そらぐみ(5歳児)③運動会も「自分たちでやる」!!

<9月14日> こどもかいぎ④:どんな役割がある?

例年通りの司会・準備体操の見本に加え、今年は保護者の案内・道具出しの案が出てきました。お泊まり保育での“こども先生”、アイドルごっこでの“おしごと”等、一人一人役割を持って取り組む経験から、保育者も思いつかなかったような役割も出てきて驚かされました。

4つの役割(司会・準備体操の見本・保護者の案内・道具出し)の中から、自分のやりたい役割を1~2つ選び、グループに分かれて考えました。

◎司会

「ぼくは喋るの少しがいい」「私は長く話せるで」「○○ちゃんアイドルのとき司会上手だったよね」

自分自身や友達の得意なことなどにも気づきながら、どの部分をだれが担当するかの話し合いをしました。

◎準備体操の見本

「ほしぐみの時もしたよね」「みんなは前向いて踊るけど、見本の人は後ろ向くねんで」

昨年度も見本をしてくれた子がリーダーシップを取りながら、自分たちのやるべきことを確認をしました。

◎保護者の案内

「席は紙みたいなの貼ってたよね」「大人やから席は番号見たらわかる」「親子競技のときに呼びに行く」

保護者の誘導・案内と言っても、大人だから自分で席には座れる、じゃあどうしよう?と考えながら、親子競技の時に案内することを決めました。その後は、保護者を2ヵ所に呼びに行く人・出てきた保護者をまっすぐ並ぶように声を掛ける人に細かく分けながら、どれがどこを担当するか考えていきました。

◎道具出し

「ぼく力持ちやからどれでも持てる」「一人一つにしたら早そう」

自分の担当をどう決めていくか、スムーズに進めるためにはどうしたらいいかということについての話し合いをしました。

<9月21日> こどもかいぎ⑤:リハーサルの振り返り

自分たちで決めた流れのもと、通しで行なった1回目のリハーサル。

写真を使いながら振り返りをしました。

「時間過ぎちゃってる」「ふざけてる人いたからやで」「あと並び順も覚えてなかった」

「見本の人近すぎやな」「ひこうきにして広がったらいいんやで」

「オレンジチームがまた勝った」「協力したらいいんやで」

「立ち方、かっこ悪い」「ピシってするねん」「こうやで」

課題をたくさん挙げながらも、「○○くんがかっこ悪い」「○○ちゃん変」と誰かを責めるようなことでなく、「こうしたら良くなる」と改善策を考えるような言葉がほとんどでした。

自分たちで決めたことをやってみて、うまくいかなかったら改善策を考えて、また考えたその案でやってみる・・・というPDCA(計画、実行、評価、改善)サイクルをすでにしているそらぐみの子どもたちに感心しました。

最後に・・・

「こうやってね」「こうするから、ここでこうしてね」など与えられた通りに動くのでなく、

「こうしよう」「こっちの方がいいんじゃないか」「これしたい」と自分が選択し決めていったことで、一人一人が自覚をもって主体的に行事に参加することが出来てきています

そらぐみみんなで作り上げる運動会、どんなものが出来るか楽しみですね♩