保育日記【年長組】

作品展のお片付けをしました♪

作品展後も十分楽しんだ子ども達でしたが、「あれ?手が洗えないよ」「お絵描きしたいなあ」と生活の不便さを感じるように…。4歳児、5歳児はそんな不便さに気づき、話し合いをしながら日常の生活に戻していきます。時には「ず~っと作品展のままがいいよ!」というお友だちもいるんです(^^♪『自分の生活は自分たちで創っていく』かもいようちえんが大切にしていることのひとつです。

「たくさんあそんだから破れちゃったね」「私は毎日あそんだの」「いっぱい遊んだから、ホールのお片付けをしようよ」という5歳児の声に4歳児や3歳児が応えてくれました。みんなで楽しく遊んだ『こびとがわくわく、みんなもわくわく』を『壊す』ではなく『片付ける』5歳児を中心に『片付ける順番』や『まだ使えるもの』に分けることが伝えられていきます。片付けていく中で『分別』や『小さくして捨てる』などの経験をしていきます。「こっちもって~」「手伝って~」「4人でいくよ」「とおりま~す」子ども達の頼もしい声が響くホールでした。

5歳児は最後の仕上げ、園長先生からほうきの使い方を教えてもらい拾いきれなかった小さなごみを集めていきます。ほうきを使われているご家庭は少ないと思います。「次ぼくね!」「次わたし!」と楽しむ子ども達でした。そして、お掃除博士(ルンバ)もみんなのお片付けに参加してくれました♪動き始めた博士をよけたり逃げたりまるで追いかけっこをしているようでした♫楽しみながら様々な用具に触れていきます。

満3歳児、3歳児、4歳児の子ども達は年齢に応じて活動を終えていきます。小さい組さんがお願いをしながらお部屋に帰っていきますが、その度に「いいよ!」「やっとくよ」「まかせて!」と元気な声が…。全部終わると「きれいになったよ!」と教えに来てくれる5歳児も…。任されることの責任と喜びを感じながら、最後までがんばる5歳児の子ども達でした。さあ12月、この季節ならではの楽しさを子ども達と感じていきたいと思います。次回の更新もお楽しみに(*^^*)

おいも掘りを楽しみました♫

雨が上がり暖かな陽気となった12月7日、裏庭でおいも掘りを楽しみました。例年、おいもの葉っぱが枯れ始めたのを目安に収穫を行っていますが、今年の葉っぱはいつまでも緑色・・・例年より約1ヵ月遅いおいも掘りとなりました。みんなで楽しんだおいも掘りの様子をお子さんのお話と共にお楽しみ下さい♪

6月に年長さんが植えてくれたサツマイモ。その後も年長さんが中心となり水やりや雑草抜きなどのお世話をしてきました。小さい組さんも裏庭に行くと「葉っぱ、いっぱい!」「おいも?」と興味を持って見ていました。そんなサツマイモ・・・保育の中で「そろそろおいも掘りができそう!」と話し合っていた年長さん。「おいも掘りするよ。集まって!」と話をしてくれると、年中さん、年少さん、たんぽぽさんが次々に集まってきました。

かもいようちえんのおいも掘りは道具を使いません。自分の手を使い、土の感触を味わいながら行います。なかなか掘れず大変なこともありますが、最後まで頑張る力を育み掘り上げたときの喜びは大きいものとなります。

学年に任されたエリアをお友だちと力を合わせて掘っていきました。

収穫したおいもは自分の手で幼稚園まで運び、ウッドデッキに干しました。「おいも、お昼寝してるね」と年少さん(*^^*)

並んだおいもを見て「これ私が掘ったおいもだ~!」「これ、モグラが食べちゃったのかな?」と楽しい会話が聞こえてきました。来週、お日様のパワーでおいしくなったお芋をみんなで食べるのが楽しみですね。次回更新もどうぞお楽しみに♫(靴のお洗濯、ご協力ありがとうございました!)

第69回作品展 ありがとうございました

良いお天気の中、11月27日(日)第69回作品展。皆様のご協力のもと無事、終えることができました。今年度も新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、分散での見学や模擬店・バザーの見合わせの開催となりましたが、沢山の笑顔に会えた一日でした。

当日は、幼児教育を支えて下さっている存在として国会議員の小泉進次郎(こいずみしんじろう)様 神奈川県議会議員の亀井貴嗣(かめいたかつぐ)様 横須賀市議会議員の西郷宗範(さいごうむねのり)様 小畑さおり(おばたさおり)様 二見英一(ふたみえいいち)様 横須賀市教育委員会より渡辺指導主事 横須賀市立小原台小学校の校長先生並びに幼少連携ご担当の先生、近隣にお住まいの地域の皆様など多くのご来賓にお越しいただきました。この場をお借りして改めてお礼を申し上げます。

かもいようちえんでは『行事は日常生活(くらし)の延長線上にある』という考え方を大切にしています。暮らしの中での喜びや感動、不思議さや発見が『表現』に結びついたのが作品展です。この作品展へ向かう活動の中で自信や達成感を得た子どもたちと見守って下さるご家族の皆様のあたたかな雰囲気が幼稚園を包んだ作品展当日の様子をお伝えしていきます。

「みて!みて!」とお家の方の手を引いて、勢いよくお部屋に入ってくる子、少し恥ずかしそうにしている子、自分の作品だけでなく、お友だちの作品も嬉しそうに紹介している子etc…。案内人の子ども達はどの子も嬉しそう、そして誇らしげでした(*^^*)

ホールの合作『こびとがわくわく みんなもわくわく』では、「ここ、すごいでしょ?」「ここはこうやったんだよ!」と自信を持って話す姿、みんなで考えた物語りを伝えている姿を嬉しく思いました。

そして休み明けの火曜日。作品展のままのお部屋に「え~っ!」と驚いていたり、にやにやしている子も(#^^#)この日は子ども達だけの作品展を楽しみました。

年少、年中さんはクラスのみんなで、年長さんはグループごとにみんなの作品をじっくりと見てまわりました。「これ、かわいいね」「すご~い!」「これ、やってみたい!」等とお友だちの作品に刺激を受けた子ども達でした。そして、この日は合作は『見るだけ』「早く、遊びた~い!」と楽しみにしています!次回は合作の遊びの様子をお伝えいたします。お楽しみに…。

お米の活動 脱穀をしました 【年長組】

稲刈りから約1か月。収穫した稲はホールで乾燥され、次の活動がスタートしました。今回の活動は『脱穀』です。稲穂についているお米を1粒1粒取り外していく作業です。農家では機械を使って行われますが、かもいようちえんではもちろん、手作業です。昨年の年長さんを覚えていた子ども達は、ペットボトルと割りばしを使っていた事は知っています。しかし「ペットボトルなかった・・・・」という子も。そこで「じゃあ、ペットボトルに似ている物でやってみよう!」と工作コーナーからお菓子の箱や牛乳パックを見つけてきた子ども達でした(^-^)

「さあ!どうやってやるのかな?」先生は子ども達にはやり方を伝えません。教えてしまえば簡単な事ですが、昨年の年長さんの事を思い浮かべたり、どうやったらお米が取れるのか自分達なりに考え、試行錯誤することが大切だと考えています。最初は割りばしで一粒ずつつまんで取ってみたり、道具は使わず、手で取ったり・・・。そのうち「わかった!」「こうやればいいんだ!」とやり方を発見!パラパラパラと一気にお米が落ちる音が聞こえると「見せて見せて」と見に行く姿も(*^-^*) 後半ではやり方を掴み、「ほら見て!」と少しずつたまっていくお米を嬉しそうに見せてくれました(^^♪

脱穀2日目は、年中さんが見に来てやり方を教えている年長さん。こういった姿が次の年長さんへとつながります。きっと年中さんは覚えていてくれ来年、取り組んでくれる事でしょう。「一人でも出来るよ」と一人で取り組む子も出てきました。頑張ってはいるものの終わる気配がありません。「後、10回ぐらいやらなきゃいけないんじゃない?」「おねえちゃんは何回で終わった?」4日目が終わり、「明日は絶対に終わらせよう!」 そして5日目。自分達に言い聞かせるように「あと、もう少し、もう少し」の声。最後の稲が終わると「あ~!おわった~!」「つかれたあ~」等と安堵の声が聞こえました(#^.^#)

床に落ちているお米も見逃さず、拾う子ども達。お米の大切さ、作る事の大変さを感じているようです。良い食の気づきへとつながっていく事を期待しています。 今年度の収穫量は2リットルのペットボトル5本分です。「おっきいおにぎり、食べたい~!」と今から楽しみにしている子ども達です。次の活動は『籾摺り』です。更に大変な作業ですがきっと頑張ってくれるでしょう。次回の更新もお楽しみに・・。

食育指導に参加しました【年中組・年長組】

先日、栄養士の方がお越しくださり、食べ物の栄養などについてのお話をしてくださいました。参加した年中さん、年長さんの様子を少しですがお伝えいたします。 最初は年中さん。分かりやすくエプロンシアターです。「ぼくは、まあちゃんっていうんだ!これからあさごはんを食べるよ」等とお話が始まるととっても集中して聞いていた子ども達。「食べ物を食べると身体の中は?」とエプロンをめくると中から身体の中が出てきて驚く姿もありましたが「これは知ってる?」の問いかけに「胃!」「腸!」等と知っている子もいました。「よく知っているね」驚いていた栄養士さんです。小腸を取り出してみると・・・。「わあ!長~い!」「すご~い!」と喜んでいました。

続いて年長さんです。年長さんもエプロンシアターを見ました。年長さんもとっても集中して見ていましたが、身体の中が出てくると「わあ!人体模型じゃん!」「なんか、こわい・・」と年中さんとは違った反応が・・。小腸を取り出した時にはお腹を押さえている子もいました(^_^;) 自分の身体とリンクしたのでしょう。年齢による反応の違いを感じた活動でした。この後、年長さんは『食べ物つり』をして栄養についても学びました。

この日のおべんとうの時間・・。「よく噛まないと・・」といつもより多く噛んで食べていた年中さん。「これは赤の食べ物だ!」「ぼくのは赤も黄色も緑も入ってるよ!」等とおべんとうの中身を見ていた年長さん。学年に応じた良い学びになりました(#^.^#) 因みに年長組はどんぐりころころの替え歌で『元気の出るうた』を教わり、お気に入りの1曲になりました。今でも唄っている子ども達です(^-^) 次回の更新もお楽しみに・・・。