3学期が始まって1週間。幼稚園のあちらこちらで繰り広げられているお正月遊びの様子をお伝えします。今年は保護者の皆様にご参加いただけないのは大変残念ですが、お子様からのお話や個人ノートと合わせてご覧いただき、お楽しみください。
かもいようちえんでは、日本に古くから伝わる伝承遊びを大切にしています。その遊びには、子どもが育っていくために必要な器用さや巧緻性、言葉などが自然に身につくようにうまく組み込まれています。子どもたちはこの時期、『お正月遊び』としてそれらを経験しています。
1番人気は羽根つき!糸につながった『修行の羽根』なら小さい組のお友だちも羽根をつく感覚を味わうことができます。(数年前に先生たちが考案しました(^_-)-☆)お友だちや先生たちと向かい合ってカーンカーンと良い音を響かせている年長さんもいます。
大きい組さんのまねをしながらたんぽぽさんやたんぽぽBさんも挑戦中!
こま回しも大人気!先生たちも真剣です。だからこそ「先生に勝った!」という嬉しさは格別のようです。
ひもを巻くのが難しいですが、これがうまく回す秘訣。頑張っています。
たんぽぽBさんとたんぽぽさんにも自分でひもを巻いて回すことができるようになったお友だちがいます。それを知った年長さんが、翌日一生懸命に取り組む姿が…。小さい組さんから刺激を受け「よ~し!がんばるぞ!」とやる気に燃えていました。
ホールやお部屋ではカルタやトランプ、けん玉にも挑戦しています。遊びながらルールを知ったり、数や文字への関心が高まっていきます。
お正月遊びはこれからも子どもたちの間で伝承されていくことでしょう。「むずかしい」と感じてもあきらめずに続け、新しい技を習得しながら活動を深めていきたいと思います。お子様から「できたよ!」の声が届くのも、もうすぐかもしれませんね。お楽しみに…。
2021年1月16日 11:03 AM |
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投稿者名:himawari1
齋燈(どんと焼きとも言われています)は、毎年1月15日無病息災と家内安全を願って行われています。古いお札やお守り、お正月飾りなどを神社前の浜にてお焚きあげする神事です。
かもいようちえんでは 幼児期から日本伝統の文化的行事に触れていくことを大切に考えているため、 毎年家から持ってきたお正月飾りを納めに行く経験をしています。
1月14日、かもいようちえんのみんなで一緒に浜へ行きました。
「バスで見るよりも大きい!」登降園の際バスから見ていたお友達もその大きさにびっくりしている姿が…。「これ(齋燈の山)を燃やすと(お正月飾りやお守りが)神様の所に帰るんだよ」と年長組のMくん。日本の伝統文化に興味関心を持ち、調べてきてくれたこと嬉しく思いました(^^♪
「よろしくお願いします」「元気に過ごせますように…」と手を合わせてお願いし、納めていた子ども達でした。
翌日(1月15日)齋燈が行われました。朝8時に点火の為、点火前に幼稚園のみんなで見学に行くことはできませんでしたが、登園前におうちの人と一緒に見学してくれる方も多く嬉しく思いました。
8時ちょうど。鴨居八幡神社神主さんのお祓い後、氏子会の皆さんの手で点火が行われました。一気に燃え上がり…。火の暖かさを感じ、炎に見惚れるひと時でした。
“実際に見てほしい、感じてほしい”という先生たちの想いから、登園したバスコースごと浜に向かい、見学しました。
「すごい!火が!!」「あったか~い!」火の暖かさ、迫力を感じたり…。
「大きいお山なくなってる!」昨日との違いに気づいたり…。様々な事を感じていた子どもたちです。
氏子会の皆さんが声をかけてくれ、齋燈のことなどを教えてくれました。地域の皆さんとの触れ合い、文化との触れ合いが楽しいひと時でした。
登園の時間上、直接見ることのできないお友達もいましたが、写真を見たりクラスの仲間から話を聞いたりとその時の雰囲気、情景を知り感じることが出来ました。
かもいようちえんの子ども達、関わって下さる皆さんにとって、健康でステキな一年になりますように…。
2021年1月16日 8:54 AM |
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投稿者名:himawari2