まもなく開園!『そらぐみ動物王国』 5歳児 そらぐみ
10月26日に『神戸どうぶつ王国』に秋の遠足に行ってきたそらぐみさん。
動物たちを見てたくさんの気づき、心動かされる経験を友だちと共有しました。
その経験を通して「どうぶつえんをつくりたい!」という声がみんなの中からあがりました。 そこで、どんな動物を作ってみたいかクラスで相談し、4つの作りたい動物チームに分かれて、それぞれ担当する動物を製作中です。
チームごとの製作過程をお伝えします。
まずは【ニシキヘビチーム】
「へびってながくてすごかったなぁ」「うん、ながくて、ふとかったよね」
と“長さや太さを表現したい”思いが強く伝わってきました。
そこで、はじめに長さしらべをしてみました。図鑑で調べてみると…
「4メートルやって!」「どう?」「3にんならんでもまだたりない」「せんせいよりながい!」「えー、こんなにながいの?」
この長さをどうやって作ろうか考えたヘビチーム。
「ダンボールをつなげてみる?」「でもさ、それじゃ”ふとさ”はどうやってするん?」 「ダンボールをまるくしたら…」「ダンボールはかたいからむずかしいとおもうなぁ」
そこで担任からも少し提案をし、大きな“米袋”を切り開き中に丸めた新聞紙を詰めて繋げました。
「これ、のりまきみたいやな」「ながさ、これくらいかな?」「もう1ぽんつくらないと」「お、ふとさいいやん」
長さも太さも意識して作ります。
土台ができると、模様付け。4メートルのハトロン紙(手芸の型紙用の紙)に指でペインテイング。
「いろは、きいろとしろやな。」「めっちゃながいから、ぬるのもたいへんや~!」
頑張って塗った4メートルの”ヘビ皮“を乾かしてから丁寧に巻きます。(「こんどはたまごやきやな~」と、作りながら大笑いでした。)
こうしてだんだんと形になってきました。
すると「へびってちょっとツルツルしてるよね。」と気付いたヘビチーム。そこで、ラップを巻いてみよう!と、ラップを使いヘビのテカリを表現しました。
長いヘビのからだができてくると
「おぉー!だいぶできた!」「かおは、どうする…?」
迷った時には図鑑や写真とにらめっこ。“本物みたいに作りたい”という、ヘビチームの思いから“大きさや太さは本物みたいかな?”“色はどうかな?”と、一つ出来上がるごとに相談し合って進めていきます。
「くちはおおきいし、ベロはほそくてながいね。」「めは、よくみるとまんなかがくろくて、まわりはちゃいろいね。」
口は、紙コップを工夫して、目の中も良く見て描いていきます。
そうしてできた顔は、そらぐみのみんなから「へびのかおほんとうに、こわいわ。」「たべられそうやな。」「ほんものみたい。」「めがこわいんやな!」と大好評です!!
ビルマニシキヘビは“るる”と名付けられて、そらぐみの木に巻き付いています。
「ここでしゃしんをとったらいいね!」「うん、それがいい!」
と話すヘビチームの姿があり、ここは動物園の中のおすすめフォトスポットになりそうです!!
もし『そらぐみどうぶつ王国』にお越しの際に”ニシキヘビ“について知りたいことがあったら、飼育員さん(製作者)の写真がニシキヘビの上に乗っていますので、お気軽にお声掛け下さいね。
次回は【レッサーパンダチーム】の様子をお伝えしたいと思います。
お楽しみに♪
2022年12月2日 1:43 PM | カテゴリー:子育てひろば・園庭開放について | 投稿者名:hiyoshi