絵の具あそび  そよかぜぐみ 1歳児

 色の名前と色が一致し始め、♪「どんな色がすき?」の歌を歌うと「あか!」「次は黄色!」など好きな色を教えてくれるようになった子どもたち。そこで絵の具あそびをすることに‥

よく好きな色にでてきてわかりやすい赤、黄色、青の3色を用意しました。

思いっきりあそんでほしいと思い、横に長く大きな紙を2枚ずつ用意し横に並べました。

絵の具あそびをする機会も少なく、ほとんどの子が初めての絵の具との出会いだったため、触ることに戸惑いの姿も見られました。しかし保育士が自分の手の平に色を付け模造紙に思いっきり手形を付けるとそれを見て子どもたちも緊張がほぐれたようでした。

「みて手てついた」「すごーい」「赤色ついた」と楽しむ子どもたち。絵の具がついた手を「せんせーみて」「お手て汚い」と言いながらも手に絵の具がつくことを喜んでいました。

 みんなが手形を叩きながら紙に色をつけているのを太鼓に例え子どもたちが、♪「おおきなたいこ」を歌い始め「大きな太鼓ドンドン~」のリズムに合わせて手形をつけていくのには子どもの想像力に豊かさに驚かされました。

 私が3色混ぜて色を作ると面白いのではないかと思い、自分の手に3色の絵の具をつけて模造紙に色をつけると、女の子たちが「きれい」と話します。子どもたちも真似をして色を混ぜてあそび、模造紙は白いところが見えなくなるほど色をつけました。

 その後も遊び続けているうちに、ひとりの子が絵の具の付いたスポンジをちぎる姿が。ちぎったスポンジをみておもしろい!と思い何かあそびに使えないかと思い、スタンプにしたり滑らせて色をつけたりしてみることに。スポンジは手でするのとは違い、絵の具がスポンジに染みこみすぎて子どもの力ではつきにくいように感じましたが、滑らせると良い色合いに。

そんな、子どもたちの面白い発想の連続で私も楽しく、子どもと一緒になり服や手が絵の具だらけになりながらも楽しませてもらいました!

大人には「スポンジをちぎる」という発想はなく、子どもから次へのあそび方教えてもらいました。次の絵の具あそびは小さくなったスポンジや手以外色をつけてあそべる物を用意したいと思います。

次の絵の具あそびではどんな面白い作品ができるのかな?

今回できた作品がこちら↓

2グループの個性が表れた作品となりました!!

お部屋に飾っていますのでぜひご覧下さい。