ほしぐみ(4歳児)秋ってきれいだね 

昼と夜の寒暖の差が大きくなり、季節はすっかり冬になりましたね。

かわにしひよしの園庭も赤や黄に色づいた落ち葉が絨毯のように広がっています。

11月、ほしぐみではそんな落ち葉を拾い、葉っぱ一つ一つが持つ色の違いを楽しみました。

「先生、この2つ全然違う。こっち(右)はしわしわだから枯れちゃったのかな」

「この葉っぱは赤色!だけどここからはちょっと黄色!」「これ全部似てるけどちがう色」

“赤色”や”黄色”だけでなく、細かな色の違いやグラデーションのような色の変化に気が付き、それらを「きれいだね」と感じる子どもたちの姿が見られました。

きっかけ作りになればと葉っぱの塗り絵を保育室に置いておくと、早速色塗りを始めていました。

「ここは黄色で、だんだんと色が変わってく」「この色の葉っぱあるかなあ?」と実際に見た色を表現しようと色を組み合わせたり混ぜたり・・♪

別の日には、落ち葉と丸シールを組み合わせて遊びました。

「ロケット発射しまーす!」

「うさぎにしようと思ったらぶたさんになった~!」

「それ(耳を付けている作品を指さして)面白い、どうやってやるの?」

出来上がりの上手さ下手さを気にする子どもたちも、正解のない遊びの中で自由に自己表現をしながら友達の表現を認め合う姿が見られ、“自由に”が苦手な子どもには「どんなものにしたい?」「何色が好き?」「こんなのはどう?」と自分の“こうしたい”を見つけられるようなやりとりをしながら、一緒に遊びを楽しみました。

その次の週。

今度は葉っぱだけでなく木の実や切り株を使って秋を楽しもう!と秋あそびを取り入れました。

たくさんの秋の自然物の中から好きなものを選び取って、触ったり匂ったり観察したりしながら、並べたり重ねたり積み重ねたり・・楽しみ方は人それぞれです。

「見て見て、みんなで一列に並んでる」

「これ(葉っぱを持ってきて)ボートにぴったりやわ」

「ジャングラーつくった!(まつぼっくりが浮かんで見えます)」

「うさぎ~!」 「こっちもうさぎできた~!」

子どもが興味を持ったり手に取って遊びやすくする為に用意した、小さく切った枝・大小様々な木の実・大きな葉っぱや形の違う葉っぱなど・・同じ素材を使っていても表現する物は全く違っていて、子どもたちの頭の中を覗いているようです♪

いつでも手に取って楽しめるように、保育室の“作りコーナー(子どもたちが命名しました。)”に秋の自然物も仲間入り。

自然物に触れながら“秋”をたくさん楽しんだ子どもたちは、担任が指定した “秋のもの”をテーマに、新しいチームの名前決めに挑戦しました。

その様子は第2段でお伝えします。おたのしみに♪

まもなく開園!『そらぐみ動物王国』 NO、3  5歳児そらぐみ

さて、第3回目は“ペンギンチーム”です。

「ペンギンがつくりたいなぁ」「ペンギンのおやこをつくりたいよね」と話していたペンギンチーム。

ペットボトルに新聞紙や更紙を巻いて、ペンギンの形作りをはじめました。ペンギンの顔の形も自分たちで考えて新聞紙を丸めて成型していきます。

しかし、お部屋にあったペットボトルは1本。「ペットボトルがたりないね」「おやこをつくりたいのに」そこでまずは、こども園中をペットボトル探しに出発。いろんなクラスの先生たちに聞いてみたものの、空のペットボトルは見つかりません。

ある先生は「お家にあったら、持ってくるね。」と話してくれたり、ペンギンチームのみんなも「わたしのおうちにないか、さがしてみるわ。」「おかあさんにきいてみる。」と話しクラスのみんなにも呼び掛けていました。

次の日さっそく「1ぽん、おうちにあったよ」と持ってくる姿がありました。ペットボトルだけでなく「クチバシとかにつかう、ダンボールももってきた。」と自分で考えて用意する姿も見られました。

そうしてまずは3羽のペンギンが形になってきました。「これで、おとうさん、おかあさん、こどもができるね。」

「からだのつぎは“て”をつくりたい」

その何気ない一言からクラスに疑問が広がりました。

「ぺんぎんの“て”?」「あれは“はね”じゃないの?」「だってペンギンは“とり”だもん」「でも、およぐときにつかうから“ひれ”かもしれないよ?」

自分たちが作ろうとしているペンギンの“あの”部分は果たして『手』なのか『羽』なのか『ヒレ』なのか…疑問は膨らむばかり。お部屋にある図鑑で調べてもなかなか見つかりません。保育者も一緒になって調べる中でやっと、『翼』と書かれているページを見つけました。「つばさ、なんや。」「とべないけどつばさなんだね」「やっぱり、とりだから?」と話し、翼の大きさを調べて測り、両翼の大きさをしっかりとそろえて切っていく作業に取り掛かりました。

色塗りも慎重に…「しろとくろがまざって、むずかしい」「ねずみいろになっちゃうな」塗っては乾かして、乾いたらまた塗って、納得がいくまで丁寧に仕上げていきます。

そうして、はじめの3羽が形になってきたころに「おうちにあったよ」と追加のペットボトルを持って来る子の姿があり、違うクラスの先生も「ペットボトルまだ必要かな?」と、お家から持ってきてくれました。そのおかげで、もう3羽のペンギンを作ることができ、全部で6羽のペンギンが生まれました。

「ペンギンといえば、こおりやゆきがいるよね。」「みずもいるよ。およぐもん。」「こおりのすべりだいをつくろうよ」「てんじょうからつるして、ゆきをふらせたいなぁ」「あとは、みずがもれないように“ガラス”がいるね。」と周りにあるものもイメージしながら、ペンギンワールドが作られている最中です。

6羽のペンギンたちの紹介には名前や“何月生まれか”が書かれています。もしかしたら、お客さんと同じ月に生まれたペンギンもいるかもしれません。探してみてくださいね。ペンギンコーナーにお立ち寄りの際はぜひ、みんなが悩み、一生懸命調べた“泳ぐための翼”にも注目してご覧ください。

次回で動物たちの製作過程の紹介も最後のエピソードになります。

最後は超大型鳥類、クチバシの先端から尾まで1,4~1,7メートルの2羽の『モモイロペリカン』です。お楽しみに。