にじぐみ(3歳児)次は何ができるかな♩

現在にじぐみでは粘土遊びを楽しんでいます。

幼児クラスになって初めての自分の粘土。何度もお道具箱から出し入れするその表情から嬉しさが伝わってきました。

まずは粘土に触れ、基本の“丸”作り。

私「手のひらに置いて、反対の手の平で優しくコロコロ~ってするんだよ」

子ども「コロ、コロ…せんせい、こう?」「ちょっと難しい」と苦戦しながらもたくさんの丸ができてきました。

できた丸と丸を繋げて「せんせい、みてみて!いもむしれっしゃ」「がったんもにょん!」

朝の会で読んでいた絵本『いもむしれっしゃ』を作る子どもの姿も見られました。

そして次は“丸→ヘビ”作り。

ヘビの作り方を伝えようとすると、「せんせい見て、お団子がヘビさんになっちゃった」「おかあさんヘビと赤ちゃんヘビ」と丸作りを楽しむ中で自然とヘビになっていく様子があり、

その友達の姿を真似て同じようにヘビを作り、またその姿を真似して同じようにヘビを作り…ヘビの連鎖が起きていました。

友達同士の姿を見て真似してみたり、自分で考えて工夫してみたり、偶然できた形を見て「いいこと考えた♪」とひらめいたり・・

子どもたちの表現力に「明日は何に変身するんだろう」とわくわくします。

さあ、基本の“丸”と“ヘビ”ができるようになってくると、表現がどんどん広がっていきました。

ある日は『にじぐみレストラン』と題してテーマを食べ物に絞って取り組みました。

「ドーナツやさんしてる」

「これははるまき」「こっちもはるまき~!」

絵本『からすのぱんやさん』の“パンダパン”に挑戦する子どももいました。

別の日には、粘土とストローを組み合わせて

「いそ…いそ…」 私「いそぎんちゃく?」 「そう!いそぎんちゃくつくったの」

「できた、立ったよ」ストローを使うと立たせ易くなるので、作りたい!が実現しやすくなります。

「あんまりいそいでごっつんこ~♪ありさんとありさんが~♪」

倒れないように粘土で土台を作っているところ、大注目です!

自分の思うように自由自在に形が変身する粘土。完成した作品には子どもたち一人一人の思いがたっぷり詰まっています。

子どもたちの力作を見ながら「これはね、これはね」「せんせいきいて、えっとね」と子どもたちの言葉に耳を傾け、それらを文字にして作品と一緒に展示をしています。ぜひご覧ください♪