【年長組】合宿2025 1日目

7月18日、19日年長組の合宿が行われました。昭和35年からかもいようちえんで行われている保育のひとつです。かもいようちえんではお泊り保育ではなく『合宿』と言っています。全てが豊かな条件ではなく、必要最低限の生活を通して自立心や豊かに物がなくても楽しく生活が出来るという体験をねらいとしています。「パジャマ、○○なんだ」「リュック出来たよ!」「なんだか楽しみになってきた」等と楽しみにしていた子ども達です。そんな子ども達の1泊2日の様子をお伝えします。 天候にも恵まれ、全行程を無事に行うことが出来ました。

お家の方の手作りの大きなリュックと保育で作った麦わら帽子(合宿を頑張れる魔法の帽子です(*^-^*))で登園です。お荷物部屋に荷物を置いて、ホールに集まります。

園長先生と挨拶をし、「1泊2日、楽しもう!」と子ども達。美味しいごはんを作ってくれるKamoサポさんにもご挨拶。前日、年中さんから「合宿で食べてね」ともらったきゅうり、ピーマンもお願いしました。

班のメンバーと先生の紹介です。前日、先生から一人ひとり班を聞いていた子ども達。誰と同じ班なのかはお互い知りません。ドキドキワクワクの子ども達でした。紹介の後は、食事のお当番決めです。お昼ごはん、おやつ、夕ごはん、朝ごはんの4回のお当番を話し合って決めます。

最初のプログラム。『運動あそび』です。班対抗で綱とりをしました。白熱していた子ども達。優勝は2班さんでした。

最初の食事、お昼ごはんです。お当番さんがテーブル、いすを必要な数を準備します。「班の仲間と先生を合わせていくつ必要かな?」先生の問いかけに数を数え、準備をしていた子ども達です。準備が出来ると、班の仲間もホールにやってきてお昼ごはんの時間です。苦手な野菜にも挑戦しました。

昼食後は2つめのプログラムの『海水浴』水着に着替え、観音崎の海に行きました。ライフジャケットを着て、泳ぐことにもチャレンジです。最初は怖がっていた子も後半は…。短時間の上達に驚きです!ゴムボートにも乗り、大満足の子ども達でした。Kamoサポさんが見守ってくれている中、思いっきり海水浴を楽しみました。

思いっきり海水浴を楽しんだ後はおやつの時間。ドーナツをいただきました。あっという間におかわり分もなくなりました(*^-^*) おやつの後、少し休憩をして園庭で自由遊びを楽しみました。

夕ごはんの時間です。お当番さん準備をし、頂きます。和ろうそくが灯り、幻想的な雰囲気の中でカレーライスを頂きました。年中さんからもらったきゅうりは塩もみ、そしてピーマンはカレーの中に。「おいしい~」とおかわりをしている子も(*^-^*)

この日最後のプログラム『キャンプファイヤー』子ども達が楽しみにしていたひとつです。火の神様からお手紙が届き、火の神様の使いが『火』を届けてくれました。たいまつに願いを込め、燃やすと願いが叶うという神様の言葉に班の仲間と願いごとを相談しました。そして神様の火をたいまつに移し、やぐらに点火。燃える様子をじっと見つめ、夕食の時の和ろうそくとの燃え方の違いに気づいた子も。火の灯りで明るくなった校庭でダンスやゲームを楽しみました。神様から火の大切さや危険な事もあることを教わった子ども達です。

幼稚園に戻り、就寝準備です。パジャマに着替え、歯を磨きます。その後、ホールにお布団を敷いてもらいました。園長先生とおやすみなさいの挨拶をして、1日目が終了です。たくさん遊んだ一日。ほとんどの子がすぐに寝入っていました(*^-^*)

盛りだくさんの一日目。色々な場面で頑張りを見せてくれた子ども達です。2日目の様子も後日、お届けします。次回の更新もお楽しみに…。