『廃材に触れよう!』 2歳児 つきぐみ

4月からシール、紙、布、紙皿などの素材に触れてきたので

今回は〖廃材〗に触れることができるといいなと思い担任で話し合い

おうちから持って来て頂きました。

ありがとうございます!!

持って来て頂いた紙パックやゼリーカップでたくさん遊んでいます‼

友達と遊んでいる際にわざと目につくように箱から出すと

最初は

「何するの?」

「何に使うの?」

と不思議そうな顔をしていました。

ゼリーカップを渡すとままごとコーナーへ持っていき

チェーンリングや花紙などを入れて

ジュースやゼリー、アイスに見立てて作っています。

花紙は手の全体を使い丸めて、

上手に指も使ってカップや皿などのサイズに合わせて

自分で量を調整してカップに詰め込んでいました。

「いらっしゃいませ~」

「どれにしますか~」

と声掛けが始まると、

友達がお客さんになって来てくれてお店ごっこが始まります。

また、園庭にも持っていくと

どんぐりやどんぐりの帽子・石など拾ったものをカップへ集めたり

砂をたくさん入れてその上に葉っぱや集めたどんぐりなどの自然物で飾りつけ☆☆

木の机でパーティーを楽しんでいました♪♪

洗濯ばさみを使って遊ぶ様子がよく見られていたので

子どもの遊びが広がるようにと思い紙パックを切って

輪っかの状態で用意しました。

するとまずは、横に並べてみたり高く積んでみたりしています。

保育者が切った紙パックを洗濯ばさみで繋げているのを見ると・・・

真似て繋げて電車に見立てる子どもがいて私たちが驚かされました!!

他にも

「みてー!!私も長くできたよー」

と嬉しそうに見せてくれたり

紙パックを何個も重ねたものを「恐竜みたい」と喜んだりしながら遊んでいました。


紙パックを横にきれいに並べて洗濯ばさみをつけたり、

大きい紙パックを下にして崩れないように重ねたりして工夫しながら

何度も遊んでいます‼

そんな子どもの『自分で考える姿』ステキですよね♪

これからもそんな姿を大切にして子どもの遊びが広がっていくように

していきたいと思います。

また、ペットボトルのキャップや毛糸などで遊びたいと思いますので

お家にありましたら持ってきて頂けると嬉しいです。

よろしくお願いします。

ほしぐみ(4歳児) 神戸どうぶつ王国で出会ったよ

「動物園ってあした〜?」運動会後、毎日のように聞こえてきた言葉。

子どもたちが楽しみにしていた秋の遠足がやってきました。初めての遠足、バスにお弁当に動物園♪それだけで心躍りますよね。ただ「楽しかった!」だけで終わらせてはもったいない!とほしぐみでは初めてのグループ活動として事前学習を行いました。

まずは下見でもらった地図を子どもたちと眺め見てみたい動物を尋ねながら、その中から6つ(グループの数に合わせました)の動物に絞り、身体の色や目の色、歯の大きさ、鳴き声等、担任が気が付いてほしいポイントを伝えました。 写真を見ながら知っていることを言葉で伝え合い、知らないことはみんなで 予想。

「身体の色は、黒色やと思う!」「触ったら多分・・固そう」「オオカミはふわふわかな」「あと鳴き声が難しいねんなあ」「絵本に載ってるかも!」「お父さん何でも知ってるから聞いてみるわ!」

絵本で調べたり、誰かに尋ねたりする習慣もついてきたようです。

まだまだ話し合い“風”ですが、参考の為に置いたあいうえお表と睨めっこしながら会議録も作りました。自分たちで作った初めての話し合いの記録。部屋に掲示すると嬉しそうに眺めながら何度もお話をしてくれました。

そして遠足当日。事前学習で考えたことが本当なのか、いよいよ検証です。

《シンリンオオカミ 目の色は何色?》

「あ!見えた!茶色や!」「あれ、こっちはオレンジや」「茶色の目の中に、オレンジがあって、真ん中が黒!」

じっくりと観察をしながら「わおーーーん」とオオカミの鳴き声を真似する子どもたち。まるでオオカミとお話をしているようでした。

《カピバラ 歯の大きさを見てみよう》

カピバラを見つけた子どもたちは歯を見るために小さくしゃがみ込んで、じっくりと口が開くのを待っていました。そこへ現れたもう一匹のカピバラ。後ろからゆっくりと子どもたちに近づき‥

「○○くん後ろ!!!」「わあ!びっくりした!」「こんな近くはちょっと怖いわ!」残念ながら歯を見ることはできませんでしたが、とても近くで出会うことができました。

《フタユビナマケモノ 爪の大きさを見てみよう》

「ずーっと木の上におるって”手”疲れへんのかな」「“フタユビ“やから、指がふたつってこと?」「全然動かへんな」「爪めちゃ大きい!」「(自分たちの爪を見ながら)こんくらいやな」

じーっとしているナマケモノにつられて、子どもたちもじーっと固まって‥。ナマケモノと見つめ合う子どもたちでした。

≪ゴマフアザラシ 体の模様を見てみよう≫

「おった!!泳いでる!」「来た来た!!」「黒と白!丸い模様!」「“ゴマ”フアザラシやから、丸い模様ってこと?!」

実際に見たことから、自分たちなりに仮説を立てて考える姿が見られました。

≪ケープペンギン 泳ぎ方はどんな泳ぎ方?≫

「何か魚の匂いがする!」「やっぱりペンギンや!」「ペンギンってなんか鳥っぽい」「泳いでるとき、空飛んでるみたい!」「(真似をしながら)こんな感じ~♪」

両手をいっぱいに広げ、パタパタと動かしながらペンギンになりきっていました。

≪コツメカワウソ 住んでいる所を見てみよう・鳴き声を聞こう≫

「え〜ジャングルに入るの~?」「草と水があるねえ」「岩もあるで」「(鳴き声は)キーキーって思ってたけど、クウクウも言ってる!」「ピーピーも聞こえたで」「違うで、キーキー!」と伝え合う子どもたち。

何か言葉を話しているんじゃない?と私が伝えると、「え〜!一緒に遊ぼうって言ってる」と想像して楽しんでいました。

友達と同じものを同じ時間に見て、“楽しさ”や“発見”、“不思議”を共有できるとても貴重な時間でした。いつもと違う特別な1日。この経験が子どもたちの育ちに繋がるよう、保育に活かしていきたいと思います。

帰り道では「どうぶつ王国楽しかった〜!」「今度、パパとママと行こうかな」「全然楽しくない!もっともっと動物見たかった!」と気持ちを伝えてくれながら、バスの中で眠りにつく子どもたちでした。