にじぐみ(3歳児) ひらひらちょうちょで遊んだよ

入園、進級おめでとうございます。

にじぐみがスタートして約1か月。子どもたちも新しい生活に慣れてきたのか、少しずつ自分らしさを発揮してくれています。

ある日、子どもたちと園庭で遊んでいるとチョウチョを発見。

ひらひらと飛ぶチョウチョを「まってまって~!」と楽しそうに追いかける子どもたちの姿をきっかけに、“ひらひらチョウチョ作り”を行いました。

台紙選びでは「ピンクがいい!」「僕は黄色!」としっかりと自分のやりたい!を伝えることができた子どもたち。子どもたちの前向きな姿勢に私たち担任も嬉しくなりました。

「これは青♪」「これは赤~♪」と友達と色を言い合いながら模様を付けて・・

「できたよ~!!」

完成したチョウチョを持って、早速遊び始める子どもたち。

「おーはながわらった~♪」と私がピアノを弾くと、ピアノの音色に合わせてひらひら。ピアノの音が止まると・・「見てみて!チョウチョさんもとまったよ!」

自然と表現あそびへと広がっていきました。

いつも元気いっぱいなにじぐみですが、チョウチョになりきっている時間はひらひらと優雅に優しく動いており、子どもたちの表現力に驚きました。

その後はチョウチョと共にウッドデッキや2階のホールをお散歩。

「チョウチョさん、雨見たいって」「濡れちゃったら飛べなくなっちゃう~って言ってるよ」「雨気持ち良いな~って」

チョウチョの気持ちを想像していました。

最後には「お家に持って帰っていい?」「ママとパパに見せたいな~」「これ、宝物(ぎゅっと抱きしめながら)」と自分のチョウチョを大切に思う姿が見られました。

今回のような正解のない遊びの中で、自分のやりたい!こうしたい!という思いを発揮しそれらを受け止められる経験をたくさん味わいながら、3歳児の育ちの中で大切にしたい“自己発揮”へと繋げていきたいと思います。

*おまけ*

園庭に置いてある冊子が風でパラパラ。

その様子を見ていた子どもたちは風が絵本読んでる~!!」「あ、止まった」「ここのページが好きって言ってる」「面白いね~」

温かい表現にほっこりしました。