ほしぐみ(4歳児) ころがったまんまるぱん
生活発表会に向けて、ほしぐみでは”ころがったまんまるぱん”というお話を楽しんでいます。
おじいさん・おばあさんが作ったまんまるぱんが「食べられたくない」といろいろな動物たちから逃げていくお話なのですが、最後にはクマがパクッとまんまるぱんを食べてしまいます。
その場面に子どもたちは「食べちゃったーーー!」と大笑い。
その後ペープサートで物語を表現したり、粘土でまんまるぱんを作ったり表現遊びへ繋がりました。


まんまるぱんの表現遊びを楽しんでいたある日、子どもの中からこんな言葉が出てきました。
「せんせい、食べちゃったらお話が続かないよ」「僕はお話が”続く”ようにしたい」
最近、製作遊びの中でオリジナルの紙芝居や絵本を作って楽しむ姿があり、子どもたちの中に”続き”の概念が芽生えていました。
この言葉をきっかけに、最後の場面について初めての“話し合い”をしてみることにしました。

「お話が続いて欲しい」「だって楽しいから」
「続くようにするにはどうしたら良いかな」
「ん〜お家に帰ってみんなでパンをつくる」「クマさんの家にはハチミツがあるかもしれない」
「パクッと食べられるところが面白いやん」「だから食べられて欲しい」
と理由を加えながら自分の気持ちを伝える姿に成長を感じました。
どちらの意見にも「なるほどな~」と納得させられながら、話し合いは30分程続きました。

話し合いは別の日にも続き、次は視点を変えて”劇あそびを見ているお家の人はどう思うか”を尋ねてみました。
ここには”相手の立場に立って考えてみようとする”というねらいがあります。
「続きがある方が良いと思う。だって見てたら楽しいもん」
「みんなが楽しそうにしてたらさ、お家の人嬉しくて泣いちゃうかも」
「お家の人にも見て笑ってほしい」
「僕たちは面白いと思ったけど、お家の人はどう思うかわからない。だからやってみたい」
と前回と異なり、自分の気持ちだけでなく親やきょうだい、祖父母の気持ちを考えてみようとする姿がありました。
今回の話し合いのねらいは”自分の思いを言葉で伝え、相手の思いに耳を傾ける”ことだったので、みんなで一つに絞ることはあえてせず、どの言葉も素敵だねと伝えました。
そして“お話のまんまるぱんが逃げるところが面白い”“食べられずにお話が続いてほしい”という子どもたちの思いを劇あそびに取り入れ、子どもたちから出てきた言葉をセリフにしながら、ほしぐみオリジナルのお話の完成。
“自分たちで考えた”という達成感や自信が意欲の膨らみに繋がっているように感じます。

どんな劇あそびになるか楽しみです。引き続き表現遊びを楽しんでいきたいと思います。
2026年2月4日 2:19 PM | カテゴリー:子育てひろば・園庭開放について | 投稿者名:hiyoshi