作品展その後…その1 みんなで作品展

先日の公開通り、作品展当日は多くの保護者の皆様やお客様にたくさんの作品をご覧いただくことが出来心より感謝しております。10数年前までは、これで作品展は終了。と同時に片付けが始まっていました。しかし、かもいようちえんの行事は生活の延長線上にあることという考えのもと、現在は作品展当日のままに翌週を迎えます。そこで過ごす子ども達の様子とは?作品展を終え、週が明けた子ども達だけの作品展の様子をお伝えします。ごゆっくりお楽しみください。

登園すると「今日もさくひんてーん!」と年長さん。これまでの経験から、幼稚園がそのままになっていることは予想通りなのでしょう。しかし、今年初めて経験来たお友達はびっくりしたのではないでしょうか?園内に入ると自分のクラスをそっと覗き『入っていいのかな?』の表情。
お兄さんお姉さんに声をかけてもらい安心したお友達もいたようです。
お友達と、自由にクラスの見学をして回り「〇〇ちゃんのかわいい!」「これ〇〇だ!」と当日以上に作品を見つめる姿が多くありました。

お気に入りの作品を見つけたり、年長さんの粘土の前で同じ表情を作ってみたり…。この経験は『作品を見る(鑑賞)』ことを学ぶ大切な機会にもなっています。

一人でじっくりと見つめる子、友達と話をしながら順にクラスを回る子、先生と感激を共有する子…。作品の楽しみ方はそれぞれです。玉田多紀さんのダンボール作品を見つめる子ども達もたくさん。70年目の節目の年に子ども達の心に素敵な思い出が生まれたことと思います。

ホールの合作を見学しながら自然に始まったのは『ハッピーバースデーの歌』です。ケーキを囲み、元気な声が響いてきました。幼稚園のお誕生日をお祝いしてあげたいという子ども達の気持ちが大いに膨らんで迎えた合作活動がこのような姿となっても表現されていたことが何よりもうれしく感じられました。

作品展の余韻はまだまだ続いていきます。次回の更新もどうぞお楽しみにしてください。
現在、KamoiDaysMovieに70周年記念動画の公開中です。創立当初の貴重な写真や園長先生のインタビューなどがご覧いただけます。ぜひお楽しみください。