そらぐみ(5歳児) 生活発表会直前!~子どもたちが試行・工夫を凝らしたポイント紹介~

<登場人物を深掘り👀>

「眠たくなるときって目がトロンってなるよな」「うん、○○くん眠そうなときこんな顔やで(笑)」

「走って疲れたら、ハアハア…ってなる」

「殺されそうになって焦ってるんじゃない?」「焦ってたらバタバタしてて早い」「こんな感じかな?」

「フック船長は悪いから、えっへんってする」

「大丈夫?って聞くとき、こうする(目線を合わせる・手を添える等)」

「役立たずって言われたら、嫌な気持ちになる」

動き、しぐさ、表情など目に見えるものと、心情など目に見えないものを、じっくりと考えていきました。

<衣装・小道具・大道具づくり>

「いぬは肉球つくろうかな」「しっぽも作りたいなあ~」「ぼくのいぬは耳が垂れてるやつにする」

「ねこの耳ってふわふわ」「じゃあ毛糸で作ろうかな?」

「どろぼうって悪いから鉄砲作るわ」「お宝、金とか銀とかで作ろうよ」

「ここ持っといてあげる」「茶色塗るから、薄い茶色○○くん塗って」

素材を工夫したり、友達と教え合ったり協力したりして、作り進める姿がありました。

<振り返りの中で出てきた改善策>

「声があんま聞こえない」「周りのお客さんがうるさいからや(保育者の心の声:人のせいにしないよ(笑))」

「もう少し声を大きくしよう」

「声の早さがゆっくりすぎるから、もう少し普通に話したら?」「あと、息を合わせたらきれいやと思う」

「ぎゅっと集まってるから分かりにくい」「広がる?」「じゃあ、○○が左側で、△△が右側で・・・」

「おしりしか見えないよ~もっと前向いて!」

「耳ちっさ!!ぜんぜん見えへんやん!」

客観的に見る、遠目で見るというシフティング(視点の転換)を行ない、すぐに改善しようと取り掛かる姿が印象的でした。また、改善していると、「そうそう!」「めっちゃいいやん!」「いい感じ~!!」と素直に認め合う姿もありました。

演じること、表現すること、さらにはそれを人前で行うこと、苦手な子どもたちが多いそらぐみですが、少しずつ「苦手やけど頑張る」「できたで!」「今日は100点!」など自信が出てきつつあります。

当日はやはり緊張や恥ずかしい気持ちもあると思いますが、苦手なことに頑張って取り組む姿・苦手をクラスの仲間と一緒に乗り越えようとしている姿を、どうか温かい雰囲気で見守ってください。

また、成長も感じてもらえると嬉しいです。