ほしぐみ (4歳児) ドキドキワクワク生活発表会☆

1月に入り、ほし組のみんなが揃ったタイミングで、2月10日(土)の生活発表会に向けての話をクラスでしました。

まずは「生活発表会って知ってる?」とみんなに問いかけました。すると、

「しってる!パパとママがみにきたよ」

「さんぽのうた、うたったよ」

「“まいごのたまご”をしたよ」

「そうそう、げきとうたをしたんだよ」

「パパとママがはくしゅをいっぱいしてくれて、うれしかった」

「パパとママがめっちゃわらってみてたよ」

と、去年のことを思い起こして話す姿がありました。

みんなの中で“お家の人が見に来てくれた”“お家の人が喜んでくれた”ということが大きな喜びになっているのだなと感じました。

そして、今年のほしぐみは『どうぶつサーカスはじまるよ』という絵本で劇あそびをしようか?と子どもに提案しました。すると…

「え~!!むりだよ!」

「できないよ」

「だって、ライオンが火の輪をくぐるんやで」

「空中ブランコとか、どうやってするん?」

と、びっくり仰天のほしぐみさん。そこで、

「みんなは、にじぐみ(3歳児)さんの時に『まいごのたまご』で空飛ぶ恐竜になったり、首の長い恐竜になったり、大きな卵になることができたんだよね。ほしぐみ(4歳児)になってからは、みんなで力を合わせてパラバルーンをしたよね。そんなほしぐみのみんななら何でもできると思うよ。」と、伝えました。その話を聞くとみんなの表情が、驚きから、ドキドキワクワクする様子に変わっていきました。

まず、みんなで遊んだのは“ライオンの火の輪くぐり”の場面。『ライオンってどんなかな?』とみんなに問いかけるとたくさんの気付きが出て、クラスで共有しました。

そんな風にライオンのイメージをいっぱい膨らませてから、ライオンになって遊びました。

爪や、鋭い目つき、姿勢など、細かいところまでイメージしながら全身で表現しています。

「ライオンはもっと高くジャンプできるんだよ」と、いう意見も出てフープの高さを調整。

くぐってみると「この方が楽しい!」「でもちょっとこわいよ。」「ジャンプできるのはこっちやな。」と、話していました。本番はどのような形でライオンが火の輪をくぐるかはまだ子どもたちと検討中です。

さらに「ライオンの火の輪はフープだけじゃ燃えているように見えないから画用紙とかで火をつけた方がいいんじゃないかな?」「あと、もっと大きいフープの方がいい」という意見も出ました。

そこで、みんなで考えて新聞紙を使って大きなフープを作りました。そこに、スズランテープや布など様々な“炎”に見える素材をみんなで結んで、赤々と燃える“火の輪”になっていきました。(みんな作りながら「あちち!」「あっちー!」と言って笑い合っていてとてもかわいかったです。)

生活発表会の劇あそびはこのように、1つひとつの事を子どもと一緒に考えて作っています。大人が作った台本を演じるのではなく、ほしぐみのみんなが知恵を絞って考え、身体をつかって表現し、1つのお話になっていきます。どんな風に仕上がっていくのかは、まだまだこれからのお楽しみ。

“お家の人が見に来るのが楽しみ”“お家の人に喜んでもらいたい”というみんなの思いに向かって、ほしぐみ29人で力を合わせて楽しい劇にしていけるといいなと思っています。