保育日記【年長組】

【年長組】合宿2023

7月14、15日年長組の合宿が行われました。昭和35年からかもいようちえんで行われている保育の一つ。お泊り保育ではなく、『合宿』です。全てが豊かな条件ではなく、人として必要な最低限の生活を通して自立心や豊かに物がなくても楽しく生活が出来るという体験をねらいとしています。4年ぶりの開催に私たちもワクワクしていました(^^♪ 1泊2日の子ども達の様子をお伝えします。初日の朝は曇り空でどんよりとしていましたが、徐々におひさまが顔を見せ、全日程、無事に行うことが出来ました。子どもたちからも色々とお話しがあったと思いますが、お話しと共にご覧ください。

合宿1日目 お家の方の手作りの大きなリュックと保育で作った麦わら帽子で登園です。「おも~い!」と言いながらも頑張って歩いていた子どもたちでした。合宿の日は普段履いている通園靴ではなく、ビーチサンダルです。海水浴に行くからビーチサンダルではなく、足の感覚を育てることを目的としています。班ごとにビーチサンダルを置き、お荷物べやに荷物を置きます。

朝のご挨拶。少し、緊張している様子の子どもたち。園長先生の話を聞き、合宿の時のお父さん先生、お母さん先生の紹介です。「先生たちがみんなのおかあさん、おとうさんだよ」の言葉に「え~っ!」と驚きと共に笑顔が見られました(^^♪ おいしいご飯を作ってくれるおかあさん達(Kamoサポさん)にもご挨拶。

班のメンバーと先生の紹介です。前日、先生から一人ひとり、聞いていた子どもたち。どのお友達、先生と一緒かドキドキワクワクの表情の子どもたちでした。 その後、お当番決めです。食事の準備、後片付けの当番を決めます。

最初のプログラム『運動あそび』つなとりゲームをしました。最初は遠慮がちだった子も後半は本気モード。白熱したゲームになりました。

合宿最初の食事。おひるごはんです。お当番さんが机の必要な枚数や椅子の数を確かめ、準備していきます。運動遊びで沢山動き、お腹もペコペコです。おかわりをする子も多かったです。苦手な野菜にも挑戦しました(^^)/

お楽しみの海水浴!今年度から採用したライフジャケットを着て、浮かんでみたり、泳ぐ事にもチャレンジしました。ゴムボートも楽しみました(^^♪ Kamoサポさんが見守ってくれている中、安心して海水浴を楽しんだ子どもたちです。

海水浴後は『おやつの時間』ドーナッツをみんなで頂きました。おやつの後は、午後も元気に過ごせるように身体を休め、園庭での自由遊びを楽しみました。

和ろうそくが灯り、幻想的な雰囲気の中、夕食を頂きました。かもいようちえんのカレーには秘密のお野菜が入っています。子どもたちに尋ねると「たまねぎ!」「にんじん!」・・・正解は『ピーマン』 「え~っ!」と驚いていた子どもたち。苦手な子も多かったですが、食べられたね(^^)/

『キャンプファイヤー』 園長先生が火の神様からお手紙を受け取ってくれていました。その中に書かれている呪文を唱えると、やぐらに火が点きました。火の神様から『火の大切さや危険もあること』も教わりました。火が点いて明るくなったところでゲームをしたり、ダンスを楽しみました。

園に戻り、就寝準備です。パジャマに着替え、歯を磨いたり… その後、ホールでお布団を敷いてもらいました。園長先生とおやすみなさいのご挨拶です。 ほとんどの子がすぐに寝入ってしまいました(^O^)

合宿2日目 朝までぐっすりだった子どもたち。先生たちと朝のご挨拶です。お布団の毛布を自分で畳みます。角と角をそろえ、シワも伸ばしたり…リュックに入れやすいように考えて畳んでいきます。 

身支度を整え、みんなで元気にはとぽっぽ体操です。 体操の後は班の仲間と朝の散歩に行きます。行先は仲間と決め、早朝でしか味わえない自然や雰囲気を感じました。

散歩の後は朝ごはんです。園長先生が裏庭からお花を摘んできてくれ、班のテーブルに飾ってくれました(^O^) 食欲いっぱいの子が多く、おかわりのサンドウィッチもあっという間になくなりました。

最後のプログラム『すいか割り』楽しみにしている子も多かったです。やる気満々の子どもたち。スイカまでの距離を目測し、スタートです!なかなか割れず、先生も挑戦です。それでも割れず、Kamoサポさん、ドライバーさん、事務の先生と園中のみんなが挑戦しました。結果は・・・。割ることが出来ず、切っていただきました(*^-^*) その間、スイカクイズを楽しみました。

合宿も終わりです。最後に整列をし、園長先生のお話を…。「1泊2日、みんな,自分の事は自分でできたね。頑張ったね。4年ぶりの合宿。大きな事故や怪我もなく過ごすことが出来ました。子どもたちはこの1泊2日でより逞しく、自信に満ちた姿でお家に戻られたと思います。kamoサポさんを始め、お家の方からの様々な面でのご協力、お力添え感謝いたします。ありがとうございました。この自信を2学期、良い姿で発揮してくれる事を楽しみにしています。

みんなで作ったよ☆七夕かざり

6月28日、幼稚園中のみんなが七夕かざり作りを楽しみました。この日は星のかざり・スイカのかざり・〇や▢つなぎ・貝つなぎの4種類のかざりを4つのお部屋に分かれて制作しました。お部屋で先生から「どのお部屋でどのかざりを作れるのか」のお話を聞き、作りたいものを自分で選び、お部屋に移動しました。自分で決めて行動する…かもいようちえんでは日々の生活の中に『主体性を育むきっかけ』をちりばめています。たんぽぽぐみさんやももぐみさんも自分で選んだお部屋へ先生と一緒に行き、いよいよ制作スタートです。

星のかざりは小さい組さんにも作りやすく、人気のかざりです。キラキラをテープで貼って「流れ星みたい」…セロテープの長さや星からはみ出さないように貼ることに気をつけ、丁寧に作る姿が見られました(^^)/

スイカのかざりは種を描いて本物らしく・・・(^_-)-☆

〇つなぎ・▢つなぎは、色の組み合わせや重ね具合を工夫しながら作っていました。年長さんが小さい組さんに教えてあげる姿も…(#^^#)

4種類のかざりの中で最も難しい貝つなぎ。折り紙に何本も描いてある線を丁寧に切り、広げた折り紙を対角に貼り合わせます。年長さん年中さんは自分で最後まで頑張る嬉しい姿がたくさん見られました。(小さい組さんは好きな色の折り紙を選び、先生たちに手伝ってもらいました)

「もっと作りた~い!」という声もあり、翌日も活動は続きました。昨日の経験から、教え合ったり自分でどんどん作ったり…また「もっときれいに」「きのうより長く」と活動を深める子どもたちでした。

七夕かざりは笹と一緒に持ち帰ります。ぜひお家で飾ってお楽しみくださいね。次回更新もどうぞお楽しみに♪

【年中・年長組】食育指導がありました。

先日、栄養士さん(はなゆずの会)による食育指導がありました。子ども達にわかりやすく食べ物のお話をしてくださいました。その様子を少しですが、お伝えします。お家でもお話があったかもしれませんね。

エプロンシアター「まあちゃんとうんちくん」を見ました。お口から食べた食べ物を”ごっくん”したら胃や腸で消化されうんちになります。元気なうんちを出すためには好き嫌いをせずによく噛んで食べ、運動もしっかりしましょう、うんちをしたらきちんと流してしっかり手を洗いましょう、というお話。栄養士さんの問いかけに元気よく答えたり、じーっと見入る姿も(*^-^*)

その後、年長組は新幹線”げんき号”の登場、食べ物が燃料の新幹線に箱から選んだ食べ物を熱や力のもとになる(主食)、体を作るもとになる(主菜)、体の調子を整える(副菜)の3つの役割に分けました。

年中、年長さんに合わせてとても分かりやすくお話をしていただきました。その日のお弁当の時間、「よーく嚙まないとね」と言い合っていたり、お弁当の中をのぞいて、「これは赤の食べ物だ!」「黄色がある!」等見せあっている姿もありました。年長組さんにはお土産の冊子を頂きましたので、お家でも活用してみてください。次回の更新もお楽しみに♪

【年長組】ヘチマの活動始動!

年長さんになると行われる『ヘチマの栽培』植物の生長に関わることで育まれる『科学性の芽』そして日々のお世話から育まれる『思いやりの気持ち』や『責任感』等々。活動の中から沢山のことを感じとり『心』の育ちにつながってくれる事を願っています。  この日はヘチマの栽培の最初の準備『植木鉢作り』です。「えっ?植木鉢を作るの?」と思われる方もいられると思います。かもいようちえんでは、自分が育てるヘチマの為に植木鉢も自分で作ります。先生の「トンカチと釘を使って穴をあけるよ」の言葉に「え~っ!」「大人じゃないのに?」と驚いていた子ども達。「年長さんならできるよ」「これは年長さんしか使えないんだよ」の先生の言葉に嬉しそうな表情を見せていました。やり方を教わり早速チャレンジ!

                                           

最初は、力加減が分からず、なかなか穴が開かない子もいましたが、徐々にコツを掴み、リズムかるに開けられるようになってきました(^-^) トンカチを遠くで持つと力が入りにくい。近くで持つと上手く開けられることが分かり、持ち方を少しずつ変えている子も(#^.^#)

「全部で何個の穴が開けられた?」先生の問いかけに開けた穴の数を数えていた子ども達。「穴からお空が見えたらバッチリだよ!」の先生の言葉に缶の中を覗き込んでいました。「お空、見えたー!」「見えてるー!」 自分で植木鉢を作ることでヘチマへの愛着も沸くことでしょう。今後の活動の様子もお伝えしていきますね。次回の更新もお楽しみに…。

【年長組】お米の活動~田植え~

ドロンコ大作戦から5日後、田植えを行いました。今年度も引き続き久村地区にある農家さんのご厚意により、苗を快く分けて頂きました。本当に有難く思います。立派に実らせ、良いお礼の報告が出来る様、頑張ります!田植え当日、田んぼに行くと田んぼの上に何かの足跡が…。「何だろう…」「虫?」「鳥かな?」不思議な足跡をしばらく見ていた子ども達でした。かわいらしい足跡に「なんだかもったいない」なんて言っていた子もいましたが、『お米の為』とに早速、田植えを始めました(^-^)

「ほうちょう葉っぱみたい!」「根っこがいっぱいついてる」「これって種?お米の形してる!」先生から苗をもらい、じっくり観察していた子ども達です。

お米の赤ちゃん(苗)が倒れないようにしっかりと植えつけます。田んぼの中は歩きにくいですが、しっかりと踏ん張っていました(#^.^#) 「田んぼって、苗はどういう風に植えられていた?」先生の問いかけに「ビシッて真っすぐだった」「前ならえしてた」以前、写真でみた田んぼを思い出していた子ども達です。

何度か植えるうちに要領を掴み、手つきもよく手際よく植えていた子ども達でした(^-^) 裏庭には子ども達の笑い声ではなく、植えている子の様子をじ~っと見つめ「もっとギュッてするんだよ」の声をかける姿だったり、「○○ちゃん、上手~」等、前回の活動の様子とは違っていました。この切り替えが出来るのはさすが年長さん。活動の意味を理解しているあらわれでもありますね。

田んぼから出る時、ドライバーさんが手を貸してくれているのを見て、子ども達同士で手を貸し合う姿も見られました(#^.^#)

裏庭の田んぼには、みんなが植えた苗がかわいらしく並んでいます。幼稚園にお越しの際はぜひご見学ください。お米の活動はまだまだ始まったばかり。今後も活動の様子をお伝えしていきますね。次回の更新もお楽しみに…。