そらぐみ(5歳児) 運動会直前!

『最後の運動会』『(今のそらぐみの子どもにとっては)初の3クラス合同の運動会』です。「楽しい運動会にしたい」「めちゃくちゃ頑張って、大人を泣かせるくらいにしたい」と意気込んで取り組み始めました🌞

【竹太鼓】

☆当日の見どころ

音が揃っているところと、ピタッと止まるところに注目です!

太鼓だけでなく、ダンスも「可愛らしい!」と担任は思っています。子どもたちがすべて振り付けたのでそれも踏まえて見てみてください👀

音楽の選定もたくさんの“祭り”の曲を聞いて“お祭り忍者”に決めました。

※竹太鼓は1本1本手作り。竹やぶから切り出す・節を抜く・ぬかで磨く・学校の机の脚を再利用して脚を付けるという工程にて、作ってもらいました。

☆取り組み・子どもの育ち

大きな竹にわくわくした表情が見られました。子ども・担任ともに「どんな音が出るかな」と期待したのものの、一斉に叩くとバラバラで騒がしい音になりました…(苦笑)

自分のことばかりでなく周囲にも意識を向けること、音を揃えるためには気持ちを揃える必要があることなどに気づいた子どもたち。

「6人でやってるけど1人の音に聞こえる!」日を重ねていくうちに音が1つになってきました。

1つの目標に向かって皆で心を合わせて取り組む経験が出来たように思います。

また、自分たちの遊戯を動画で振り返っていると・・・「止まるところピシってしたら素敵になりそう!」という言葉が。それ以降の練習では、「絶対止まる!!!」という強い意思が伝わってきました。ぜひ当日はそこも注目してみてくださいね。

竹太鼓を通して、子どもたちの苦手なところでもある『静と動の切り替え、緩急のメリハリ』が出来るようになってきたと感じています✨

【リレー】

☆チーム構成について・当日の見どころ

どちらのチームもほとんど力の差がないようにしていますが、

どちらかというと走るのが好きな子が多いが個々としての主張が多いチーム(ピンクチーム)と

どちらかというと走るのが得意でない子が多いがチームとしてまとまりがあるチーム(白チーム)で

構成しています。

初めの頃は、普段から走るのが好きなピンクチームがほぼ毎日勝っていましたが、次第にチーム力抜群の白チームがどんどん追い上げてきて、今では毎日白熱した勝負が繰り広げられています🔥

当日どちらが勝ってもおかしくない勝負、最後まで目が離せません!!

☆取り組み・子どもの育ち

初めは、勝ったら喜ぶけど、負けてもあまり悔しいそぶりを見せない子どもたちでした。(担任が思い描いた姿とは異なり意外でした。)相手チームのことも最後まで応援したり、負けたチームには「惜しかったね」と声をかけ励ます姿がありました。(すごくあたたかいクラスでいいなとほっこり見てました。)

また、第一走者や最終走者の取り合いや、「負けたけどぼくは勝った」という言葉などもあり、リレーですが個人戦としての気持ちであったように思います。次第に、チームとしての意識が芽生え、みんなで1つという気持ちも出てきた様子です。

「1番と最後の人は早い人がいいと思う」

「ぼく本当は1番がいいけど、早くないから○○くんがいいんじゃない?」

「真ん中も早い人がいいかも」

「早い人の後ろに、走るのが苦手な人にしたら、早い人が間空けてくれるから大丈夫じゃない?」

「○○くんと○○ちゃんは同じくらいの早さだからいい感じ」

ただ勝ち負けが嬉しい・悔しいで終わらず、チームとして勝つためにはどうしたらいいかを考えを出し合うように変わっていきました。毎日、真剣勝負で取り組んでいます🚩

※運動会直前ギリギリまで順番の入れ替え・話し合いもありました。

【最後に・・・】

取り組みの中で、頑張ったこと・嬉しかったこと・悔しかったこと・出来るようになったこと・担任に怒られたこと(苦笑)等、たくさんの経験をして当日を迎えます。クラスとしても少しずつ集団として1つにまとまってきていますし、一人一人の成長もたくさん見られました。

ここまで取り組んできたことが当日存分に発揮されることを願っています🎵