子育てひろば・園庭開放について

入園・進級から3週間♪1歳児そよかぜぐみ

2023.4

そらぐみ(5歳児) 飛行機あそびの広がり

そら組になり1か月が経ちました。

進級当初から、子どもたちは“ヒコーキ”で遊ぶことに夢中👀

紙飛行機飛ばしや、パイロット・客に分かれたごっこ遊び、絵本に登場する擬人化された紙ヒコーキの冒険を真似た遊びなど様々なあそびを広げています。

☆紙ヒコーキ飛ばし

そら組の特権(?!)で、園庭の外階段~2階のウッドデッキ付近に登り高い位置から紙飛行機を飛ばすことを楽しみました。

室内でもなにか遊べないかと思いフラフープを吊るしておくと・・・

「わあ~ここで飛行機やってもいい?」「じゃあここに入ったら勝ちな!」

と自分たちで遊び・ルールを考え遊び始めました👀

☆ごっこ遊び

また、同時期、園庭の木材で飛行機作りが!!

「これが羽」「この丸いところは人が乗るところ」「先生は大きいから1番後ろの長いところに座ってね」「ぼくはここ、運転するから。○○くんも一緒に運転するねん。」とイメージを共有しながら友だちと協力して運んだり組み立てたりして作り上げました。

また、作った後は、「先生ここ乗って!」「もう出発しちゃうで~」「食べ物選んでいいで」とごっこ遊びも始まりました。

室内でも園庭と同じように飛行機内を作って遊ぼうと、コックピットの写真を掲示したり、海や山などの景色の写真・操縦席を机に置くなど子どもたちと一緒に遊べるような環境を用意しておくと・・・

「これ(写真)と同じやつやん」「運転する」と操縦したり

室内の椅子を運びどんどん繋げて「これお客さんの席な」と客席を作ったり

「何か食べ物はいりますか?」「なんの飲み物にしますか?」と機内食の販売や

「シートベルトをしてください」と客室乗務員がいたりと

役割を決めてごっこ遊びを展開し始める姿が見られています。

☆絵本『ぼくかみひこうき』

主人公の紙飛行機くんがジャングルジムや滑り台の上を飛び回るお話です。

折り紙で作った紙飛行機にシールを貼って目を付けたり、

フープくぐり・毛糸越え・風船当てなどの障害物コースを作って遊んだり、

「ここにこれ(コーン)置いてみたらどう?」など自分たちで工夫して楽しむ姿がありました。

絵本の世界・イメージを自分なりに膨らませながら楽しむ姿が印象的でした♩

飛行機が大好きな子どもたち。その一方、実際に飛行機に乗ることや間近で飛行機を見ることは少ないのではないかと思います。そこで、大阪空港に行き実際の飛行機を近くで見たり飛行機の大きさや風を感じたりできたらいいなと密かに計画中です😊

子どもたちの興味をどんどん広げ膨らませてあげたいと思います。どんな風に展開されていくか私も楽しみです♩

「ほしぐみ忍者さんじょう!」 ほしぐみ 4歳児

4月、新しいお部屋、新しい担任、新しいお友だちも2人仲間入りしたほしぐみさん。30人での園生活がスタートしました。

ほしぐみのみんなは、とにかく元気いっぱい!楽しいことが大好き、お友だちが大好きなんだなぁと、みんなの様子を見ていて感じています。そんなほしぐみさんが今、楽しんでいるのが“忍者ごっこ”です。身体を動かすことが好きなみんなと楽しく遊べるものは何かな?と考えていた時に、子どもたちが何度も「よんで!」「これ、もういっかいみたい!」と持ってきた『あかにんじゃ』の絵本をきっかけに、遊びがはじまりました。

毎朝、ホールでは“忍者修行”がおこなわれます。

まずは“忍法ダンゴムシの術”!!


そして、修行をはじめるときはいつも“忍者座りの術”!!

忍者たちは様々な修行(サーキット遊び)に励みます。

トンネルくぐりの術!

他にも“コロコロ転がる術(マット)”、“はしご渡りの術”、“蜘蛛の巣をよける術(コーンとゴム紐)等、一生懸命取り組みます。

忍者修行の途中で“敵”の“カマキリ忍者”があらわれた時には、急いで“ダンゴムシの術”を使って隠れています。楽しい遊びの中で“走る”“くぐる”“ジャンプする”“止まる”というような“自分の言動を自分でコントロールさせながら遊ぶ力”が育っていくことを大切にしたいなと考えています。

そして、もう一つ特別な修行は…“お宝を運ぶの術!!(直線リレー)”

ボールや、バトンを持ってコーンを回ったら、お友だちにバトンタッチします。

お宝を頭の上に乗せて…“落ちないように運ぶ術”

遊びの中で“順番にする”“友だちと交替する”というような簡単な約束事も少しずつわかり、ますます楽しくなってきているようです。

忍者修行は、お部屋でも繰り広げられ“背中を伸ばす術”“静かにする術”“ヘビの術(1列に並ぶ)”など、どんなことも“修行”になってしまいます♪

さぁ、これから“ほしぐみ忍者”たちは修行を積んで立派な忍者になれるのでしょうか…!?私たち担任も力いっぱい一緒に遊んでいきたいと思っています!!

にじ組(3歳児) 最終号・お別れ遠足「ついに五月山まで行ってきたよ!!」

4月当初、列はグチャグチャ、前の子との間隔がスカスカ、ピューッと列から飛び出る、など、ドキドキしながら散歩に行っていたのが懐かしいです。(笑)

今ではすっかり、2人で手を繋いで歩くこと・前を歩く友達が誰かを理解し、その友達の後ろを付いて歩くこと・ある程度列になって歩くことなど、集団で歩くことや長い距離を歩くことにも慣れてきました。

さらには、「おはようございます」「いってきまーす」「今から公園に行くの」「また会おうね~」と通りすがりの地域の人たちへの挨拶も出来るほどの余裕も出てきています♩

3月16日

1年間過ごした友達・担任との思い出を作るお別れ遠足として、五月山公園・五月山動物園に行くことになりました!

五月山公園・五月山動物園への事前学習やその後の余韻も含め、5段階に分けて楽しみました。

☆第一段階

担任の家が、五月山公園のある同じ池田市と伝えると、

「先生のおうちの近くの公園行くってこと?!」「めっちゃ楽しみ~」「先生のおうち何色?見えるかな?」とわいわい話し出し、そうやって楽しみにするきっかけになれたことがなんだかとても嬉しかったです♪

☆第二段階

別の日に池田近くの公園まで散歩に行った日のこと。

池田市と川西市を繋ぐ橋を実際に見に行ったり、山を指さして「あれが五月山だよ」と話をすると、

公園の砂場で山を作り「これね五月山なの」と話したり、橋の前で「え~今日(橋)渡ろうよ」「今行きたい~」と話したりと、期待が膨らみました。

☆第三段階(ここまでが事前学習です)

帰園後、私が下見で撮影してきた写真を子どもたちに見せました。

「あ!ここ行ったことある!」「ぼくは行ったことない!」「ウォンバットって知らなかったよ」「(ウォンバットの)お鼻が大きくて丸いね」「忍者すき~」と感じたことを口々に話していました。

中にはウォンバットの顔を真似る子も出てきて、それにつられ各々感じ取ったウォンバットを表現する姿がありました。(生活発表会の活動時から、話し合い中に感じたことをすぐに体で表現してみるということが増えた気がします。まだ言葉ではうまく伝えられないことでも身体を使うことで自分なりのイメージや考えが表出できるようになってきている気がします♪)

☆第四段階、迎えた遠足当日

朝から、「いっぱいご飯食べてきた!」「元気で来たよ~」とワクワクした気持ちが伝わってきました👀

保護者の皆様からも「いつも遅くまで寝てるのに今日は早起きしてました」「自分で用意をしてました」「すごく楽しみだとずっと話をしてました」「元気もりもりで来てねって先生言ってた、と言いながら朝ご飯をたくさん食べてました」など、遠足を楽しみにしていた家での子どもの様子を聞かせてもらいました♪

◎散歩中の様子

片道1.8kmの距離。行きは歩けても帰りはかなり時間がかかるだろうな…と予想していましたが、むしろ帰りの方が早く30分程度で園まで帰って来れました✨

1年間での散歩を通して、体力や忍耐強さも付いてきたと実感しました。

また、前後の友達を気にして「(間)詰めてね」と促したり、「頑張って」「手つなごう」と友達を励ましながら歩いたりする姿も見られ、友達を気遣う気持ち・友達を放っておかず助ける気持ちが育っていると実感しました。

◎動物園での様子

初めのうちは1つ1つ順番にみんなで見ていましたが、徐々に興味の方向があちこちに。

「あっちにヤギおるで」「こっちにはカメいる」「あ~向こうなんかおる~!!」と興味のあるものに釘付けに!!👀(羊のところでは柵から落ちてしまうんじゃないかというくらい前のめりで興味津々な姿もありました(笑))

小さな規模の動物園だったので大人の見える位置であれば自由行動ということにしました。

ずっと自分の好きな動物を見る子や、いろんな動物を転々と見て回る子など、たっぷり堪能できました♩

◎公園での様子

忍者迷路・アスレチックにも果敢に挑戦!「こんなん簡単」「高すぎる、怖い…」「がんばれ~!!」

☆第五段階、振り返り

「大阪行ったな」「めっちゃ楽しかった」「忍者迷路が楽しかった」「楽しかったけどちょっと高くて怖かった」

「ウォンバット見れた」「ひとり(1頭)しかいなかったな」「他の子は寝てたんちゃう?」

「アルパカ近くてちょっと怖かった」「ひつじの背中らへん触ってもふもふしてた」「うさぎが可愛かった」

「にわとりいなかったね」「でもふくろうがいた」

など・・・本当にびっくりするくらいたくさんの言葉が出てきました!!

さっそく絵を描いたり、動物の動きを真似したり、廃材を使い動物を作ったり、積み木やフィギュアを使い遊んだり、感じたこと・見たことを自由に表現しました☺

好奇心たっぷりの子が多いクラスであり、興味のあるものは担任の話もほとんど全部頭・心に残っていたり、その好奇心を活力に行動したり、創造力も膨らんだり…というところもよく育ったと感じています。

3月20日から1号のお友達は春休みに入り、また、おうちの近くの園に転園するお友達もいる中で、

今回のお別れ遠足が、にじ組29名全員での最後の大きなイベントでした。

大好きな友達と一緒にクラス全員で遠足に行くことができ、また、思い出も共有でき、

とても楽しい時間をみんなで過ごすことが出来ました☺

この1年間で子どもたちは本当に大きく成長したと感じています。(身体だけでなく、友達との関わり方や情緒的な面も踏まえてです。)

子どもたちの思いもよらない様々な行動に、正直「勘弁して…」と感じる時期もありましたが(笑)、振り返ってみれば本当に楽しい毎日でした。私たち3人も子どもたちには“楽しい日々をありがとう”と感謝でいっぱいです❤

また、日々の保育にご理解とご協力いただいた保護者の皆様にも感謝申し上げます。

4月からいよいよほし組さんですね!フレンドリーで愛嬌たっぷりで、やるとなったら大きな力を結集し動き出す力を持つ、そんな子どもたちのさらなる成長が楽しみです🌟

「粘土っておもしろいな」 0歳児 おひさまぐみ

初めて触れた小麦粉粘土。

初めから勢いよく触れる子もいれば、慎重に様子を見たり、恐る恐る触れようとしたりと様々でした。

中には粘土に触ってみたいけど『手についたー!』『なにこれ?』『とってー!』とばかりにブンブン手を振る姿も・・・

そこで、試しに粘土を袋の中に入れてみると子どもたちが袋の上から指でつんつんと触れる姿が見られ、慣れてきたタイミングで袋から粘土を出すとそっと指で触れる姿が見られるようになりました。

粘土の塊をつぶしてみたり

保育者が粘土をビヨーンと引っ張って伸ばしてみると「わー」「おー」と言って手を伸ばして触ってみたり

粘土を細長くすると自分たちで粘土をつまんで「びよーん」と言いながら引っ張ってみたり

カップを用意すると粘土をカップに入れたり、自ら粘土と粘土をくっつけて作品作りをしてみたり

思い思いに粘土に触れ、どんどん遊びが大胆に!

伸ばした粘土をちぎりくっつけ、粘土の形がどんどん変化することに驚き、楽しんでいました。

粘土遊びは指先や手先を使う遊びで、粘土を丸めたりちぎったり手に触れた感触を楽しんだり(触覚)、粘土を叩いて「ペタペタ」という音を楽しんだり(聴覚)、粘土の匂いを嗅いだり(嗅覚)、カラフルな粘土の色や色の混ざる様子を楽しんだり(視覚)と味覚を除いた五感を刺激し、子どもの発想力や創造力、想像力や表現力を育んでいます。

おひさま組で過ごす日々もあと少しとなりました。引き続き子どもたちの発見や驚き、感じた事などに耳を傾け、楽しく過ごしていきたいと思います。

ほしぐみ(4歳児) ほしぐみようかいじーまん

先月、今年度最後の大きな行事である生活発表会があり、ほしぐみは妖怪になりきって特技を披露し合う≪ようかいじーまん≫の劇を楽しみました。

本番はハプニングもありましたが、困っている友だちを放り出さず側で寄り添ったり、セリフを忘れた友だちをフォローしたり、子どもたちが懸命に手を差し伸べ合い自分たちで乗り越えようとする姿に成長を感じました。子どもたちを見守りながら私たちもハラハラドキドキしていましたが、本番終了後に写真を見返すと笑顔で楽しむ子どもたちの姿があり、心からホッとしました。

発表会後の月曜日、子どもたちと発表会の振り返りを行いました。

まずは気持ちカードを見ながら本番の舞台上での気持ちを伝え合い、感じたことや気が付いたことを共有。

「ドキドキしたけど、楽しかった」 「(友だちに向けて)大丈夫、大丈夫って言ってた」 「みんな大丈夫かな、頑張れって気持ち」 「お客さん多くてめっちゃびっくりした」 「緊張して涙でちゃったけど楽しかった」 「出れなかった人もおった」 「でもいいねん。みんな頑張ってた」

自分だけでなく周りにも目を向け、ありのままの自分の姿・友だちの姿を肯定的に受け止めるような言葉が印象的でした。

自分の気持ちを言葉で表すことは大事なことですが、それが苛立ちや強い口調だけで表出されないように・マイナスの思いを吐き出すことだけが“自分の気持ちを出す”ということではないことを伝える為、

又、気持ちを伝える方法を探す為に、自分を肯定してくれるようなようかいに変身する“ようかいじーまん”や気持ちカードに取り組んできました。それらの取り組みは子どもたちの絵に変化をもたらしました。

「楽しかった。でも緊張した」

と楽しかった気持ちを虹色で表現し、その上から緊張の気持ちを黒色で表現する子ども。

「緊張したけど頑張った。見に来てくれて嬉しかった」

と自分の気持ちを描きながら気持ちの整理をする子ども。

「(小さい方を指さして)初めは嫌やなって。けどだんだん楽しくなった(大きい方を指さす)。楽しかったからハートもいっぱいある」

と劇の取り組みを通して気持ちが変化したことに気が付く子ども。

「(自分は)これ。(指を差しながら)ムシャムシャ。カサカサは虹色。みんないる」

と友だちの存在を表現する子ども。

「ようかいに人間が食べられた。顔だけのようかいもびんの中に入った」

「フワフワが人間に変身して、人間の国にいった」

とようかいじーまんの世界に入り込み、続きのお話を創造する子ども。

同じ題材、同じ劇あそびであっても感じることや考えることは一人一人違うことを改めて感じました。

中でもなにより感心したことは、多くの作品に自分が変身したようかいだけでなく、別のようかい(友だちの姿)が描かれていたこと。友だちと一つのことに向かって共にやり遂げる楽しさや心地よさを感じられたのでしょうか。あるいは、友だちが側にいる心強さを感じたのかもしれませんね。

絵の上手さ下手さを評価するのではなく子どもたちの絵に対する思いや何を思いながら描いたのかを知ってほしいと思い、絵の下には子どもたちの言葉をそのまま書いた名札を貼っています。

一人一人の思い溢れる作品のできあがり。

にじ組(3歳児)生活発表会に向けて(後半)~表現あそび~

役も決まったところで『まいごのたまご』の絵本に沿って表現あそびを始めました。

<体を動かして表現☀>

☆ブラキオサウルス

目一杯背伸び&思いっきり手を伸ばし、“ながいくび”を表現します!

☆ケラトサウルス

鋭い爪のついた大きな足の“けとばしこうげき”は迫力満点です!

☆ユタラプトル

腕の飾り羽を揺らしながら、

舞台の上を“はやいスピード”でかけ回ります!!

<小道具・衣装で表現👕>

それぞれの特徴を捉え、作る子どもたち。

☆たまごチーム

そら組に作ってもらったたまごを見て「ぼくもたまご作りたい」

「かわいいたまごにする」「水玉模様にしたい」と興味津々。

風船にコピー用紙を貼る→新聞紙を貼る→折り紙を貼るといった3つも工程があり、完成までかなり時間がかかりましたが、根気強く作り上げ、“ころころのたまご”が出来ました♪ 

☆トリケラトプスチーム

「つの、あるんやで」「3こある」「こっちが長いの、ここが短いの」

と長短比較や数えながら“3本のつの”を作りました♪

☆ステゴザウルスチーム

「つんつん!!」「ここ(背中)に付ける」

自分の好きな色を選び、クレパスで自由に水玉模様やなみなみ模様を描き足し、

“はっぱみたいなつんつん”を作りました♪

☆アンキロサウルスチーム

“ハンマーみたいなしっぽ”が特徴!

「しっぽ作る」「(しっぽの先っぽは)丸になってるね」新聞を細長く丸め、しっぽの先端部分はミニボールで表現。

「かっこいいのがいいから黒にする」「赤と緑と黄緑と・・・」と色を選び新聞に巻き付けて作り上げました♪

☆プテラノドン

空を飛べるプテラノドン。かわいくてかっこいい飾り・模様のついた“翼”が出来ました♪

☆ティラノサウルスチーム

他のチームが着々と衣装等を作っていく中、なかなか進まないティラノサウルスチーム。

子どもたちは“ギザギザの歯”を作りたいそうで・・・

「ティラノサウルスは歯やな」「そうやで、めっちゃギザギザの歯」「保育者:いいね。でもどこにどうやって歯を付ける?」「ここに(唇の上下に直接)付けたら?」「テープで貼ったらいいやん」「・・・。」となかなか案がまとまりません。

別日、友達がティッシュ箱を半分に切り、パクパクを作って遊んでいるのにヒントをもらい、手のひらサイズのティラノサウルスを作ることに!

「これ怖い目」「怒ってるみたいやな」「見てこれ、めっちゃとんがってる歯」とそれぞれ自分のイメージを形にしていました♪

子どもたちに「どんなところ見てもらいたい?」と尋ねると、

「かっこいいところ」「かわいいところ」のほかに、「頑張ってるところ」という意見も出ました。

結果的なところだけでなく、また、ただ褒めてもらいたいというだけでなく、“頑張る姿”という取り組みの過程も見てもらいたいという気持ちが出てきたことからも、成長を実感しました。

リハーサルでは抵抗感なく全員が舞台の上に立ち堂々と表現あそびを楽しむ姿があり、それもまた運動会のときと比べ大きく成長したと感じることが出来ました。

初めての生活発表会、どきどきとわくわくですね!

当日は一生懸命な姿を見て、また、終わった後は温かく迎え入れ、

・子どもたちが役になりきっているところ、なりきっているところの細かいポイント(例えば、草食恐竜が4本足でどすんどすんとずっしり歩いているところなど)、

・工夫して衣装や小道具を作ったところ、はさみやのりの扱いも上手になってきているところ、

・恥ずかしいという気持ちもあっただろうが舞台に立って堂々と頑張っていたこと、大きな声を出していたこと、見えないところ(舞台袖)でも歌を歌ったり身振り手振りしていたこと

など、具体的に褒めてほしいです☺

体操好き~(^^) 0歳児おひさまぐみ

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にじ組(3歳児) 生活発表会に向けて ~遊びの広がり~

恐竜の遊びが膨らんでいます。

☆化石探し

(1枚目)園庭にある石を掘って、まるで化石堀りみたい!

(2枚目)「ただいま、みんな見て~!いっぱい化石取ってきたで!」「ほんとだ!すごいね!!」

(3~5枚目)たくさん拾ってきた石を並べて、「これはブラキオサウルスの化石。ほら、首が長いでしょ?」「これ絶対ティラノサウルスの化石だよ」「ここが顔で、これが手。」

☆恐竜博士ごっこ

拾ってきた化石を見ながら「ふむふむ、これはティラノサウルスの顔ですね~」と

虫メガネもどきの玩具を使い、恐竜博士に早変わり!

たまごを見ながら「水色のたまごはプテラノドンのたまごかなあ?」

足跡を見ながら「指が3本だからこれ(アロサウルス)と同じだね」

☆恐竜ごっこ

園庭にある剪定されて落ちたオリーブの枝を見つけると

(1枚目)高さのある将棋台の上から葉っぱを揺らす木の役と、将棋台の下から背伸びをして背を高くしてブラキオサウルスの役に分かれて遊んだり

(2枚目)「トリケラトプスのしっぽだぞ~」「ツンツンのしっぽだぞ~」

また、園庭の遊具“トップ”を使いながら

(3~4枚目)

「トントン、たまごさん。きみの歯はギザギザしているのかい?」「ううん」「翼はあるのかい?」「ううん」「首は長いのかい?」「うん」「ブラキオサウルスの赤ちゃんだね」「パリパリ!産まれたよ!」と、『絵本:まいごのたまご』のような掛け合いをしたり

ごっこ遊びもよく見られます。

役も決まり、かなり恐竜についてのイメージを膨らませられたと思うので、

次は自分の決めた恐竜についてさらに深く知っていく中で自分なりのイメージを表現できるようにしたり、そのイメージを装飾品や身に付ける衣装にも反映したり、

絵本『まいごのたまご』の物語をクラス全員で共有しながら一緒に作り上げていきたいと思います♩

また、生活発表会の場が、子どもたちで力を合わせて何かをやり遂げるという良い機会・場となることを期待しています✨

にじ組(3歳児) 生活発表会に向けて(前半)~役決めまで~

にじ組の子どもたちにとって初めての生活発表会。運動会に引き続き、保護者に見てもらう2回目の行事。

ただ、今回は生活発表会という言葉をまだ出していません。前回の運動会のときに、“行事感”が出ると身構えてしまう子や普段と違う雰囲気を感じ取る子もいたので、まずは存分に表現あそびを楽しめたら、と考えています。

☆1月16日 『知っている恐竜を発表し合おう』

恐竜好きなにじ組さん。絵本や図鑑などをよく読んでいたこともあり、たくさんの恐竜の名前が出てきました。

メジャーなティラノサウルスをはじめ、ユタラプトルやケラトサウルスなど聞いたことのない恐竜も出てきて、子どもたちの知識量に圧倒されました!👀

☆1月18日~23日 『恐竜の特徴を知ろう』

みんなで出し合った恐竜の名前は全部で10体。2~3体ずつに分け、各々の恐竜について深堀していきました。

「この恐竜について、なにか知っていることある?」と尋ねると、子どもたちが知っている情報をたくさん話してくれました。実際の話し合いの様子を2体ピックアップします。↓

①プテラノドン

「空飛ぶ」「翼ある」「(とさかが)とがってる~」

「魚食べるねん」「くちばしがある」「歯がない」「じゃあどうやって魚食べるんやろう」「ごっくんってする」「あかちゃんにこうやって(ジェスチャーしながら)口でごはんあげる」

②アンキロサウルス

「足が4本ある」「でも人は2本やなあ」「歩くのめっちゃ遅いねんで」「どしんどしんって歩くんだよ、こうやって歩くんだよ」

「草とか葉っぱとか食べる」「ブラキオサウルスと一緒や」「ステゴザウルスとかも一緒やんな」

「背中にとげとげある」「しっぽもある」「しっぽ強いから相手倒すねん」

「保育者:そういえばステゴザウルスにも背中のツンツンとかしっぽとかあったよね?」

「そうやで、でもアンキロサウルスの(とげとげ)は小さいねん」「そうやで、あといーっぱいある」「(しっぽは)ステゴはとげとげやけど、アンキロは丸がついてる」

まだ上手く言葉では表せられない時はジェスチャーや身振り手振りで伝えようとしたり、以前出た恐竜と比較したりと、ただただ知っていることをそれぞれ言う発表のようなものから、時間が長くかかっても飽きることなく少しずつ話し合いのようなものへと、変化してきました。

また、こんな話を重ねていると子どもたちの中に恐竜とはこういうものだという共通概念が出てきて、話し合い自体もだんだん深く高度なものになっていっているなあと感じました。

☆1月18日~23日 『恐竜になりきってみよう』

話し合いを深めた後、いざその恐竜についてなりきり遊びをしてみると新鮮な記憶のままその特徴を表現する姿が見られました。

その表現の仕方はさまざま。ステゴザウルスに変身の際は、4本足で歩くことに重きを置く子もいれば、片手で背中のツンツンを表現しながら4足歩行っぽく歩く子、両手でツンツンを表現することに集中しすぎて2足歩行で歩く子(笑)、はたまたしっぽを手や片足で表現しようとする子など、個性が光りました✨

まだ周りを見ながら同じように合わせる子もいますが、自分なりの表現を楽しむ姿も見られてきています♩

☆1月25日 『にじ組に恐竜のたまご・足跡が出現!!』

「え!!!なにこれ!」「たまごやん!」「これ恐竜の卵じゃない?」「いつの間に~?」

「恐竜が空から見ててにじ組さんに持って来てくれたんちゃう?」「博物館から持って来てくれたのかもよ?」「え~ほんなら割れてないやつ欲しかったなあ~」

「でも卵が割れてるからもう赤ちゃん産まれてるってことやで」「赤ちゃん迷子になってないかな?」「みんなで探そうよ」

(たまごに夢中になっている隙に、追加で足跡もこっそり仕掛けておくと・・・)

「え!足跡あるねんけど!!」「ドア開いてるで」「こっから逃げたんや」「トイレに隠れてるかもよ?」

想像力がどんどん膨らんでいました☺💭

☆1月27日 『1番のお気に入りを決めよう(=役決め)』

10体の恐竜について深く知り、恐竜やたまごになりきってたくさん遊んだ後、いよいよ自分のお気に入りを決めることに!

「ぼく足速いのがいいからユタラプトルにする」「わたしはブラキオサウルスがずっと好き」など自分の好きな恐竜を話しながら、選んでいました。

『一度決めたら変えられない』という緊張感を持たせたくなかったため「違うのが良かったら変えてもいいよ~」と伝えると、

初めのうちは「これがいいの!!」と意思が固そうだったのが、時間が経つと「○○くんが好きだからこれにしようっかな~」「○○ちゃんと一緒にしよっと」と変える子もちらほら。どちらかというと今回は“友達と一緒”が嬉しい・楽しいと思う気持ちを大切にしたいと思い、あえて止めることはせず受け止めました。「友達と一緒だから頑張ろう」という気持ちに繋がったらいいな、と感じています☺