4歳児 ほしぐみ 「友達を思いやる心の育ち」

10月14日(土)に認定こども園かわにしひよし第16回、運動会がおこなわれました。

当日は朝から少し緊張した様子のほしぐみさん。当日は体調不良で5人のお友だちがお休みしており24人での参加となりました。 「ドキドキするなぁ」と話したり、ソワソワしたりしながら自分たちの出番に向けて気持ちを整えていく様子が見られました。運動会のはじめは準備体操。身体を動かし始めるとみんな徐々に緊張がほぐれていき笑顔で『昆虫太極拳』を踊る様子が見られました。

一生懸命取り組んできた、かけっこも真剣な表情で駆け抜ける姿がありました。

そして、楽しみにしていたパラバルーン。頑張ってきた“花火”の技も綺麗に決まり会場から「おぉ~!」という歓声と拍手が送られました。

1人1人が力を発揮することができた運動会。終わってから、振り返りをすると「楽しかった!」「ドキドキしたけど頑張ってよかった。」「お母さんが見てくれて嬉しかったな。」と喜びを友達と共有する姿がありました。

その一方で「○○ちゃん、元気になったかな?」「○○くんもやな。」「やっぱり、みんなでパラバルーンしたかったね。」という声も聞こえてきました。

お休みの子たちに気持ちを寄せてみんなで考える中で

「ビデオをみせてあげる?」

「絵を描いて見せたらどうかな」

「写真を見せたらいいかな」

など、色々と案が出てきました。そして、みんなが元気になったらビデオを撮って、お休みした子のお家の方に見てもらえるようにしよう。と言うことになりました。

それからも

「○○ちゃん、大丈夫かな?」

「まだ、お熱下がらないのかな?」

と話す様子が見られました。元気になって登園した子に

「○○くん、心配してたんやでー」

「もう大丈夫?一緒に遊ぼう」

と声をかける様子も見られました。

10月19日(木)には運動会当日に発熱で休んでいたお友達がようやく元気になり、みんなでパラバルーンに取り組むことができました。

運動会の取り組みを通して“みんなで力を合わせて取り組もうとする”姿勢の育ちが見られました。みんなで取り組む中で友達に気持ちを寄せて、友達のことを考えようとする心の育ちも感じています。1人ひとりが力を発揮し、運動会という大きな行事を乗り越えて、1つ大きくなったほしぐみさん。当日までの過程や、当日、その後の姿も含めてみんなの成長を感じています。