「○○ってたのしいな」そよかぜぐみ(1歳児)

園生活も3か月が経ちました。初めは環境に慣れず、泣いて遊べなかったり、給食が食べられなかったり、眠られなかったりと不安そうに過ごしていた子ども達でしたが、今では笑顔も増え元気いっぱい遊んでいます。

【園庭遊び】

乳児園庭には、滑り台、クライミングネットなどの固定遊具があります。手足を上手に使い、登り降りできるようになってきました。ペダルのない三輪車は乗っているだけで楽しそうな様子。三輪車にまたがりながら歩いたり地面を蹴って動かしながら遊ぶ子どもも見られます。遊具だけではなく、すのこや板で、高さのある道、細い道、坂道を作ると道から外れないように歩くことを楽しんでいました。

また自然物に興味を示し、砂、葉っぱなどに、手を伸ばし、触ってみて、感触を楽しんでいます。砂はサラサラとした感触が楽しく手で触って、手から落ちるのを見て楽しんでいます。石にも興味津々。宝物ように握りしめ持ち歩いている姿はとても微笑ましいです。

アリも気になる様子で見つけると「あ!」と指差しや「ありさん!!」「いた!」と言葉で知らせてくれます。アリを囲ってじっと見つめ追いかける姿や触ろうとする姿もあります。生き物にも興味津々です。

自然物には色、形、香り、触り心地、音など五感を刺激する要素がたくさん含まれています。たくさん自然に触れて五感を刺激し、豊かな感性を育んでいってほしいと思います。

【室内あそび】

雨天時は室内やホールで体を動かすことができるような遊びをしています。

ホールでは平均台、跳び箱、鉄棒、すずらんテープのトンネルなどでサーキット遊びを楽しんでいます。

体を動かすあそびは、こどもの筋力やバランス感覚を養ったり等の身体的な発達の促進だけではなく、目と体の連動性を高め、空間認識力を向上したり、「できた」という喜びから自己肯定感が養われたり、問題解決能力や記憶力の発達などの認知能力の発達に影響を与えたりと、子どもの健やかな成長に欠かせないものです。これからも子どもの発達に合わせて様々な動きを取り入れて遊んでいきたいと思います。