消防署見学🚒2024

年長くじら組は、園からバスで約10分の場所にある、明石の防災センターへ行きました。

防災の体験は、Ⅰ 組とⅡ 組に分かれて行います。

前日から今日を楽しみにしていた子どもたちは、元気に挨拶をする、静かに話を聞くということがしっかりできています。

さぁ、しっかり防災について学びましょう。

まずは「防災シアター 〜しまじろうの消防署〜」を鑑賞しました。

公園で火遊び、ガスコンロの消し忘れ、ストーブ近くに干した洗濯物など…身近なところに火事が潜んでいるので、気をつけましょう!という内容でした。

火の怖さを勉強しました。

次に「地震体験コーナー」です。

震度5強の揺れを体験するのですが、揺れはいつ来るかわかりません。

椅子に座って、揺れる揺れると思っていてもいざ揺れると心臓がドキドキ。

思ったよりも激しい揺れですが、子どもたちは怖がる様子なく体験できました。

でもこの激しい揺れが、園にいる時に起こると…を考えるとゾッとします。

机の下に逃げたり、頭を守る行動がとれるように勉強をしました。

次に「煙避難体験コーナー」です。

「おはしも」の合言葉を復習し、ハンカチで口を覆って煙が充満する部屋でどう避難するかを体験しました。

ドアを開くと、そこには前が見えないくらいに煙が立ち込めていました。

子どもたちと先生は、壁づたいに歩きながら緑色の避難誘導灯を探し、出口を見つけ脱出しました。

無事に脱出した子どもたちは、お互いをハグして喜び合う姿もあり、とても本格的な体験でした。

そしてお待ちかね!とっても大きくてかっこいい消防車を見に行きました。

ポンプ車の大きなホースを見たり、はしご車はマンションの13階まで伸びるそうです。

質問はありますか?の問いに👍ナイス質問が出てきました。

Q「どうして、ここに消防車がたくさんあるんですか?」

→ここは、明石市のちょうど真ん中ぐらいなので、明石のどこで火事が起きてもすぐ出動できるからです。

Q「消防署の休みはいつですか?」

→消防署に休みはありません!たくさんの消防士がいつでも出動できるように、交代をしながら働いています。

意欲的に質問する姿に、年長組の成長を感じました。

そしてこの日は実際に救急車の出動要請があり、目の前でサイレンを鳴らして走るところも見れましたが…

この時間、明石市の救急車は全部が出動しているので、いま怪我や病気をしても救急車で行くことができません…と「救急車が足りない!」といわれている、リアルな現場の話も聞くことができ先生たちも勉強になりました。

最後は、お楽しみ変身タイム✨

消防士なりきり衣装を着て、カメラマンにたくさん写真を撮っていただきましたので、販売を楽しみにしていてください。

明石防災センターは、誰でも防災を学ぶことができます。

トイレには幼児用便座やおむつ替えシート、ぬりえや絵本コーナー、クイズゲームコーナーもありますので、寒い日のおでかけスポットとして子育て世代に優しい場所です。

ぜひ、ご家族みなさまで防災について学んでみてはいかがでしょうか。