2月2025

にじぐみ(3歳児) 「ともだちっていいな」

今週末は生活発表会。にじぐみのみんなは「はやくパパとママにみてほしいな」「パパとママによろこんでもらいたいな」と話して楽しみにしている様子です。

にじぐみの劇遊びは『ぽんたのじどうはんばいき』という絵本のお話です。この絵本をにじぐみではじめて読んだ時、みんなの表情がとても楽しそうでこのお話が好きなのだろうなぁと伝わってきました。そんな子どもの様子と、担任の願い“もうすぐ進級するみんなに、ぽんたのように優しさと勇気をもってほしいなぁ”が重なって、この話で劇遊びがしたいと思いました。

劇遊びのはじめは、絵本に出てくる動物になって表現遊びをしました。「さるくんのはがいたいのは、こんなかんじかなぁ」「いたいようってなる」と話したり、友達の姿を見たりして表現を考えていました。

お話の流れがわかってくると、好きな役のつもりになってストーリーをなぞっていきます。“じどうはんばいき”が物を出してくれる場面では子どもたちが自然と「どうぞ~」と優しい仕草と言葉で手渡す姿も見られて温かい気持ちになりました。

リハーサルが近づくと、自分たちで衣装づくりもしました。動物の耳は線に沿ってハサミで切りました。さるくんの耳は大きいけれど、線をよく見て丁寧に切っています。

ぽんたの耳は小さめなので曲線が難しいけれど、慎重に切っていました。

“じどうはんばいき”役の子たちは、好きなジュースを描きました。「いろんなジュースにする」「ぼくはりんごジュースにするんだ」とイメージを膨らませながら描いていました。

この劇あそびのテーマは“友達”だと思っています。最近は朝の会、帰りの会で“友達”というテーマでみんなで話をしています。すると「○○ちゃんといっしょにあそぶのが、たのしい」「○○くんとあそぶのうれしい」等、友達と一緒だから楽しいこと、うれしいことを一人ひとりが言葉にして伝えてくれる姿があります。劇あそびの最後に子どもが歌う『ともだちともだち』の歌詞にあるように『悲しい時、寂しい時、苦しい時、そばにいるよ 嬉しい時、楽しい時、いつもいっしょさ』そんな友達関係がこれからもみんなの中に豊かに育っていくことを願っています。

にじぐみさんは初めての生活発表会。本番まであと4日となりました。みんなが“友達”と一緒に作って来たこの劇を、当日も“友達”と一緒に楽しみながら取り組むことができるといいなと思っています。

そらぐみ(5歳児) 生活発表会の取り組み

【劇:オズの魔法使い】

聞き馴染みのない言葉が複数出てきて、少し難しいお話です。

1つ1つの言葉や登場人物をピックアップし、丁寧に時間をかけ深掘りをしました。(カンザスってどこ?竜巻って台風とちがうの?かかしってどんなもの?ぶりきって何?などの物的なものから、「ばかにされる」ってどんな気持ちになる?“心”ってなに?「心がない」ってどういうこと?など心情的なものまで。)

その中で、登場人物の思いや経験したことを、自分自身の内面の弱さや自分自身の経験と照らし合わせて捉えていく姿が見られ始めました。その後、「いつもこどもかいぎで話せないからかかしに似てる」「ぼくはいつも弱虫やからライオンやな」など、自分のことを客観的に見たり、自分の特徴や良さに気付き始めました

その後も活動を進めていく中で、子どもたちの中で変化が見られました。

・かかしに似ていると言った子どもが、「いつも手挙げてないから…」と話し合い・発表の場で自ら手を挙げてみたり、その場では難しくても終わってから担任の側に来て意見を伝えてくれたり。

・ブリキに似ていると言った子どもが、友達に少し優しくしてみたり。

・ライオンに似ていると言った子どもが、「弱虫ライオンやけど頑張ってみる」と難しいことに自ら挑戦したり、SOSを出すのが苦手だった子どもがそこを頑張ったり。

子どもたちにとって、この物語が一歩踏み出すきっかけになったのでしょうか。

これから生きていく上で、心が折れそうになったり自信を無くしてしまった時に、このお話を思い出して、背中を押してくれるようなお守り代わりになればいいなと思っています💛

初めての(セリフが多く難易度は高めだと個人的には感じています)セリフのある劇に、苦戦しながらも一生懸命取り組んでいます。

最後の大きな行事。「絶対全員でやりたい!」という気持ちも、クラスとしての団結力も高まってきています。

温かい眼差しで声援を送ってあげてください🏳

【合唱:青い空に絵を描こう】

今年のそらぐみの子どもたちにピッタリな、元気で明るい曲🎵

3番の歌詞“星のランプに灯がともる”“流れ星を追いかけて”を受け、「これって夜かな?」と歌詞に気付いた子どもたち。「夜だから優しく歌おう」「ちょっと静かに」「でも声小さくしたらお客さん聞こえへんからな」と工夫して歌っていました。

その数週間後、2番の歌詞「“白い雲のマストには”のところが昼みたいだね!」と新たな発見。「もしかしてこれって、1番が朝、2番が昼、3番が夜ってことなんじゃない?」「そうかも!」昼なので元気に、でも叫ばずに、の塩梅を模索しながら歌っています。

年長児ならではの、かけ合いや、声色・強弱の工夫に注目してください👀

【合奏:エンターテイナー】

楽器コーナーの遊びの中でいくつかの曲を流していると…「これいいやん」と反応が良かったこの曲。

エネルギッシュな曲でこれまた今年のそらぐみさんにピッタリです🎵

ペア・チームになって、交互に鳴らすところも多いです。相手の音にも耳を傾けないと上手くいきません。しかし、「みんなー!これ竹太鼓のときと一緒やで!」「バラバラやったら全然きれいな音にならないよ」「お友達の音も聞かないとね!」と自分たちで気づき、声をかけ合う姿がありました。

子どもたちの反応が、「おー!!いい感じ!」という日もあれば、「ん~・・・(苦笑)」という日もあります。

心を1つに合わせることが出来たらいいなと思います🍃

【鍵盤ハーモニカ:きらきら星】

運動会後から始めた鍵盤ハーモニカ🎵

初めのうちは5本の指を別々に動かすことに苦戦していました。一方、楽器が好きな子どもも多いそらぐみさん。鍵盤ハーモニカの活動は「楽しい」「うれしい」「明日もしよう」「次いつするん?」と楽しんで取り組んでいました。

初めは音を出すだけが楽しかったのが、次第に、指を1本ずつ動かせるようになり、運指がスムーズになり、演奏することが楽しくなってきた様子です。

かわにしひよしとしては、久しぶりの鍵盤ハーモニカの使用です。お兄さんお姉さんの見本がないまま挑戦する今年の子どもたち。緊張しながらも頑張って演奏します。温かく見守ってあげてください👀

ほしぐみ(4歳児) 心が温かくなるって?

最近、ほしぐみでは「心が温かくなる」「心にお花が咲く」という言葉がよく登場します。

そこで子どもたちに「みんなよく言ってるけど、心が温かくなるってどういうこと?」「先生、お味噌汁飲んだら身体が温かくなるよ!そういうこと?」と尋ねてみました。

担任の言葉に、「ちがーう!」と子どもたち。

「それは、“からだ”でしょ!(僕たちが言っているのは)“こころ”!」とそれぞれの考えを伝えてくれました。

中でも担任が面白いなと感じたのは、“心が冷たい人は、心が温かい人が挟むと良い”という言葉。

どうしてそう思ったのか聞いてみると

「氷って冷たいでしょ?でも太陽の力で溶ける」「だから温かいもので挟めば溶けて温かくなる」「でも氷って強くて硬いから、いっぱい“温かい”がいるねん」

つまり、“心が冷たい人は心が温かい人がたくさん集まって挟んであげれば温かい心に変わる”ということでした。

↑「ほら、ぎゅーってするとあったかいでしょ」と見せてくれました。

子どもらしい素直な言葉や真っ直ぐな発想に気付かされることがたくさんあります。

“氷が溶ける”という自分たちが経験した事柄と目に見えない“心”を照らし合わせ、比喩にして伝えることができる姿と自分なりの考えを自分の言葉で一生懸命伝えようとする姿、理解できた・できなかったに限らず友達の言葉を最後まで聞こうとする姿に育ちを感じました。

2月にある生活発表会で合奏・合唱・劇遊びを行うのですが、そこでほしぐみが選んだ合唱曲は♪≪おひさまになりたい≫です。

歌詞の中に“誰かを好きになると心が温かくなる”という言葉が出てきて、子どもたちの考え方や気持ちの表出の仕方にピッタリだと感じ、この曲を選びました。

初めて歌を聞いた子どもたちも「ほしぐみ(に、ピッタリ)やん!」とスムーズに歌を受け入れ、気が付けば歌を口ずさむようになっていました。

この歌を歌う前にはいつも「大好きな人を心に思い浮かべてね」と伝えています。

ニヤッと表情が柔らかくなったり、チラッとお友達の顔を見たり(後から聞くと、思い浮かべる為に顔が見たかったようです)。何度も歌っていると、歌声も少しずつ柔らかくなってきたように感じます。

“たくさんたくさん好きになって”のところは好きがたくさんになるから、お花が咲くようにだんだん大きくしてみようと、自分たちの思いを伝える為に少し難しい表現にも挑戦中。

生活発表会当日、子どもたちの大好きな人に思いが伝わり、心の中にお花が咲きますように。