2月2023

にじ組(3歳児)生活発表会に向けて(後半)~表現あそび~

役も決まったところで『まいごのたまご』の絵本に沿って表現あそびを始めました。

<体を動かして表現☀>

☆ブラキオサウルス

目一杯背伸び&思いっきり手を伸ばし、“ながいくび”を表現します!

☆ケラトサウルス

鋭い爪のついた大きな足の“けとばしこうげき”は迫力満点です!

☆ユタラプトル

腕の飾り羽を揺らしながら、

舞台の上を“はやいスピード”でかけ回ります!!

<小道具・衣装で表現👕>

それぞれの特徴を捉え、作る子どもたち。

☆たまごチーム

そら組に作ってもらったたまごを見て「ぼくもたまご作りたい」

「かわいいたまごにする」「水玉模様にしたい」と興味津々。

風船にコピー用紙を貼る→新聞紙を貼る→折り紙を貼るといった3つも工程があり、完成までかなり時間がかかりましたが、根気強く作り上げ、“ころころのたまご”が出来ました♪ 

☆トリケラトプスチーム

「つの、あるんやで」「3こある」「こっちが長いの、ここが短いの」

と長短比較や数えながら“3本のつの”を作りました♪

☆ステゴザウルスチーム

「つんつん!!」「ここ(背中)に付ける」

自分の好きな色を選び、クレパスで自由に水玉模様やなみなみ模様を描き足し、

“はっぱみたいなつんつん”を作りました♪

☆アンキロサウルスチーム

“ハンマーみたいなしっぽ”が特徴!

「しっぽ作る」「(しっぽの先っぽは)丸になってるね」新聞を細長く丸め、しっぽの先端部分はミニボールで表現。

「かっこいいのがいいから黒にする」「赤と緑と黄緑と・・・」と色を選び新聞に巻き付けて作り上げました♪

☆プテラノドン

空を飛べるプテラノドン。かわいくてかっこいい飾り・模様のついた“翼”が出来ました♪

☆ティラノサウルスチーム

他のチームが着々と衣装等を作っていく中、なかなか進まないティラノサウルスチーム。

子どもたちは“ギザギザの歯”を作りたいそうで・・・

「ティラノサウルスは歯やな」「そうやで、めっちゃギザギザの歯」「保育者:いいね。でもどこにどうやって歯を付ける?」「ここに(唇の上下に直接)付けたら?」「テープで貼ったらいいやん」「・・・。」となかなか案がまとまりません。

別日、友達がティッシュ箱を半分に切り、パクパクを作って遊んでいるのにヒントをもらい、手のひらサイズのティラノサウルスを作ることに!

「これ怖い目」「怒ってるみたいやな」「見てこれ、めっちゃとんがってる歯」とそれぞれ自分のイメージを形にしていました♪

子どもたちに「どんなところ見てもらいたい?」と尋ねると、

「かっこいいところ」「かわいいところ」のほかに、「頑張ってるところ」という意見も出ました。

結果的なところだけでなく、また、ただ褒めてもらいたいというだけでなく、“頑張る姿”という取り組みの過程も見てもらいたいという気持ちが出てきたことからも、成長を実感しました。

リハーサルでは抵抗感なく全員が舞台の上に立ち堂々と表現あそびを楽しむ姿があり、それもまた運動会のときと比べ大きく成長したと感じることが出来ました。

初めての生活発表会、どきどきとわくわくですね!

当日は一生懸命な姿を見て、また、終わった後は温かく迎え入れ、

・子どもたちが役になりきっているところ、なりきっているところの細かいポイント(例えば、草食恐竜が4本足でどすんどすんとずっしり歩いているところなど)、

・工夫して衣装や小道具を作ったところ、はさみやのりの扱いも上手になってきているところ、

・恥ずかしいという気持ちもあっただろうが舞台に立って堂々と頑張っていたこと、大きな声を出していたこと、見えないところ(舞台袖)でも歌を歌ったり身振り手振りしていたこと

など、具体的に褒めてほしいです☺

体操好き~(^^) 0歳児おひさまぐみ

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にじ組(3歳児) 生活発表会に向けて ~遊びの広がり~

恐竜の遊びが膨らんでいます。

☆化石探し

(1枚目)園庭にある石を掘って、まるで化石堀りみたい!

(2枚目)「ただいま、みんな見て~!いっぱい化石取ってきたで!」「ほんとだ!すごいね!!」

(3~5枚目)たくさん拾ってきた石を並べて、「これはブラキオサウルスの化石。ほら、首が長いでしょ?」「これ絶対ティラノサウルスの化石だよ」「ここが顔で、これが手。」

☆恐竜博士ごっこ

拾ってきた化石を見ながら「ふむふむ、これはティラノサウルスの顔ですね~」と

虫メガネもどきの玩具を使い、恐竜博士に早変わり!

たまごを見ながら「水色のたまごはプテラノドンのたまごかなあ?」

足跡を見ながら「指が3本だからこれ(アロサウルス)と同じだね」

☆恐竜ごっこ

園庭にある剪定されて落ちたオリーブの枝を見つけると

(1枚目)高さのある将棋台の上から葉っぱを揺らす木の役と、将棋台の下から背伸びをして背を高くしてブラキオサウルスの役に分かれて遊んだり

(2枚目)「トリケラトプスのしっぽだぞ~」「ツンツンのしっぽだぞ~」

また、園庭の遊具“トップ”を使いながら

(3~4枚目)

「トントン、たまごさん。きみの歯はギザギザしているのかい?」「ううん」「翼はあるのかい?」「ううん」「首は長いのかい?」「うん」「ブラキオサウルスの赤ちゃんだね」「パリパリ!産まれたよ!」と、『絵本:まいごのたまご』のような掛け合いをしたり

ごっこ遊びもよく見られます。

役も決まり、かなり恐竜についてのイメージを膨らませられたと思うので、

次は自分の決めた恐竜についてさらに深く知っていく中で自分なりのイメージを表現できるようにしたり、そのイメージを装飾品や身に付ける衣装にも反映したり、

絵本『まいごのたまご』の物語をクラス全員で共有しながら一緒に作り上げていきたいと思います♩

また、生活発表会の場が、子どもたちで力を合わせて何かをやり遂げるという良い機会・場となることを期待しています✨

にじ組(3歳児) 生活発表会に向けて(前半)~役決めまで~

にじ組の子どもたちにとって初めての生活発表会。運動会に引き続き、保護者に見てもらう2回目の行事。

ただ、今回は生活発表会という言葉をまだ出していません。前回の運動会のときに、“行事感”が出ると身構えてしまう子や普段と違う雰囲気を感じ取る子もいたので、まずは存分に表現あそびを楽しめたら、と考えています。

☆1月16日 『知っている恐竜を発表し合おう』

恐竜好きなにじ組さん。絵本や図鑑などをよく読んでいたこともあり、たくさんの恐竜の名前が出てきました。

メジャーなティラノサウルスをはじめ、ユタラプトルやケラトサウルスなど聞いたことのない恐竜も出てきて、子どもたちの知識量に圧倒されました!👀

☆1月18日~23日 『恐竜の特徴を知ろう』

みんなで出し合った恐竜の名前は全部で10体。2~3体ずつに分け、各々の恐竜について深堀していきました。

「この恐竜について、なにか知っていることある?」と尋ねると、子どもたちが知っている情報をたくさん話してくれました。実際の話し合いの様子を2体ピックアップします。↓

①プテラノドン

「空飛ぶ」「翼ある」「(とさかが)とがってる~」

「魚食べるねん」「くちばしがある」「歯がない」「じゃあどうやって魚食べるんやろう」「ごっくんってする」「あかちゃんにこうやって(ジェスチャーしながら)口でごはんあげる」

②アンキロサウルス

「足が4本ある」「でも人は2本やなあ」「歩くのめっちゃ遅いねんで」「どしんどしんって歩くんだよ、こうやって歩くんだよ」

「草とか葉っぱとか食べる」「ブラキオサウルスと一緒や」「ステゴザウルスとかも一緒やんな」

「背中にとげとげある」「しっぽもある」「しっぽ強いから相手倒すねん」

「保育者:そういえばステゴザウルスにも背中のツンツンとかしっぽとかあったよね?」

「そうやで、でもアンキロサウルスの(とげとげ)は小さいねん」「そうやで、あといーっぱいある」「(しっぽは)ステゴはとげとげやけど、アンキロは丸がついてる」

まだ上手く言葉では表せられない時はジェスチャーや身振り手振りで伝えようとしたり、以前出た恐竜と比較したりと、ただただ知っていることをそれぞれ言う発表のようなものから、時間が長くかかっても飽きることなく少しずつ話し合いのようなものへと、変化してきました。

また、こんな話を重ねていると子どもたちの中に恐竜とはこういうものだという共通概念が出てきて、話し合い自体もだんだん深く高度なものになっていっているなあと感じました。

☆1月18日~23日 『恐竜になりきってみよう』

話し合いを深めた後、いざその恐竜についてなりきり遊びをしてみると新鮮な記憶のままその特徴を表現する姿が見られました。

その表現の仕方はさまざま。ステゴザウルスに変身の際は、4本足で歩くことに重きを置く子もいれば、片手で背中のツンツンを表現しながら4足歩行っぽく歩く子、両手でツンツンを表現することに集中しすぎて2足歩行で歩く子(笑)、はたまたしっぽを手や片足で表現しようとする子など、個性が光りました✨

まだ周りを見ながら同じように合わせる子もいますが、自分なりの表現を楽しむ姿も見られてきています♩

☆1月25日 『にじ組に恐竜のたまご・足跡が出現!!』

「え!!!なにこれ!」「たまごやん!」「これ恐竜の卵じゃない?」「いつの間に~?」

「恐竜が空から見ててにじ組さんに持って来てくれたんちゃう?」「博物館から持って来てくれたのかもよ?」「え~ほんなら割れてないやつ欲しかったなあ~」

「でも卵が割れてるからもう赤ちゃん産まれてるってことやで」「赤ちゃん迷子になってないかな?」「みんなで探そうよ」

(たまごに夢中になっている隙に、追加で足跡もこっそり仕掛けておくと・・・)

「え!足跡あるねんけど!!」「ドア開いてるで」「こっから逃げたんや」「トイレに隠れてるかもよ?」

想像力がどんどん膨らんでいました☺💭

☆1月27日 『1番のお気に入りを決めよう(=役決め)』

10体の恐竜について深く知り、恐竜やたまごになりきってたくさん遊んだ後、いよいよ自分のお気に入りを決めることに!

「ぼく足速いのがいいからユタラプトルにする」「わたしはブラキオサウルスがずっと好き」など自分の好きな恐竜を話しながら、選んでいました。

『一度決めたら変えられない』という緊張感を持たせたくなかったため「違うのが良かったら変えてもいいよ~」と伝えると、

初めのうちは「これがいいの!!」と意思が固そうだったのが、時間が経つと「○○くんが好きだからこれにしようっかな~」「○○ちゃんと一緒にしよっと」と変える子もちらほら。どちらかというと今回は“友達と一緒”が嬉しい・楽しいと思う気持ちを大切にしたいと思い、あえて止めることはせず受け止めました。「友達と一緒だから頑張ろう」という気持ちに繋がったらいいな、と感じています☺

「おにはそと!!ふくはうち!!」  5歳児 そらぐみ

2月3日は節分ですね。そらぐみでは、

「おにがきても泣かないよ。」

「だって、鬼って〇〇先生やろ?」

「でも、ほしぐみ(年中)のときは隠れてたけどな。」

など、今までの経験を交えてお話しする姿が見られました。

「鬼のお面、お家にあるよ。」

「うちはいつも、お父さんが鬼をするんだ」

など話す姿があり、その中で“鬼のお面を作りたい”という声が上がりました。

そこで“張り子”で鬼のお面を作ることにしました。

2人で1つの風船に、コピー用紙→新聞紙→色画用紙、の順に水溶きボンドで重ねて貼っていきます。

「あ、これ(夏のデイキャンプの時にした)“ちょうちんお化け”作った時と同じ作り方や」

「そうそう。すきまがないように貼っていくんやで。」

と話しながら作る姿が見られました。

一緒に作る友だちと協力して、

「じゃあ(水溶き)ボンド塗るから、紙貼ってくれる?」

「こっちに貼っていく?すきまないかチェックしようか。」

と声をかけ合い、私たちに確かめる事もなく作り進め、慣れた手つきで丁寧に貼っていく姿に成長を感じました。

2人で力を合わせて…

こんなにきれいなお面の土台が出来上がりました。

よく乾かして半分に切ると、顔を作っていきます。

髪の毛をつけて、目の位置はこのくらいかな?

つのは何本にしようかな?…なんと、4本つのの鬼もできました!

牙や、鼻、眉毛はどんな感じかな?

色や形など1人ひとりが考えながら作っていきます。

どうでしょう。同じ表情は二つとない、個性豊かな鬼のお面が出来上がりました。

節分の日には作ったお面を付けて、勇気を出して鬼退治ができるかな?

かわにしひよしこどもえんのみんなを守ってくれることを期待したいと思います。

余談ですが、にじぐみの担任が“恐竜のたまご”を探していたので、にじぐみさんには内緒で“恐竜のたまご”を協力製作しました。