まもなく開園!『そらぐみ動物王国』NO,2  5歳児そらぐみ

『そらぐみどうぶつ王国』開園に向けて準備中のそらぐみさん。今回は【レッサーパンダチーム】の回です。

「やっぱり、かわいいレッサーパンダがつくりたいよね。」「けが、ふわふわだったね」「きのぼりめいじんやった。」「めが、くりってしててかわいかったよね。」レッサーパンダの可愛さや、ふわふわの毛を作ってみたいレッサーパンダチーム。

しかし難題が“毛をどうやってつくったらいいか”‼

「ふわふわしてたよな。」「やっぱり、わたがいいんじゃない?」「わたを、えのぐでちゃいろくしたら?」「あーそしたらふわふわになるのかな。」「しっぽは、けいととかがいいかな?」

綿や毛糸の案が有力候補として上がるもののこれという決定打がなく…。そこで、レッサーパンダはどんな色をしているのか写真で見てみることに。すると「しろと、ちゃいろ。」「くろもいる。」「あと、ちょっとオレンジなのかな。」と必要な色がわかってきました。教材倉庫へ行きぴったりの色を探します。

必要な色の画用紙をシュレッダーにかけて“毛”を再現。

「なんか、けっぽくなってきた」「これをはったら、できそう。」

チームの一番の悩みポイントが良い方向へ向き始め、いよいよレッサーパンダの体づくりが開始。

2リットルのペットボトルに新聞紙と更紙を巻いて形作り。

「なんか、しかくいね?!」「もっとまるくしたいけど…」体の“丸み”はなかなか再現するのが難しい様子。悩んだ末に“丸みをつけるのなら”と保育者から提案したのが『紙おむつ』!

ペットボトルにはかせてみると…

「おしりがぷっくりした」「おしりがまるくてかわいいね」

紙おむつの中に丸めた新聞を詰めて、おしりの大きさも微調整。「でもさー、おむつはいてたらしっぽはどこからだしてあげたらいいん?」と笑いながら作る姿もありました。

ぷっくりボディーに足も顔もできたので「けをはってあげよう!」と張り切るレッサーパンダチーム。 まずはお腹の毛から貼っていきます。ところが、

「なんか…のりのふりかけみたいやな。」「これ、ぜんぶはるのめっちゃたいへんなんじゃないん?」「しろいところがみえちゃうなぁ。」

なんだか、想像していた仕上がりとは違う様子。そこで「まずは色塗りからしてみてはどうか?」とヒントを出しました。

「きょうは、くろな」「あしたはせなかのちゃいろな。」「いや、せなかはオレンジやし。」「うーん、ちゃいろっぽいけど、たしかにオレンジにもみえるね。」「じゃあ、ちゃいろとオレンジをまぜてみようか。」色も自分たちで絵の具を混ぜる所からはじめて、丁寧に塗りました。

そうして色が塗れると「けをはりたいけどさ、ふりかけみたいになっちゃうんや。」「どうしようかな。」そこで保育者から「ペリカンチームの羽はどうやって貼ったか聞いてごらん?」と問いかけました。すると「はねは、たてむきにそろえてはったよ。」「ながさがちがうから、だんだんながくしたんだよ。」「しゃしんをみたよ」など、ペリカンの羽を作るときの工夫を教えてくれたので、さっそくレッサーパンダの写真を見て「せなかのけは、たてむきかな」「いや、よこむきやで」と話し合いながら貼りました。

毛並みも考えて作られたレッサーパンダ。“ふうちゃん”“れっくん”と名付けられています。

「れっくんは、ちょっとこわがりってことにする?」「でも、きのぼりはじょうずとか。」と、1匹ずつの性格もしっかりと考えられているようです。

『そらぐみどうぶつ王国』へお越しの際にはぜひ、レッサーパンダの“れっくん”と“ふうちゃん”のかわいらしいおしりや、毛並みにご注目下さい。個性豊かな2匹のプロフィ―ルもじっくりご覧になってくださいね。

次回は『ペンギンチーム』です。

にじ組(3歳児) 消防署見学に行ってきたよ🚒

はたらくくるまが大好きな子どもたち。

散歩の回数を重ねる度に、

パトカー・白バイ・ゴミ収集車・宅配車・郵便車・ミキサー車・電車・バスなどは見つけましたが、

なかなか消防車・救急車には出会えず。(それだけ平和ということですが(笑))

子どもたちから「消防車と救急車見たい!」という言葉が何度も出てくるようになりました。

スタンプラリーで徐々に散歩距離を伸ばしながら、最終的に消防署に行こうという目標が出来ました。

6月中旬頃から始めたスタンプラリー。

梅雨、猛暑、行事などもあり時間がかかりましたが、その間、興味・期待値が持続していることに成長を感じます。

そして迎えた11月30日。待ちに待った消防署見学!!

子ども「消防車がいっぱい~!!」消防士「全部名前があるんだよ」と順番にゆっくりと

タンク車・レスキュー車・はしご車を見せてもらいました♪

<タンク車> 水を貯めているタンク車。タンクの水はなんとお風呂10杯分!

消火に必要なホースも見せてもらい、実際に持たせてもらえました✨

まずは、ホース。「ぼく力持ちだから出来るで~」「ほら持てた」「おもっ!!!」

次はホースの先。

「こうやってするねんな」「これも重いなあ」「かっこいいやろ?」

<レスキュー車> 人を助けるための救助に必要なレスキュー車。

家に鍵がかかっている時の救助、車に閉じ込められてしまった時の救助など、様々な用途に備えてたくさんの道具が乗っていました。

ハンマー(のようなもの)、エンジンカッター、木を切るチェーンソーなど使い方を教えてもらいました。

「え~家壊すの?!こわっ!!」「車も壊すの?」「ちょっと怖いけどすごいなあ」

教えてもらった後に、ちょうど訓練で使用した壊れた車を見て「ぐちゃぐちゃになってる~」と驚く姿もありました。

<はしご車> 消防車の中でも一番大きいはしご車。ビルの10階まで伸びるそうです。

「でか~っ!!」「ぼく、これが一番好き!」

なんと、今日は特別にはしご車の中を通らせてもらえました!!✨

「すごかった~」「かっこよかった!」「また来てね~(また行くねの言い間違いですね(笑))」

目をきらきら輝かせて、真剣な表情で話を聞く子どもたち。

消防車や消防士の仕事や、同じ“消防車”の中にもそれぞれの車によって違う役割があることなどを知る、

良い経験になったのではないかと思います☺

消防署見学後は、絵を描いたり、ごっこ遊びに発展したりと、遊びにも広がっている様子があります。

また、描いた絵はにじ組作品展第一弾として、1階廊下に掲示する予定です。ぜひご覧ください♪

まもなく開園!『そらぐみ動物王国』  5歳児 そらぐみ

10月26日に『神戸どうぶつ王国』に秋の遠足に行ってきたそらぐみさん。

動物たちを見てたくさんの気づき、心動かされる経験を友だちと共有しました。

その経験を通して「どうぶつえんをつくりたい!」という声がみんなの中からあがりました。 そこで、どんな動物を作ってみたいかクラスで相談し、4つの作りたい動物チームに分かれて、それぞれ担当する動物を製作中です。

チームごとの製作過程をお伝えします。

まずは【ニシキヘビチーム】

「へびってながくてすごかったなぁ」「うん、ながくて、ふとかったよね」

と“長さや太さを表現したい”思いが強く伝わってきました。

そこで、はじめに長さしらべをしてみました。図鑑で調べてみると…

「4メートルやって!」「どう?」「3にんならんでもまだたりない」「せんせいよりながい!」「えー、こんなにながいの?」

この長さをどうやって作ろうか考えたヘビチーム。

「ダンボールをつなげてみる?」「でもさ、それじゃ”ふとさ”はどうやってするん?」 「ダンボールをまるくしたら…」「ダンボールはかたいからむずかしいとおもうなぁ」

そこで担任からも少し提案をし、大きな“米袋”を切り開き中に丸めた新聞紙を詰めて繋げました。

「これ、のりまきみたいやな」「ながさ、これくらいかな?」「もう1ぽんつくらないと」「お、ふとさいいやん」

長さも太さも意識して作ります。

土台ができると、模様付け。4メートルのハトロン紙(手芸の型紙用の紙)に指でペインテイング。

「いろは、きいろとしろやな。」「めっちゃながいから、ぬるのもたいへんや~!」

頑張って塗った4メートルの”ヘビ皮“を乾かしてから丁寧に巻きます。(「こんどはたまごやきやな~」と、作りながら大笑いでした。)

こうしてだんだんと形になってきました。

すると「へびってちょっとツルツルしてるよね。」と気付いたヘビチーム。そこで、ラップを巻いてみよう!と、ラップを使いヘビのテカリを表現しました。

長いヘビのからだができてくると

「おぉー!だいぶできた!」「かおは、どうする…?」

迷った時には図鑑や写真とにらめっこ。“本物みたいに作りたい”という、ヘビチームの思いから“大きさや太さは本物みたいかな?”“色はどうかな?”と、一つ出来上がるごとに相談し合って進めていきます。

「くちはおおきいし、ベロはほそくてながいね。」「めは、よくみるとまんなかがくろくて、まわりはちゃいろいね。」

口は、紙コップを工夫して、目の中も良く見て描いていきます。

そうしてできた顔は、そらぐみのみんなから「へびのかおほんとうに、こわいわ。」「たべられそうやな。」「ほんものみたい。」「めがこわいんやな!」と大好評です!!

ビルマニシキヘビは“るる”と名付けられて、そらぐみの木に巻き付いています。

「ここでしゃしんをとったらいいね!」「うん、それがいい!」

と話すヘビチームの姿があり、ここは動物園の中のおすすめフォトスポットになりそうです!!

もし『そらぐみどうぶつ王国』にお越しの際に”ニシキヘビ“について知りたいことがあったら、飼育員さん(製作者)の写真がニシキヘビの上に乗っていますので、お気軽にお声掛け下さいね。

次回は【レッサーパンダチーム】の様子をお伝えしたいと思います。

お楽しみに♪

「乳児園庭の秋の自然」0歳児 おひさま組

子どもたちはどの子も誕生日を過ぎ1人歩きできるようになりました。また、気候も涼しくなり活動量も増えてきた為、9月中旬からそよかぜ組に混じり乳児園庭で遊んでいます。

気になるところや行きたいところに行くことができ、どんどん遊びが広がるようになりました。

「お外行こう」と声をかけると『はやくいこう』と言わんばかりに駆け出し、靴下、帽子、靴を自分で取り出し外に行くのを待っています。

乳児園庭にあるキンモクセイの木

そら組の女の子がキンモクセイの花を集めて持ってきてくれました。そのキンモクセイの花を子どもたちの鼻に近づけると“クンクン”と匂いを嗅いでみたり、砂場に落ちている花やカップに入った花を指でつまんでみたり・・・

落ち葉を見つけると「はっぱ」や「ぱっ」と言って手に取り『みて〜』と嬉しそうに見せる姿も!

『これはなんだろう?』『おおきくてかたいな』とビワの木の幹を触ってみたり、落ちていたドングリを大事に落とさないように持ってみたり「ドンドン」と言いながら拾ったドングリを私たちに見せに来てくれます。

そら組やにじ組が収穫したサツマイモやサツマイモのつるに触ったり、ひっつき虫(草の実)が服に付き必死に取ろうとしたりと秋の自然にたくさん触れて楽しんでいます。

少しずつ園庭にも慣れてきて自分の興味・関心のある所へ行くようになってきました。気になる物を手に取って触るだけではなくカップに入れてみり、トントンと打ちつけてみたりと試して遊ぶ姿が見られるようになった子どもたち。

これからも自然物に触ったり見たり匂いを嗅いだり“季節”を全身で感じながら子どもたちと楽しんでいきたいと思います。

『廃材に触れよう!』 2歳児 つきぐみ

4月からシール、紙、布、紙皿などの素材に触れてきたので

今回は〖廃材〗に触れることができるといいなと思い担任で話し合い

おうちから持って来て頂きました。

ありがとうございます!!

持って来て頂いた紙パックやゼリーカップでたくさん遊んでいます‼

友達と遊んでいる際にわざと目につくように箱から出すと

最初は

「何するの?」

「何に使うの?」

と不思議そうな顔をしていました。

ゼリーカップを渡すとままごとコーナーへ持っていき

チェーンリングや花紙などを入れて

ジュースやゼリー、アイスに見立てて作っています。

花紙は手の全体を使い丸めて、

上手に指も使ってカップや皿などのサイズに合わせて

自分で量を調整してカップに詰め込んでいました。

「いらっしゃいませ~」

「どれにしますか~」

と声掛けが始まると、

友達がお客さんになって来てくれてお店ごっこが始まります。

また、園庭にも持っていくと

どんぐりやどんぐりの帽子・石など拾ったものをカップへ集めたり

砂をたくさん入れてその上に葉っぱや集めたどんぐりなどの自然物で飾りつけ☆☆

木の机でパーティーを楽しんでいました♪♪

洗濯ばさみを使って遊ぶ様子がよく見られていたので

子どもの遊びが広がるようにと思い紙パックを切って

輪っかの状態で用意しました。

するとまずは、横に並べてみたり高く積んでみたりしています。

保育者が切った紙パックを洗濯ばさみで繋げているのを見ると・・・

真似て繋げて電車に見立てる子どもがいて私たちが驚かされました!!

他にも

「みてー!!私も長くできたよー」

と嬉しそうに見せてくれたり

紙パックを何個も重ねたものを「恐竜みたい」と喜んだりしながら遊んでいました。


紙パックを横にきれいに並べて洗濯ばさみをつけたり、

大きい紙パックを下にして崩れないように重ねたりして工夫しながら

何度も遊んでいます‼

そんな子どもの『自分で考える姿』ステキですよね♪

これからもそんな姿を大切にして子どもの遊びが広がっていくように

していきたいと思います。

また、ペットボトルのキャップや毛糸などで遊びたいと思いますので

お家にありましたら持ってきて頂けると嬉しいです。

よろしくお願いします。

ほしぐみ(4歳児) 神戸どうぶつ王国で出会ったよ

「動物園ってあした〜?」運動会後、毎日のように聞こえてきた言葉。

子どもたちが楽しみにしていた秋の遠足がやってきました。初めての遠足、バスにお弁当に動物園♪それだけで心躍りますよね。ただ「楽しかった!」だけで終わらせてはもったいない!とほしぐみでは初めてのグループ活動として事前学習を行いました。

まずは下見でもらった地図を子どもたちと眺め見てみたい動物を尋ねながら、その中から6つ(グループの数に合わせました)の動物に絞り、身体の色や目の色、歯の大きさ、鳴き声等、担任が気が付いてほしいポイントを伝えました。 写真を見ながら知っていることを言葉で伝え合い、知らないことはみんなで 予想。

「身体の色は、黒色やと思う!」「触ったら多分・・固そう」「オオカミはふわふわかな」「あと鳴き声が難しいねんなあ」「絵本に載ってるかも!」「お父さん何でも知ってるから聞いてみるわ!」

絵本で調べたり、誰かに尋ねたりする習慣もついてきたようです。

まだまだ話し合い“風”ですが、参考の為に置いたあいうえお表と睨めっこしながら会議録も作りました。自分たちで作った初めての話し合いの記録。部屋に掲示すると嬉しそうに眺めながら何度もお話をしてくれました。

そして遠足当日。事前学習で考えたことが本当なのか、いよいよ検証です。

《シンリンオオカミ 目の色は何色?》

「あ!見えた!茶色や!」「あれ、こっちはオレンジや」「茶色の目の中に、オレンジがあって、真ん中が黒!」

じっくりと観察をしながら「わおーーーん」とオオカミの鳴き声を真似する子どもたち。まるでオオカミとお話をしているようでした。

《カピバラ 歯の大きさを見てみよう》

カピバラを見つけた子どもたちは歯を見るために小さくしゃがみ込んで、じっくりと口が開くのを待っていました。そこへ現れたもう一匹のカピバラ。後ろからゆっくりと子どもたちに近づき‥

「○○くん後ろ!!!」「わあ!びっくりした!」「こんな近くはちょっと怖いわ!」残念ながら歯を見ることはできませんでしたが、とても近くで出会うことができました。

《フタユビナマケモノ 爪の大きさを見てみよう》

「ずーっと木の上におるって”手”疲れへんのかな」「“フタユビ“やから、指がふたつってこと?」「全然動かへんな」「爪めちゃ大きい!」「(自分たちの爪を見ながら)こんくらいやな」

じーっとしているナマケモノにつられて、子どもたちもじーっと固まって‥。ナマケモノと見つめ合う子どもたちでした。

≪ゴマフアザラシ 体の模様を見てみよう≫

「おった!!泳いでる!」「来た来た!!」「黒と白!丸い模様!」「“ゴマ”フアザラシやから、丸い模様ってこと?!」

実際に見たことから、自分たちなりに仮説を立てて考える姿が見られました。

≪ケープペンギン 泳ぎ方はどんな泳ぎ方?≫

「何か魚の匂いがする!」「やっぱりペンギンや!」「ペンギンってなんか鳥っぽい」「泳いでるとき、空飛んでるみたい!」「(真似をしながら)こんな感じ~♪」

両手をいっぱいに広げ、パタパタと動かしながらペンギンになりきっていました。

≪コツメカワウソ 住んでいる所を見てみよう・鳴き声を聞こう≫

「え〜ジャングルに入るの~?」「草と水があるねえ」「岩もあるで」「(鳴き声は)キーキーって思ってたけど、クウクウも言ってる!」「ピーピーも聞こえたで」「違うで、キーキー!」と伝え合う子どもたち。

何か言葉を話しているんじゃない?と私が伝えると、「え〜!一緒に遊ぼうって言ってる」と想像して楽しんでいました。

友達と同じものを同じ時間に見て、“楽しさ”や“発見”、“不思議”を共有できるとても貴重な時間でした。いつもと違う特別な1日。この経験が子どもたちの育ちに繋がるよう、保育に活かしていきたいと思います。

帰り道では「どうぶつ王国楽しかった〜!」「今度、パパとママと行こうかな」「全然楽しくない!もっともっと動物見たかった!」と気持ちを伝えてくれながら、バスの中で眠りにつく子どもたちでした。

にじ組(3歳児) 10月26日 トトロの森へ行ってきたよ🌳

初めてのフェスティバルが終わり2週間。

次は初めての遠足!初めてがたくさん続きます☺

「お弁当箱買ってもらったよ~」「遠足ってお弁当食べるのやろ?」「楽しみ~」と。

さすが食欲の秋(笑)

遠足で、川西中学校にある自然がいっぱいの(通称)トトロの森に行くことや、

中学校までは片道20分ほどの道であることを地図を見せながらを伝えると、

「中学校知ってる」「ぼくのねえねが行ってる」

「前の公園(霞ヶ丘公園)より遠いやん!」

「20分ってめっちゃ長いやん!(20分の感覚があるのかと驚きました)」

「いっぱい歩くの?」「疲れちゃったらどうしよう~」「ぼく力あるから大丈夫やで」

『(保)なにが楽しみ?』

「どんぐりと松ぼっくり拾うの!」「お弁当~!」「トトロの森!」「バッタとかいるかな?」「見たことない虫いるかな?」「赤い葉っぱとかあるかな~」

私が事前の下見に行くことをちらっと話すと、

「一人で行けるの?」「迷子にならない?」「怖くない?」「大丈夫?」

とすごく心配しながら見送ってくれました。(私のこと一人で行動するには危なっかしい先生だと思われているのでしょうか笑)

いざ当日。朝からルンルンで登園してくる子どもたち。

近隣のボランティアさんが引率に来てくださったり、子どもががっかりしたらかわいそうだと予備のドングリや松ぼっくりを密かに用意してくれたり、

学校に着けば川西中学校の校長先生がわざわざ玄関まで来てくださったりと、

たくさんの方々のご厚意にも恵まれました。

無事トトロの森につくと、たくさんの自然物がいっぱい!!!

「わあ~!ほんとにトトロの森だね!」「蜘蛛の巣や~」

「松ぼっくりいっぱい!」「ここにも!あ!あそこにも!ここも!」

「(園にある丸いドングリと比較して)なんでこのどんぐり細いの?」「幼虫出てきた!」「それドングリ虫やで~」

「(やまぼうしの実を見て)りんごみたいなのある~」「こんなん初めて見た~」

「赤の葉っぱあった」「黄色とか茶色もあったで」「いろんな色やなあ」

「カサッカサッ」「もしゃっ」「葉っぱ踏んだら音がした~」

「あそこに赤とんぼいる!」「捕まえたいなあ~」(この後、夢中でトンボを追いかけていた子が、学校のビオトープにドボン!笑)

「トトロさ~ん!いますか~?!」「全然おらんなあ」「恥ずかしいんかな?」

「♪~ まっくろくろすけ出ておいで~出ないと目玉をほじくるぞ!」

「なんかこの黒いのまっくろくろすけちゃう?」

拾った自然物は、探検バックの中に詰めたり、入りきらない子はポケットに詰めたり。

小さな手いっぱいに大切そうに握りしめる姿が可愛いですね♡

遠足で拾ったものは、これから遊びや製作で使っていきたいと考えています。

校長先生にもお礼を言い、帰りは15分ほどで帰ることが出来ました。

園に帰ってからは、お待ちかねのお弁当☆

「外で食べるの楽しい!」「みて~こんなお弁当だよ」「美味しそうでしょ~」

「めっちゃ美味しくて早く食べ終わっちゃった!」「またお外で食べたい」

“空のお弁当箱を持参してもらい、その中に給食を詰め、園庭の紅葉の下で食べる”なんて機会を作っても楽しいかなと密かに思ったりもしています♪

今回の遠足は、片道約20分の道のり、険しい道・坂道も多々ありましたが、

思った以上に軽い足取りで歩く子どもたち。

また、信号の渡り方も素早くスムーズに一斉に渡ることができていました。

4月から(夏季・行事前を除いて)週に1回程度の散歩を続けていたことで

この半年で想像以上に体力・気力・忍耐力がついてきたと実感しました。

今後は、春から続けていた散歩スタンプラリーの再開や消防車見学、

能勢口方面への散歩や坂道・階段を使った散歩、最終的には五月山動物園制覇を目指しています♪

また、散歩を通して、身近な職業(交番、消防署、図書館、いろんな店で働く人たち)について興味を示したり、

交通ルールや標識、点字ブロックやスロープのユニバーサルデザインについて理解したり、他の通行者等、周囲への気配り等も出来るようになっていけたらと考えています。

秋の実りを喜んで♪ 5歳児 そらぐみ

春に苗を植えたサツマイモ。今年度は、園庭の畑と2階のウッドデッキでは土のう袋に土を入れて、2ヵ所で育ててきました。

水やりをしながら

「おおきくなるといいなぁ」

「いつ、おいもできるのかな」

「あきになったらだよ」

「はやくたべたいなぁ」

と、楽しみにしながら話す姿が見られました。

サツマイモはお日様の光を浴び、みんなから水やりをしてもらって、どんどんツルを伸ばして大きくなりました。

そして迎えた収穫の日。

土のう袋を切って、そっと土を掘っていくとサツマイモが顔を出しました。

「そっと、つちをほっていくんやで」

「みえてきた!」

「うわぁ、めっちゃおもたい」

「でぶっちょのおいもや!」

「やったー!どうやってたべよう」

と大喜びのそらぐみさん。

「ならべたら、こんなにたくさんあった」

「いちばんのでぶっちょは、これや!」

このたくさんのサツマイモを使って何を作りたいか、5つのチームごとに集まって出し合いました。

5・6人という少人数で集まって話す目的は“どの子も自分の思いを言葉にして伝えられること”“周りの友だちの言葉に耳を傾けることができること”です。

「スイートポテトは?」

「さつまいもごはん!」

「だいがくいももいいね」

「ちょっと、しゃしんみて。これがたべたいんや。」

など、1人ひとりが食べてみたいメニューを自分なりに伝え、友だちの言葉にも耳を傾けます。

その中で、

「でも、スイートポテトのレシピがわからないよ?」

「レシピってなに?」

「つくりかたのことやん。」

と気付いた子どもたち。

「おかあさん、しってるかな?」

「ほんに、のってるかな?」

と話を聞き早速、調べることになりました。

そして、調べた子たちがレシピを紙に書いて持ってきてくれています。

↑さつま汁の作り方です。

こういった、子どもたちが準備してきたレシピを活用してクッキングに取り組んでいきます。

“~したい”という子どもたちの思いからスタートし“どうしよう”“やってみようか”“やってみたい”と試行錯誤する時間を取る事で“考える力”の育ちを大切にしてきました。その繰り返しを重ねる中で、子どもたちは自分なりの考えを伝えようとしたり、友だちの思いにも耳を傾け、共に取り組む力が育ってきていると感じています。

クッキングの様子はかわにしひよしのインスタにUPしていますので、ぜひご覧ください。

自分でできるよ! 2歳児 つきぐみ

「自分でやってみよう」という気持ちがどんどん出てきた子どもたち。

今までかごから出し入れしていた着替えも、かばんからになり

担任と一緒にしながら着替えを少しずつ自分からするようになりました。

「パンツこっちがいいー!」「先生手伝ってー!」と

イヤイヤが見られることや、時々甘える姿もありますが

「みてー!着替えできたんだよ!」「ズボンの向きあってる?」

と自分でやった時には“やったぞ!”と教えてくれたり

自分で確認する等、どんどん自立に向かって進む子どもたちがいます

スーパーの袋も“自分であけて”“自分で服やパンツを入れて

”担任と一緒に“くくる”ことに挑戦中!

くくる時には

  • うさぎさん作って
  • ばってんにして
  • くるっとまるめて引っ張って
  • 最後にぶしゅ~とつぶして 完成!と伝えながらしています。

※スーパーの袋が縛っていると、自分で袋を広げることが難しいので

縛らずにいれて頂くと “自分であける”がしやすいです!

私たちは、子どもたちの「自分でやろう」という気持ちを大切することで

大人が手伝う回数を意図的に減らし、できたという経験を通して、

一人でもできる事を増やしていきたいと思っています。

是非ご家庭でも、そんな子どもたちの“やろうとする気持ち”を大切に

できる事をたくさん見つけて褒めてあげてください✨

~自然って楽しい!!~

先日、そらぐみさんに収穫したサツマイモを見せてもらいました。

顔の近くにもってきて「おっきい~!」と芋の大きさにビックリしたり

サツマイモを見つめて「穴いっぱいあるなぁ??」と

でこぼこを手で押さえるすがたも・・・・

しばらくして、今度はサツマイモのつるを見つけると「うんとこしょ!どっこいしょ!」と

声を出したり、「おもたいよぉ~」と担任が引っ張って綱引きあそびにしていました。

その後もズボンの後ろに挟んで「追いかけっこしよ~!」

「しっぽだぞぉ」としっぽ取りあそびにもなり

改めて、あそびのイメージの豊かさを感じた場面でした。

これからもどんどん季節にちなんで自然物に触ったり見たりしながら親しんだり

あそびに生かしていきながら子どもたちと楽しんでいきたいと思います。

にじ組(3歳児)運動会に向けての取り組み

にじ組の1年間の目標と、1番大切にしたいと考えていることは、『自分の気持ちを最大限に発揮することができる』ということです。具体的に言えば、この年齢によく見られる、「いや!」となったら絶対やりたくないと押し通す・なんで泣いているのか理由がわからなくなるほど泣き続けることや、「ぼく・わたしはこれがやりたい!」と3歳児の自我・自己発揮を形成する自己主張がはっきり出せること等です。ただ実際は、ポジティブな感情(楽しい・面白い・嬉しい・好き等)は結構出せるけど、ネガティブな感情(不安・苦手・やりたくない等)は出せずに我慢してしまう子がまだまだいるのが現状かつ課題であると感じています。

子どもたちにとって運動会という初めての行事を通して、『友達と同じことを一緒にする楽しさに気付く(集団活動の入り口・第一歩になればと思っています)』ことや『自分なりのイメージを持って表現することを楽しむ』ことに加えて、

「上手じゃないとあかん」「泣いたらあかん」「みんなと同じようにせなあかん」「やりたくないけどせなあかん」など自分の感情や思いを我慢せず「恥ずかしい」「緊張する」「今はやりたくない気分」などの自分の気持ちが出せるよう、少しでもなってくれたらいいなと考えています。

また、運動会への取り組み方としては、子どもたちと一緒にやりたいことを創り上げていきたいと考えており、私発信で「これはこう」「こうやってやりましょう」と進むのではなく、子どもたちから出た意見をたくさん拾いながら進めていきたいと考えています。

☆9月7日・8日『運動会ってなんだろう?』

初めての行事、初めての運動会ということもあり、

2歳児のつきフェスティバルを振り返ったり、『どんなフェスティバル(運動会)にしたい?』と考えを聞いていきました。

(男児1)「(つきフェスティバルでは)踊れなかった」「恥ずかしかったから」

(女児1)「かっこいいところとかかわいいところ見てほしい」「かっこ悪いのはあかん」

(保育者)「かっこ悪いってどんなの?つきフェスティバルで踊れなかった○○くんはかっこ悪い?」

(男児2)「ううん!」

(女児2)「かっこ悪くなかった~」

(女児3)「だってな、だってな、がんばってたから!」

4月・5月の子どもたちだったら(私がちくちく言葉ふわふわ言葉について話をしたことも相まって)不安・緊張する・恥ずかしい・自分だけ踊れないなどについて<よくないもの><マイナスな言葉><ネガティブな感情>などと捉えてしまう子が多くいたと思います。今回、「踊ってないけど頑張ってた」と子ども同士で認め合うことができたのは、8月頃から、いろんな気持ちを目で見て形で表せるような“こころのキャラクター”というものを使いながら嬉しい・楽しい・怒る・悲しい・不安・悔しいなどどんな感情も大切だということを伝えてきていたのが、少しずつ理解できだしてきているのかなと感じました。

☆9月9日~ いざ練習スタート

4月、体操で身体を動かして遊ぶことや、ピアノに合わせて動物になりきったりして自分なりのイメージを持って表現したり、わらべうたや集団遊びで同じ遊ぶことの楽しさをみんなで共有することをしてきました。また、体育あそびでもサーキットの前に並足行進をして、かかと歩きやつま先立ち、ケンケンパなど様々な動きを取り入れています。

今回は普段やっている並足行進を取り入れ、入場行進や動物になりきって進みます。

『どんな動物にする?』『その動物ってどんな動きかな?』など話したり実際に表現したり面白い表現の子がいたらみんなの前でやってみたり真似したり。

当日はどんな動物に変身するか楽しみにしていてください♪また、体で、顔で、動物の声で表現したり、表現方法もさまざまです。どんな表現でも、自分なりのイメージを持って表現できていればいいと思っています☺

準備体操・ダンスも、大人が振りを全て決めたわけではなく、【♪~泳いでる】【♪~召し上がれ】など、歌詞に合わせた振りを自分たちで考えて踊っていた姿からそのまま採用しています(笑)

☆9月12日『始まる時なんて言う?』『終わる時はどうする?』

「はじまるよ~って言う」「カメラ撮ってーって」

「ありがとうございましたって」「見てくれてありがとう」など。

実際にはもっともっとたくさんの言葉が出てました。言葉を考えるのはさすがに難しいかと思っていましたが、思っていた以上に、フェスティバルや保護者がみてくれていることをイメージしながら、頭をいっぱいいっぱい動かして話していました。

☆9月16日 予行練習① つき組(2歳児)招待

☆9月22日 予行練習② 初めてのリハーサル

初めての観客。初めての場所。そういった環境の中での練習。

いつも通りに演技する子、普段以上に張り切る子、緊張した表情の中がんばって取り組む子、興奮している子、恥ずかしくて動けない子など様々な子がいましたが、あの場から逃げ出さず最後まで立っていられただけで十分だとも思っているので「よく頑張ったね」と声を掛けました。

見てくれていたつき組(2歳児)、ほし組(4歳児)、そらぐみ(5歳児)にも拍手してもらい、本当に嬉しそうな表情が見て取れました✨

見終わった後は「わたしも旗つくりたい~(そら組の演技を見て)」「よーいどんしたい!(ほしぐみのかけっこを見て)」「あれ、ぼくもする?(そら組・障害物リレーのコースを見て)」「風船みたいなやつ(パラバルーン)したい」という意見が出たので、運動会ごっこでやってみたいなあと考えているところです♪

☆おまけ(9月上旬のはなし)

*衣装について

最近は細長く切った画用紙を手首に巻き付け、腕飾りを作っているのにはまっています♪そこからヒントをもらい、衣装は腕飾りに決まりました!

*サブタイトルについて

つきフェスティバルを思い出しながら話し合いを終えた後、にじ組さんもまたフェスティバルするんだよと伝えると、「じゃあ、にじフェスティバル?!」という意見が。この可愛らしいネーミング採用です!!(笑)