1月2024

『斎灯(さいと)』が行われました。

園だより1月号でもお知らせの通り、1月15日の本日、鴨居八幡神社前の海で『さいと』が行われました。地域により呼び名は様々ですが『どんど焼き』『左義長(さぎちょう)』と言われているのが一般的でしょうか。ここ鴨居ではタイトルの通り『斎灯(さいと)』と呼ばれています。
お正月の間に飾られたお正月飾りや旧年のお札などを焚き、神様に持ち帰っていただくと言われています。
また、この習わしは『小正月』にあたる1月15日に行われています。

かもいようちえんでは古くから伝わる文化や風習に生活の中で親しんでほしいと願っています。(日本人としてのアイデンティティの形成)お飾りをおさめに行ったり、この行事を可能な限り見学したりと『地域の皆様』にあたたかく見守られながら参加しています。

今朝7:40頃 さいとが行われる前の神社はまだ静かです。砂浜には少しずつ氏子の皆様や見学の方が集まってきていました。
小学校のお兄さんお姉さんも授業の一環で見学に…。卒園生も多く『あーーーせんせーーーい!ようちえんもくるの?』と。

8時  点火が始まります。
神社から神主様と氏子の方々によって『火』が運ばれてきます。
お祓いをして点火です。
手を合わせて今年一年間の健康と幸せを願う多くの姿がありました。

朝早くからの行事になるため、幼稚園のみんなで見学することはできませんでしたが、登園時間の早い黄色バッチさんは見学に来ることが出来ました。そのほかにも、登園前におうちの方と一緒に見学する白バッチさんの姿もありました。

空気が乾燥していたこともあり、火はあっという間に頂上まで。かなり離れたところまであたたかさ(熱さ)を感じます。

地域の皆様や氏子の皆様に声をかけてもらった子ども達。幼稚園に戻って、自分たちの体験をクラスの仲間に話してくれることでしょう。先生たちがかもいようちえんのお友達やおうちの方々の健康と幸せを願って手を合わせておきました。今年一年も、穏やかな心で過ごせますように。

ただ今お正月遊びも真っ最中!次回の更新もお楽しみにしてください。

3学期が始まりました♪

1月10日、3学期が始まりました。幼稚園の新年の始まりとなるこの日は先生たちが着物を着て子ども達を迎えています。20年ほど前、日本文化(お正月の食文化・伝統芸能・風習や文化的行事)を子ども達に環境として伝え、心に残していって欲しいとの思いから始まった保育のひとつです。『お正月の伝承遊び』等と合わせて、日本人としてアイデンティティーを身に着けてほしいと願っています。

「先生かわいい」「着物でしょ?」「なんでこれ着てるの?」「これ(お正月飾り)家にもあるよ」・・・園内の様子や先生たちの着物姿から『いつもと違う』を感じ取ってくれたようでした(^^)

「おはよう!」の声の中「あけましておめでとうございます」と新年のあいさつをしてくれるお友だちもいました。お正月だけの特別なごあいさつ・・・きちんと言える素敵な姿でした。身支度を終えると早速ホールや園庭で遊び始めました。カルタやこま回し、羽根つきなどに挑戦し、幼稚園に子どもたちの元気な声が響いていました。

3学期始業式が行われました。かもいようちえんの歌を歌い、園長先生と3つのお約束をしました。「はーい!」と元気に手を上げていた子どもたちです。年長さんは特別にもう一つお約束がありましたね。

来週から本格的にお正月遊びを楽しみます。4年ぶりに保護者の皆さんも一緒にお正月遊びができるのがとてもうれしいです。どうぞお出かけくださいね。最後になりましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
次回更新もお楽しみに♫