リズム発表会舞台づくり♪

2月15日(土)に行われるリズム発表会。年長さんのこれまでの経験から園内に発表会の話題も増えてきたこの頃です。そんな流れの中で、今日、発表会の舞台づくりが行われました。
かもいようちえんでは、行事は生活(暮らし)の延長線上にあるとの考えのもと、この舞台づくりをはじめすべてが子ども達の手によって行われます。自分たちのアイディアで生まれてきた演劇や歌を自分たちの手で作り上げた舞台で披露するのです。会場の広さなどにおいてご不便をおかけすることもありますが、子ども達の作り上げた『本物』の迫力を間近でご覧いただき、温かい拍手を送って頂けることを願っております。

先週の1月24日(金)、年長さんから年中さんや年少さんに舞台づくりのお話があり、下準備(テーブル運び)を行いました。その準備が整っているホールに子ども達が集まってきました。

『がんばるぞーーーーー!』『おーーーーー!』

年長さんが考え、決めた役割分担を共有し、活動がスタートします。
年長さん・・・舞台の土台となる机を組み立てていきます。
年中さん・・・土台を固定するスズランテープを決められた長さにカットします。
年少さん・・・年中さんから年長さんへスズランテープを運びます。
たんぽぽさん・・・外あそびをしながらその雰囲気を感じ取り…。

年長さんは、必要な机の枚数(何枚・何列)を確かめながら取り組みを進めていきます。このような活動の中には数や量といった知的な刺激が多く含まれています。それは年中組や年少組も同様で、同じ長さとの比較や何本切ったという暮らしの中にある『数・量に対する感覚』を豊かにしていきます。

決めたサイズに机が並ぶといよいよ舞台の固定が始まります。机の下にもぐりしっかりと固定していきます。
※この固定は先生たちが一つひとつ確かめています。

年中さんが切っているスズランテープの色は結ぶ場所ごとに色分けされています。
机の横ラインを結ぶのは赤色、縦ラインを結ぶのは青色、階段代わりの椅子を結ぶのは緑色…。
こんな工夫で、固定していない部分が出ることを防いでいます。

少しずつ舞台の形が見え始めました。もうすぐ完成…?

全てのテーブルが固定され、階段を作っています。
この階段が出来上がれば舞台の土台が完成します。残りの活動をみんなで見守っています。

お昼ごはんの時間になったところで、舞台の土台が完成しました。残るは先生たちが補強用の板を乗せ、固定をしたら完成です。幼稚園のみんなの活動はここまでです。よく頑張って立派な舞台が出来上がりました。

クラスごとに順番に舞台に上がり『できた!』の喜びをかみしめるみんなでしたね。
これから発表会に向けての取り組みも活発になることでしょう。Instagram・こちらのホームページ共にどうぞお楽しみにしてください。
次回の更新もお楽しみに!