にじぐみ(3歳児) 教えてはびちゃん!

現在かわにしひよしでは、2名の外国人講師の先生がいます。にじぐみはそのうちの1名の”はびちゃん先生”と約1ヶ月一緒に過ごしました。

初めて異文化に触れる子どもも多く初めは緊張気味な姿がありましたが、はびちゃん先生の明るく陽気な雰囲気に、だんだんと表情が柔らかくなる子どもたち。

「はびちゃん、一緒にあそぼ~!」とかくれんぼや鬼ごっこをしたり・・

「thankyou!」「せんきゅー!」「 yes!」「いえす!」とはびちゃん先生から聞こえてくる言葉をそのまま真似し、少しずつ英語を身近に感じる姿が見られるようになりました。

今では、まるでスポンジの様な吸収力で英語に親しんでいく子どもたちの姿に担任顔負けです。

にじぐみ一番のお気に入りの言葉は…yummy(美味しい)!

一口食べて「やみー!」また一口食べて「やみー!」。にじぐみの給食の時間は”美味しい”で溢れています。

はびちゃん先生が英語を教えてくれる“はびちゃんタイム”では、1~10の数字や色を教わっています。

3歳児クラスのにじぐみでは、まだまだ日本語で数えることも難しく「いーち、にいーい、すりー、ふぉー・・」と英語と日本語がごちゃ混ぜになる姿もありましたが、そんな姿も今だけのとっておきの姿ですね。

「あれ、なんだっけ?」と首を傾げる子どもたちと楽しみながら数を口ずさんでいます。

中でも面白かったのが、保育者「青は英語でなんだっけ?」 子どもたち「ぶるー!!」 保育者「じゃあ、赤は?」 子どもたち「えーっと・・・あ~↑か~↓」と英語を発音するかのように“赤”を言う子どもたち。

これには、はびちゃん先生も大笑い。「え~違うの~!」とみんなで笑い合いました。

失敗を恐れず発言し、たとえ間違いだったとしても笑い飛ばすことができるクラスの温かい雰囲気を誇らしく思います。

「これって英語でなんて言うのかな?」「教えてはびちゃん!」と自分で尋ねたり、家庭で“英語で遊ぼう”に興味を持ったりする姿も見られています。

“英語”と聞くと難しく苦手意識を持つ方も多いのではないでしょうか(私は苦手です・・)。にじぐみでは日常の中に英語が溶け込み、自然と英語を口ずさんでいるような環境ができつつあるように思います。

そして自分とは異なる文化に親しみを持ち、さらに“親しむ”から“楽しむ”へ変化してほしいと願っています。