12月2022

にじ組(3歳児) 消防署見学に行ってきたよ🚒

はたらくくるまが大好きな子どもたち。

散歩の回数を重ねる度に、

パトカー・白バイ・ゴミ収集車・宅配車・郵便車・ミキサー車・電車・バスなどは見つけましたが、

なかなか消防車・救急車には出会えず。(それだけ平和ということですが(笑))

子どもたちから「消防車と救急車見たい!」という言葉が何度も出てくるようになりました。

スタンプラリーで徐々に散歩距離を伸ばしながら、最終的に消防署に行こうという目標が出来ました。

6月中旬頃から始めたスタンプラリー。

梅雨、猛暑、行事などもあり時間がかかりましたが、その間、興味・期待値が持続していることに成長を感じます。

そして迎えた11月30日。待ちに待った消防署見学!!

子ども「消防車がいっぱい~!!」消防士「全部名前があるんだよ」と順番にゆっくりと

タンク車・レスキュー車・はしご車を見せてもらいました♪

<タンク車> 水を貯めているタンク車。タンクの水はなんとお風呂10杯分!

消火に必要なホースも見せてもらい、実際に持たせてもらえました✨

まずは、ホース。「ぼく力持ちだから出来るで~」「ほら持てた」「おもっ!!!」

次はホースの先。

「こうやってするねんな」「これも重いなあ」「かっこいいやろ?」

<レスキュー車> 人を助けるための救助に必要なレスキュー車。

家に鍵がかかっている時の救助、車に閉じ込められてしまった時の救助など、様々な用途に備えてたくさんの道具が乗っていました。

ハンマー(のようなもの)、エンジンカッター、木を切るチェーンソーなど使い方を教えてもらいました。

「え~家壊すの?!こわっ!!」「車も壊すの?」「ちょっと怖いけどすごいなあ」

教えてもらった後に、ちょうど訓練で使用した壊れた車を見て「ぐちゃぐちゃになってる~」と驚く姿もありました。

<はしご車> 消防車の中でも一番大きいはしご車。ビルの10階まで伸びるそうです。

「でか~っ!!」「ぼく、これが一番好き!」

なんと、今日は特別にはしご車の中を通らせてもらえました!!✨

「すごかった~」「かっこよかった!」「また来てね~(また行くねの言い間違いですね(笑))」

目をきらきら輝かせて、真剣な表情で話を聞く子どもたち。

消防車や消防士の仕事や、同じ“消防車”の中にもそれぞれの車によって違う役割があることなどを知る、

良い経験になったのではないかと思います☺

消防署見学後は、絵を描いたり、ごっこ遊びに発展したりと、遊びにも広がっている様子があります。

また、描いた絵はにじ組作品展第一弾として、1階廊下に掲示する予定です。ぜひご覧ください♪

まもなく開園!『そらぐみ動物王国』  5歳児 そらぐみ

10月26日に『神戸どうぶつ王国』に秋の遠足に行ってきたそらぐみさん。

動物たちを見てたくさんの気づき、心動かされる経験を友だちと共有しました。

その経験を通して「どうぶつえんをつくりたい!」という声がみんなの中からあがりました。 そこで、どんな動物を作ってみたいかクラスで相談し、4つの作りたい動物チームに分かれて、それぞれ担当する動物を製作中です。

チームごとの製作過程をお伝えします。

まずは【ニシキヘビチーム】

「へびってながくてすごかったなぁ」「うん、ながくて、ふとかったよね」

と“長さや太さを表現したい”思いが強く伝わってきました。

そこで、はじめに長さしらべをしてみました。図鑑で調べてみると…

「4メートルやって!」「どう?」「3にんならんでもまだたりない」「せんせいよりながい!」「えー、こんなにながいの?」

この長さをどうやって作ろうか考えたヘビチーム。

「ダンボールをつなげてみる?」「でもさ、それじゃ”ふとさ”はどうやってするん?」 「ダンボールをまるくしたら…」「ダンボールはかたいからむずかしいとおもうなぁ」

そこで担任からも少し提案をし、大きな“米袋”を切り開き中に丸めた新聞紙を詰めて繋げました。

「これ、のりまきみたいやな」「ながさ、これくらいかな?」「もう1ぽんつくらないと」「お、ふとさいいやん」

長さも太さも意識して作ります。

土台ができると、模様付け。4メートルのハトロン紙(手芸の型紙用の紙)に指でペインテイング。

「いろは、きいろとしろやな。」「めっちゃながいから、ぬるのもたいへんや~!」

頑張って塗った4メートルの”ヘビ皮“を乾かしてから丁寧に巻きます。(「こんどはたまごやきやな~」と、作りながら大笑いでした。)

こうしてだんだんと形になってきました。

すると「へびってちょっとツルツルしてるよね。」と気付いたヘビチーム。そこで、ラップを巻いてみよう!と、ラップを使いヘビのテカリを表現しました。

長いヘビのからだができてくると

「おぉー!だいぶできた!」「かおは、どうする…?」

迷った時には図鑑や写真とにらめっこ。“本物みたいに作りたい”という、ヘビチームの思いから“大きさや太さは本物みたいかな?”“色はどうかな?”と、一つ出来上がるごとに相談し合って進めていきます。

「くちはおおきいし、ベロはほそくてながいね。」「めは、よくみるとまんなかがくろくて、まわりはちゃいろいね。」

口は、紙コップを工夫して、目の中も良く見て描いていきます。

そうしてできた顔は、そらぐみのみんなから「へびのかおほんとうに、こわいわ。」「たべられそうやな。」「ほんものみたい。」「めがこわいんやな!」と大好評です!!

ビルマニシキヘビは“るる”と名付けられて、そらぐみの木に巻き付いています。

「ここでしゃしんをとったらいいね!」「うん、それがいい!」

と話すヘビチームの姿があり、ここは動物園の中のおすすめフォトスポットになりそうです!!

もし『そらぐみどうぶつ王国』にお越しの際に”ニシキヘビ“について知りたいことがあったら、飼育員さん(製作者)の写真がニシキヘビの上に乗っていますので、お気軽にお声掛け下さいね。

次回は【レッサーパンダチーム】の様子をお伝えしたいと思います。

お楽しみに♪