~」と仲間を呼び、「通りまーす」と声をかけながら力を合わせます!机を綺麗に拭くのも雑巾を絞るのも上手でした。普段から生活の中で行っていることが活きていますね(^^)

満3歳児・3歳児・4歳児の子どもたちは年齢に応じて活動を終えていきます。年少さんから「よろしくね」とお願いされると元気よく「いいよー!」と年長さん。年中さんからは「ご飯食べてもいい?」と聞かれると「いいよ!」と答えていました(#^^#) 任された年長さんは「あと少しがんばるぞー!」「おー!!」とラストスパートです!段ボールをほうきのように使い小さいごみを集め箱に入れてから捨てたり、実際にほうきを使って床のすき間もきれいにお掃除します。

ホールを見渡すと「きれいになったー!」と達成感に満ちた年長さんの声が聞こえました。片付けを含めての合作活動を終え、子どもたちは前を向いてまた歩き出します。最後まで頑張ること、仲間との協力、小さい組さんへの優しい気持ち。様々な思いを深めることができた日々でした。さあ12月!この季節ならではの楽しさを子どもたちと感じながら過ごしていきたいと思います。次回の更新もお楽しみに(^^♪