そらぐみ(5歳児) 運動会当日・その後の様子

園生活最後の運動会

自分たちの力で作り上げた運動会

友達と協力して取り組んだ運動会

最後まで精一杯やりきった運動会

そらぐみの子どもたち一人一人が輝いていました✨

自分たちで一から考えこの1か月半取り組んだことで、

今なにをすべきか自分で判断して動くことや、隊形移動や勝敗の回数など自分のものにしていることが、当日の様子から伝わってきました。

また、担任としてこの運動会で育ってほしいと2つのねらいがありました。

協調性・仲間意識の芽生え(一つの目標に向かって友達と協力したり励まし合いながら取り組むこと・皆と一緒だから頑張ろうとすること等)

“できる!できた!”という自信を持つ(一人一人が力を十分に発揮しながら“やりきった”という達成感や充足感を味わうこと等)

特に、デカパンリレーでは①が顕著に見られました。

始めた頃は、一人一人がバラバラでした・・・

走りたい気持ちが先走って息が合わず何度も転ぶこと。

一人が転んでいるのにもう一人がそのまま友達を引きずって走ること。

自分が履けると走り出し、まだ履いていない相手の子がマットの上で尻餅をついてしまうこと。

「もう!まだ履いてない!」「痛い!」「引っ張らないでよ!」

「(負けた理由は)○○くんが何回も転けてたからやな」「○○ちゃんも上靴脱げてたやん」

怪我をしないか、トラブルにならないか、担任としてヒヤヒヤしながらも過度な口出しは控え見守っていました。

こどもかいぎの場を設けると「せーのって言う」「履くの手伝ってあげる」「転けたら待ってあげる」「勝手に行かない」などの言葉が出てきたり、その直後の練習からは意識する姿が見られたりと、次第に相手と息を合わせながら取り組むことが出来てきました。

それからは両チームとも勝ったり負けたりを繰り返し、勝敗の数が同等のまま迎えた当日。

結果、当日はオレンジチームが勝ち、白チームが負けでしたが、

白チームは悔し涙を流す姿はありつつも、「○○くんのせいで負けた」などの言葉も一切聞こえず、また、白チームのアンカーが走っているときに自然とオレンジチームも「頑張れ」と声をかけていたりと、互いの頑張りを素直に認め合えていたと感じました。

また、②については、担任が特に実感したのは運動会明けの月曜日の登園時です。

「運動会たのしかった!!」と自信に満ちた表情で話す姿がよく見られました。

振り返りの時間でも、「デカパンリレー勝てて嬉しかった」「親子競技負けたけど楽しかった」「トロフィーもらえたのが嬉しかった」「みんなめっちゃかっこよかった」「パパとママに見てもらえてよかった」「緊張したけど頑張れた」など気持ちを言葉にして伝えてくれました。

この達成感や充足感を糧に、これからの生活や活動に対しても意欲・やる気を持って取り組んでいってほしいと願います♪