にじぐみ(3歳児)生活発表会後のにじぐみ  ~どうぶつ会議してみたよ~

2月10日(土)に生活発表会があり、にじ組は‶どうぞのいす″を披露しました。

当日は、練習でしてきたことを発揮できたり、緊張して固まってしまったり、いつも以上に大きな声を出せたり、出来なかったことが本番で出来たりなどそれぞれの姿がありました。

どの子どもも保護者の方に見てもらうことが嬉しくて笑顔が輝いていましたね♪

後日、感じたことを言葉で表現したり保護者の方からの言葉を伝えたりなどを各動物のチームごとに〈どうぶつ会議〉を開いて一人一人に感想を聞きました。

発表会の活動を繰り返ししている時は「またやるの?」「つかれちゃったよ」とつぶやく姿もありましたが、やりきった後の感想では心の温まる素敵な言葉をたくさん伝えてくれました。

〈子どもたちの感想〉

「ドキドキしたぁ」「はずかしかったけど、たのしかった!」「きんちょうした!」と、舞台に立ち見られるという環境を理解し緊張する経験や初めてのことをするという感覚を感じることができていました。ある子どもは、「あさごはん、ちょっとだけになっちゃた」と当日に見られることや発表することに対し、見通しをもって朝から過ごしていたようです。

〈保護者の方からの言葉〉

本番前に「がんばってね」と言ってもらい本番後には「がんばったやん」と言ってもらえたことや「かっこよかったよっていってもらった!」「おうたじょうずだったねっていってた」「パパもたのしかったよっていってたで!」など子どもたちの心に保護者の方からのことばが強く残っていたようで、とても嬉しそうな表情で伝えてくれていました。

〈舞台から見えた景色〉

見てもらうことの楽しさや恥ずかしさ、緊張などを感じながらも、保護者の方の顔もしっかりと心に刻んでいました。「ママ、ニコニコしてた!」「すごーい!って顔してた」「うたうとき、パパみえた」「パパ、うれしいおかおだった!」など子どもたちもしっかりと保護者の存在を感じながら舞台に立てていたようです。

気持ちや感想を聞く中で、何より1番出てきた言葉は「たのしかった」というポジティブで嬉しい言葉でした。

クラスで大切にしてきた、伸び伸びとした姿や自分なりの表現を楽しむこと、発表会を楽しむというねらいをクラスで達成できたことでこの言葉がでたと思います。

運動会後の感想では、「たのしかった」「きんちょうした」等、ほとんどの子どもが単語での簡単な表現で伝えてくれました。生活発表会後は感じたこと、考えたことを単語ではなく文章にして何が楽しかったのかどのように見えたのかを具体的に伝えたり、自ら絵に描いたり、つくったりと表現する力が育っていることが感じられました。自由遊びの中で生活発表会の絵を表現したり、劇で使用した‶どうぞのいす″の道具で引き続き表現あそびをして楽しんでいます。リハーサルで見たそら組の‶ブレーメンの音楽隊″にでてくる音楽隊を‶どうぞのいす″に取り入れ組み合わせながら、目で見たものを廃材で表現し楽器を作って表現あそびを楽しんでいます。

にじ組の経験がどのようにつながって成長していくのか来年度も楽しみですね♪